ヨーロッパリーグ結果速報(4月9~16日) pt.1 | 欧州野球狂の詩

欧州野球狂の詩

日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪

フランスリーグ(第2~3節)

 

第2節

ルーアン・ハスキーズ8-1モンティニー・クーガーズ

ルーアン・ハスキーズ9-0モンティニー・クーガーズ

サヴィニー・ライオンズ0-12セナート・テンプライアーズ

サヴィニー・ライオンズ4-18セナート・テンプライアーズ

サンランベール・ダックス0-12モンペリエ・バラクーダーズ

サンランベール・ダックス0-21モンペリエ・バラクーダーズ

パリ大学クラブ4-1クレアモント・アルヴェーヌス

パリ大学クラブ4-1クレアモント・アルヴェーヌス

 

第3節

ルーアン・ハスキーズ5-3サヴィニー・ライオンズ

ルーアン・ハスキーズ1-0サヴィニー・ライオンズ

セナート・テンプライアーズ11-0モンティニー・クーガーズ

セナート・テンプライアーズ8-9モンティニー・クーガーズ

モンペリエ・バラクーダーズ13-8パリ大学クラブ

モンペリエ・バラクーダーズ13-1パリ大学クラブ

クレアモント・アルヴェーヌス4-3サンランベール・ダックス

クレアモント・アルヴェーヌス11-9サンランベール・ダックス

 

 フランスリーグ第2節及び第3節は、第3節のテンプライアーズ‐クーガーズ戦を除く全カードがスイープという結果となりました。首位ハスキーズはクーガーズ及びライオンズを下し開幕から6連勝。対ライオンズ2回戦は、ジーン・グラナドス(ハスキーズ)とギデオン・コステ(ライオンズ)の両先発による投手戦となりましたが、9回裏に先頭のマキシム・レフェブレがサヨナラ弾を放ち、ハスキーズに白星をもたらしています。

 

 開幕から6試合を終えた時点で首位は全勝のハスキーズ。1ゲーム差の2位でバラクーダ―ズとテンプライアーズが追っている状況です。新規昇格のダックスはここまでリーグ唯一の全敗。昇格組が苦戦を強いられるのはヨーロッパ球界の常ではありますが、ここまでは苦しい状況が続いています。

 

ソース一覧

http://www.mister-baseball.com/results-french-division-april-9-2017/

http://www.mister-baseball.com/results-french-division-april-16-2017/

 

ドイツリーグ(第2~3節)

 

第2節

7日

南地区

レーゲンスブルグ・レギオネーレ3-18ハイデンハイム・ハイデコッフェ

マンハイム・トルネードス11-10マインツ・アスレチックス

 

8日

北地区

ドーレン・ワイルドファーマーズ6-3ドルトムント・ワンダラーズ

ドーレン・ワイルドファーマーズ15-3ドルトムント・ワンダラーズ

ボン・キャピタルズ10-0ハンブルグ・スティーラーズ

 

南地区

レーゲンスブルグ・レギオネーレ0-6ハイデンハイム・ハイデコッフェ

ハー・ディサイプルズ14-8バッド=ハンブルグ・ホーネッツ

ハー・ディサイプルズ13-0バッド=ハンブルグ・ホーネッツ

マンハイム・トルネードス1-2マインツ・アスレチックス

 

9日

北地区

ボン・キャピタルズ2-0ハンブルグ・スティーラーズ

ザールルイ・ホーネッツ1-12シュツットガルト・レッズ

ザールルイ・ホーネッツ2-12シュツットガルト・レッズ

 

第3節

15日

北地区

ハンブルグ・スティーラーズ12-0ケルン・カージナルス

ハンブルグ・スティーラーズ10-0ケルン・カージナルス

 

南地区

バッド=ハンブルグ・ホーネッツ2-15レーゲンスブルグ・レギオネーレ

バッド=ハンブルグ・ホーネッツ0-9レーゲンスブルグ・レギオネーレ

マンハイム・トルネードス6-13ハイデンハイム・ハイデコッフェ

シュツットガルト・レッズ5-12ハー・ディサイプルズ

マインツ・アスレチックス19-0ザールルイ・ホーネッツ

 

16日

北地区

ドルトムント・ワンダラーズ4-3パダーボーン・アンタッチャブルス

ドルトムント・ワンダラーズ0-5パダーボーン・アンタッチャブルス

ゾーリンゲン・アリゲーターズ0-2ボン・キャピタルズ

ゾーリンゲン・アリゲーターズ1-17ボン・キャピタルズ

 

南地区

マインツ・アスレチックス19-3ザールルイ・ホーネッツ

マンハイム・トルネードス3-9ハイデンハイム・ハイデコッフェ

 

17日

南地区

ハー・ディサイプルズ10-0シュツットガルト・レッズ

 

 ドイツリーグでは第3節までを終え、南地区のハイデコッフェの勢いが止まらない状況となっています。第2節では、南地区最大のライバルであるレギオネーレを2試合続けて撃破。第3節でもトルネードス相手に打ち勝ちました。そのトルネードスは、第2節の対アスレチックス1回戦で驚異の大逆転劇を展開。9回表の時点で0-10と大量リードされていたのを、わずか1イニングで11得点を奪ってひっくり返してみせました。最後はドミニク・ヘフナーのサヨナラ打で試合をものにしています(あれ、なんか似たような試合を第1節でも見たような)。

 

 一方の北地区では、第2節から登場のキャピタルズが開幕4連勝。第3節ではアリゲーターズをスイープし、今年も優勝候補に挙げられる存在として盤石の横綱相撲を見せています。一方、新規昇格組のワイルドファーマーズも奮闘中。第2節の対ワンダラーズ2連戦では、リトアニア人のエドヴァルダス・マトゥセヴィシウスが投打にわたり活躍。1回戦では投手として、2回戦では野手として勝利に大きく貢献しています。

 

 ところで、第3節のディサイプルズ‐レッズ2回戦において、7回参考ながらノーヒットノーランの記録が生まれました。ディサイプルズ先発のライアン・ボリンジャー投手が15奪三振の快投を披露、大記録を達成しています。この日は打線も相手先発のジェームズ・ジェンセン投手を7回9失点、被安打16と滅多打ちにしてKO。投打ががっちりとかみ合った一戦となりました。ボリンジャー投手、ノーヒットノーラン達成おめでとうございます!!

 

ソース一覧

http://www.mister-baseball.com/results-german-baseballbundesliga-april-7-9-2017/

http://www.mister-baseball.com/results-german-baseballbundesliga-april-15-17-2017/

 

チェコリーグ(第2~3節)

 

第2節

7日

オリンピア・ブランスコ1-2フロッシ・ブルノ

ドラッシ・ブルノ6-3コトラーカ・プラハ

オストラヴァ・アローズ7-1テンポ・タイタンズ

 

8日

コトラーカ・プラハ0-7ドラッシ・ブルノ

スコカニ・オロモウツ2-1プラハ・イーグルス

オストラヴァ・アローズ10-5テンポ・タイタンズ

フロッシ・ブルノ4-3オリンピア・ブランスコ

スコカニ・オロモウツ1-8プラハ・イーグルス

トレビシ・ニュークリアーズ0-3テクニカ・ブルノ

 

9日

テクニカ・ブルノ5-0トレビシ・ニュークリアーズ

 

第3節

12日

プラハ・イーグルス7-21ドラッシ・ブルノ

 

14日

オリンピア・ブランスコ0-4トレビシ・ニュークリアーズ

オストラヴァ・アローズ7-4コトラーカ・プラハ

ドラッシ・ブルノ8-5プラハ・イーグルス

 

15日

オストラヴァ・アローズ23-13コトラーカ・プラハ

フロッシ・ブルノ4-8スコカニ・オロモウツ

フロッシ・ブルノ1-2スコカニ・オロモウツ

ドラッシ・ブルノ4-3プラハ・イーグルス

テクニカ・ブルノ16-1テンポ・タイタンズ

トレビシ・ニュークリアーズ1-6オリンピア・ブランスコ

 

16日

テクニカ・ブルノ12-6テンポ・タイタンズ

 

 チェコリーグでは、今年も王者ドラッシが好調。第3節までを終えて7戦全勝としています。第2節ではコトラーカ相手に2戦続けて快勝、イーグルスとの3連戦となった第3節でも初戦で大量21得点を挙げて圧勝するなど、勢いが衰えることはありませんでした。1.5ゲーム差の2位にはこちらも2節にわたって全勝を決めたアローズ。15日に行われた第3節のコトラーカ戦は、両チーム合わせて36得点の大乱戦となりましたが、打線の破壊力で上回り白星をものにしています。ブランすことニュークリアーズは第3節で星を分け合い、これで今シーズン全敗のチームは消滅することとなりました。

 

ソース一覧

http://www.mister-baseball.com/results-czech-extraleague-april-7-9-2017/

http://www.mister-baseball.com/results-czech-extraleague-april-14-16-2017/