ヨーロッパ球界関連情報 | 欧州野球狂の詩

欧州野球狂の詩

日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪

(1)ケビン・フェアリースがケルン・カージナルスに復帰

 ドイツ・ブンデスリーガ北地区のケルン・カージナルスが、ケビン・フェアリース内野手(32)がチームに復帰すると発表しました。


 オランダ出身のユーティリティプレーヤーであるフェアリースは、2005年から2008年までの4年間カージナルスでプレー。その後プルハイム・ゴファーズを経て、ドルトムント・ワンダラーズに移籍していました。昨季は14試合出場で打率.240、出塁率.321、長打率.300、8得点、4打点をマーク。久々にプレーするカージナルスでは、守備固めやスポット的な先発出場などで出番がありそうです。


ソース:http://www.mister-baseball.com/kevin-faries-returns-cologne-cardinals/


(2)ジャスティン・キューンの弟がマンハイム・トルネードスへ

 同じブンデスリーガのマンハイム・トルネードスが、新加入選手としてスペンサー・キューン投手(22)と契約したことを発表しました。


 昨季ドイツ王者のレーゲンスブルグ・レギオネーレでプレーする、ジャスティン・キューン投手の実弟であるスペンサーは、最速90マイルの速球を投げる右投手。アイオワのダブキュー大学時代は、公式戦で打率.300を記録するなど野手としても高い能力を発揮してみせました。一昨年のWBC予選ではドイツ代表の一員としてもプレーした兄のように、リーグを代表する投手になれるかどうかに注目したいところです。


 トルネードスは今オフ、コディ・パケット新監督やマテオ・ディアンジェロ投手、エマニュエル・フェブレス内野手といった新戦力を補強。スペンサーは今オフ3人目の補強選手となります。また、先日球団ではフロントの新たな人事を決定。ペーター・エンゲルハルト氏が新球団代表、ミヒャエル・フライエンシュタイン氏が新GMに就任することも決まりました。


ソース:http://www.mister-baseball.com/mannheim-tornados-bring-spencer-kuehn/


(3)ファビオ・ミラノが仕事のためボローニャを退団

 イタリア代表のベテラン左腕であるファビオ・ミラノ投手(36)が、所属するUGFフォルティチュード・ボローニャ1953を退団することになりました。


 ミラノは退団の理由について、アメリカでの野球以外の仕事のオファーがあったことから、イタリア国内でのプレーができなくなってしまったと説明。ただ、レギュラーシーズンでのプレーは叶わないものの、プレーオフではチームのためにプレーしたいという意思はあるようで、今シーズンは新しい勤務先となるシカゴ近辺のセミプロリーグに加わって、ポストシーズンでの登板の機会を待つ意向だということです。


ソース:http://www.mister-baseball.com/fabio-milano-longer-bologna-moves/