そんの山あり谷ありAustralia日記 -5ページ目

再会。

カジノのカクテルパーティーで

バッタリ会いました。

6年前、ワーホリ時代に1年間働いてたジャパレスの

オーナー夫婦、SさんとCさんに♪


カジノによく行ってるってのは、聞いてたけど。

VIP客だったとは。

そして、このオーナーは、私のリファレンス(レフリーともいう。)

になってもらってます。

日本で言う、推薦人、保証人みたいなものです。


オーストラリアで就職しようとしたら、

このリファレンスになってくれる人物が絶対必要。


履歴書に、最低でも二人以上の推薦人の名前を書かないといけない。

だいたい、前職の上司や、取引先の偉い人、

肩書き、役職がある人がいい。

これがないと就職は難しいらしい。



この夫婦は、チャイニ-ズマレーシア人。

奥さんは、「そん、ここで働いてるの~!」ってびっくりしたけど、

旦那さんは、私がカジノで働いてることは知っていた。


前に、ここのカジノで、面接突破したあと、

私のバックグラウンドチェックがあって、

やはりカジノから、Sさんのところに電話があったらしい。



その時の様子はこちらの記事 で。


「”そん”という人物を採用する方向ですすめてますが、

どういう人物ですか??仕事はちゃんとしますか?」

なんて、質問受けたから、

「すっごいテキパキ働くし、覚えはいいし、

言った事はきちんとこなすし、時間は守るし、明るいし。 

いい子ですよ、この子は!」

と、褒めちぎりまくっておいてくれたそうです。

ほんとは、全然そんなこと無いんですがね~。

まぁ時間は守ったかな、って日本人なら普通のことですよね。


ありがとうごさいます、Sさん。

ワーホリの間、1年間真面目に働いた甲斐があった。

周りのワーホリの子達が、数週間や1ヶ月で簡単に辞めていく中…。

私は、丸一年続けて。

当時、ワーホリは一つのところで、3ヶ月しか

働いたらいけなかったんですがね。。。。

まぁでも、当時は、キャッシュペイが当たり前の時代だったから。

何でもあり。中には、学生ビザ切れて観光ビザ状態で働いてる人も、

結構いたし。もう、7年前か…、はや。


ワーホリ時代に会った、

この都市も、Sさんの店も、居心地がよかったからずっといちゃった。

おかげで、すっごい仲良くなったし、好印象を残して行ったから、

今回、帰ってきてレフリーお願いしたときも、

あっさりOKしてくれた。


そして、AUSに戻ってくるときも、

また同じ都市に戻るか、メルボルンに行くか迷ったけど、

こっちに戻ってきてよかったな。


今度、ゆっくりSさんのお店に、食事に行こうっと♪

昨日は仕事中、しかもクラブうるさくてよく喋れなかったんで

きちんと、挨拶しに行ってこよう!


世の中甘くない

バブルかここは!

今週は、木、金、土と、コンプレックスで仕事。




カジノ、ホテル、劇場、コンベンションセンター、クラブ、ドームが

一緒になった大型コンプレックス。




私の仕事は、ウェイトパーソンのカジュアル。

どこのレストラン所属って、決まってなくて

毎回いろんなところに配属されます。


でも、だいたいが、コンベンションセンターのファンクション、

大型パーティー?宴会場です。

一番最初、出勤したのは、


700人ぐらいのお客さんの集まったパーティ。

スタッフも5,60人はいたかな。


コース料理のときは、出して片付けて、また出して、

ドリンクの世話もして、ってきついけど、

ビュッフェのときは、ドリンクだけ出してればいいので、

そこまできつくない。






そして、今週末の三日間は、

インターコンチネンタルホテルのVIPファンクション配属だったので、

VIPのお客さんばかり来るんだ。。。恐いよ~。

VIPのお客さんなら、新人の私なんて送らずに、

それなりの経験の長いスタッフ送れよ~って、


えらい心配してたのに。


実際行ってみると、


ユニフォームはキラキラしたベスト着させられて、

(マジシャンみたいな格好です。)

連れて行かれた場所は、クラブ☆




なんとクラブでのカクテルパーティーでした。

心配して損した。

そこで、フードサービス係り。


お客さんは、カジノである一定以上のお金を使って遊ぶ、

VIPのお客さんたちだけに用意されたカクテルダンスパーティらしく。

飲み物無料。そして、軽食も無料っていうか、

全部、込みこみ。




私は、そこのパーティで、

軽食やら、デザートをトレイに載せてホールを、


ウロウロする係りでした。


いえ、食事をサービスする係りでした☆




正直…楽勝すぎです。

前働いてたジャパレスの1/10ぐらいの仕事量。




これで、1時間25.5ドルもらえるなんて、、、ここおかしいよ。

しかも、パーティー会場には、ろくに仕事してない

スーツ来た正社員スタッフがウロウロ。

間違って、こちらいかかがですか?なんて声かけたら

フロントの社員だったり。






日本なんて、人員削減やら派遣ギリなんて、言ってるし、

実際、AUSの街中のレストランでは、


最低人員でレストラン廻してるところ

なんて沢山。

それに比べて、ここは。。。。

遊んでるスタッフがゴロゴロ。




私も実は、6時から仕事開始だったのに、

実際作業始まったのはOPENした7時から。

それまでは、ただ持ち場にじっとして、他のスタッフとおしゃべりしたり。

無駄にウロウロしたり。。。遊んでました。

それでも、給料はちゃんともらえる。


こんなんでいいのか??


日本も、バブル全盛期は会社に遊んでる社員がゴロゴロ居て、

仕事しなくてもできなくても、給料もらえて、昇給もした。




ここのコンプレックスは、相変わらずそんな感じ。


雇われてる側は、たいして仕事せずに

お金貰えるにこしたことはないけど。

なんか、恐ろしい。

このコンプレックスだけは、未だにバブルだ。




働いてるスタッフ(正社員を除いては)、

何かに長けてるわけでもなく、ホスピタリティのプロでもなく、

ウェイトレスの仕事がテキパキできるわけでもなく、

見てくれがいいわけでもなく

(ムスっとした、無表情の感じの悪い中国人ギャルが結構います。)

ただただ、ラッキーなだけの人達です。






前に、ここで働けるようになったのは、抽選で選ばれた、って

冗談で言ってたけど、

ここで働いてる人は(私を含めて)、

ほんとうに抽選で選ばれたとしか思えない。




選ばれる基準が全然読めない。






やっぱり、日本食レストランと併用しておかないと、

このコンプレックスだけに没頭してると、

ちょっと頭おかしくなりそう。




日本食レストランで、一日の売り上げ気にしながら、

小さなサービスをコツコツ続けて、1ドルでも多く売り上げる。

そうやって現実も見ておかないと。

バブルに飲み込まれちゃうよ~。