現役代表選手に対する移籍支援を実施します | 欧州野球狂の詩

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日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪

 NPO法人国際野球支援団体ベースボールブリッジでは、2015-16シーズンオフにおいて下記3選手に対する日本国内球団への移籍支援活動を実施することとなりましたので、お知らせいたします。

(1)ダニエル・サンチェス(Daniel Enrique Sanchez Reyes)
生年月日: 1988年11月14日(28歳)
身長: 165cm 体重: 65kg
出身: ベネズエラ・ボリバル共和国スリア州マラカイボ市
国籍: スペイン/ベネズエラ(二重国籍)
投打: 右投右打
守備: 内野手(二塁、遊撃)
所属: ゾーリンゲン・アリゲーターズ(ドイツ)
2015年度成績(22試合): 打率.405、出塁率.515、長打率.585、6二塁打、1三塁打、2本塁打、21打点、8盗塁、3失策、守備率.961
代表歴: スペイン(2007年IBAFワールドカップ台湾大会、2008年北京五輪世界最終予選、2009年IBAF ワールドカップ欧州大会、2014年欧州選手権チェコ・ドイツ大会)

選手紹介
軽快かつ堅牢なディフェンスを武器に、欧州や世界レベルの国際大会で最優秀守備選手賞を総なめにしてきた、欧州球界屈指の守備職人。打席では安定感と確実性、勝負強さも取り柄とする。

ダニエル・サンチェス

(2)ファン・マルティン(Juan Francisco Martin)
生年月日: 1990年5月12日(25歳)
身長: 183cm 体重: 91kg
出身: アルゼンチン共和国ブエノスアイレス自治市
国籍: アルゼンチン
投打: 右投右打
守備: 捕手、内野手(一塁)、外野手(左翼)
所属: マンハイム・トルネードス(ドイツ)
2015年度成績(28試合): 打率.375、出塁率.402、長打率.475、7二塁打、1三塁打、1本塁打、23打点、1盗塁、2失策、守備率.992
代表歴: アルゼンチン(2011年南米選手権アルゼンチン大会、2012年南米選手権エクアドル大会、2013年南米選手権チリ大会、2015年南米選手権ブラジル大会)

選手紹介
2012年よりアルゼンチン代表の主将に就任し、チームを3度の南米王者に導いた強打の捕手。今季は打率.375の活躍でブンデスリーガのオールスターにも出場を果たし、名実ともにドイツ球界を代表する捕手の1人となった。

ファン・マルティン


(3)マニー・ヘルナンデス(Manny Alfredo Hernandez)
生年月日: 1992年4月19日(23歳)
身長: 189cm 体重: 86kg
出身: グアテマラ共和国グアテマラ県グアテマラシティ市
国籍: グアテマラ
投打: 右投右打
守備: 内野手(三塁)、外野手(中堅)
所属: フリーエージェント(元ボルティモア・オリオールズ傘下)

選手紹介
強肩強打を売りとする、オリオールズの元プロスペクト(若手有望株)。オリオールズ退団後はメキシコで腕を磨き、2014年に参加した同国のチワワ独立リーグでは、僅か180打席で16本塁打を放つ活躍を見せた。グアテマラ野球連盟の肝いりにより支援実施が決定。

マニー・ヘルナンデス

 マルティンはレイズ、ヘルナンデスはオリオールズの傘下でプレーした経験があり、その後欧州と中南米で腕を磨きました。サンチェスはベネズエラ生まれながら欧州で名をあげ、今やドイツやスペインはもとよりヨーロッパ全体でも最強クラスのセカンドに成長。本人は昨オフの段階からベースボールブリッジにコンタクトしており、満を持しての日本挑戦となります。

 今回の3名には、来年2月13日にロッテ浦和球場にて開催予定の、ルートインBCリーグのトライアウト受験を目指してもらうことになります。今後、来日に必要な渡航資金及び滞在費の調達に全力を挙げていくことになりますが、非常に高額なコスト(3名合わせて50万円の出費を見込んでいます)がかかるため残念ながらベースボールブリッジ単体ではねん出が不可能な状況です。そのため、弊団体では皆様からの寄付をお願いしております。少額でも構いませんので、なにとぞご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。振込先口座は下記の通りとなります。

三井住友銀行市川支店 店番700 普237745 「NPO法人国際野球支援団体ベースボールブリッジ」

※各種お問い合わせはinfo@baseballーbridge.orgまでお願いいたします。

 なお、その資金協力の第一弾として、当団体会員の中西弘一が所属する大阪市の草野球チーム「STRANGERs(代表: 佐々木将司様)」「アルフォート(代表: 高島大輔様)」の2チームより、それぞれ一口(1万円)ずつのご寄付を本日(12/27)頂戴いたしました。両軍の代表者様及びチーム関係者の皆様には、この場を借りて会を代表し厚く御礼申し上げます。提供いただいた資金は、選手渡航費、滞在費及びその他各種必要経費の一部として有効に活用させていただきます。

 本プロジェクトの目的は、「新たなステージでの挑戦を望む者に、そのチャンスを提供すること」です。実際に彼らが合格し契約まで至るか否かは我々にはコントロールできませんが、仮に結果がホームランにせよ三振にせよ、まず打席に立たせてやりたいというのが会員一同共通の思いです。今後ともベースボールブリッジへの温かいご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

NPO法人国際野球支援団体ベースボールブリッジ
代表 田中亮多