フランス女子野球支援プロジェクト、詳細発表します | 欧州野球狂の詩

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日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪

 以前書いたこちらの記事 でもご紹介した、フランス人女性右腕のメリッサ・マヨックス投手。今回、彼女に対する数々の支援活動を手掛けている、フランス1部リーグ、サヴィニー・ライオンズの池永大輔監督と、池永さんも所属する株式会社MAPの稲葉尊治専務取締役から直々に許可を頂き、彼らの活動についての詳細をこのブログにて告知させていただけることになりました。以下、池永さんがご自身のブログで執筆された文章です。


(ここから転載)


メリッサに初めて会ったのは今年の5月。

地域の子供たちを私のホームグラウンドだったSavignyに集めて、数日間のキャンプをしたときでした。

そこで初めてメリッサのプレーを見て、自分は度肝を抜かれました。

すぐに動画を撮りました。

野球がメジャースポーツではないフランスで、しかも女の子でこんなにずば抜けた才能の持ち主がいたんだ・・・。

ダイヤモンドを見つけた気分でした。

それから6ヶ月が経ちましたが、今回メリッサが来日するに当たっては、直前まで実現するか微妙な状況でした。

それは彼女の家庭の経済的な問題があったからです。

自分は、このような豊かな才能を持った少女の夢を、経済的な理由だけで断念させたくない!そういう思いで彼女のお世話をすることに決めました。

今回のこの活動を通して、彼女は近い将来、日本の高校に留学をすることを決意するかもしれません。そしてその後は日本の大学、そして女子プロ野球への入団を目指すことになるかもしれません。

もしそうなった時には、再び経済的な理由が付いて回ることは間違いありません。

今回の彼女の来日費用に関しても、いまだ解決したわけではありません。

そこで、

以前から協力しますよ!とか、いつでもお手伝いしますよ!と言って下さる方も多かったので、改めてこの機会に今回のメリッサの渡航費、日本での活動費などを支えて下さる、メリッサオフィシャルサポーターを募集したいと思います。

率直に言わせて頂くと、メリッサのために募金をして頂きたいのです。

もちろん、今後のメリッサの動向については彼女と十分に話し合って決めていきたいと思いますので、必ずしも彼女が将来的に日本での活動を決めるかも不透明な部分もあります。

ですので、今回のメリッサの活動を支えるため、さらにメリッサへの応援の思いを込めて、心ばかりの募金を集められたらと思っています。

具体的に説明しますと、オフィシャルサポーターとして1口1万円を募金して頂くと、メリッサをイメージしたオリジナルデザインTシャツをプレゼント致します。
Tシャツにはこの投稿にアップした写真のロゴが入る予定です。

※大口の金額でも募集しています。その際は更なる特典が付きますので詳しくはご連絡を。

もしも募金にご協力頂ける方は、直接私にメッセージを頂ければ、振込先の口座番号や、Tシャツに関しての詳細を返信致します。

お金のことが絡むと、やや胡散臭い感じを与えるのは私自身よく分かっています。
私の『親心』に共感して下さる方だけで本当に結構ですので、ご協力頂ければと思います。

宜しくお願いします。


(ここまで転載)


 自分自身、彼女のプレーを先日間近で見ましたが、以前も書いたとおり「これ、本当に14歳の女の子が投げる球なのか!?」と仰天しました。ヨーロッパの、それもまだ中学生年代のプレーヤーたちの中に、これほどの実力の持ち主がいるということを、俺も非常に感慨深く感じています。それと同時に、「この才能の持ち主を、同じ野球ファンとして支援しないわけにはいかない」と思い、今回こうした告知に協力した次第です。ちなみに、「この投稿にアップした写真のロゴ」とは、以下の画像になります。


欧州野球狂の詩-メリッサ

 俺が今回このプロジェクトに、部分的ではあれどこうして協力する気になったのは、自分自身がかねてから提示している「野球というスポーツは、果たして世界中の国々に眠っている才能に対して、本当の意味で開かれた存在になっているだろうか」という疑問に関して、この一件がまさにその象徴といえると感じたからです。中学2年生にして、最速120㎞/hの速球を投げるメリッサのように、見る者の度肝を抜くような才能の持ち主は、それこそ世界中にいます。しかし実際には、そうした素晴らしいアスリートたちに対して、選手として開花する機会を野球が与えられる地域は、現状ごく限られたエリアでしかないわけです。


 いわゆる野球先進国といわれている国々であれば、別に現状のままでも何の問題もないかもしれません。問題は、フランス出身のメリッサのように、そうしたグループには分類されない国々で育った選手たちです。自らの出身国において、野球がスポーツとしてメジャーではないというだけの理由で、こうした才能が見過ごされてしまうことは、野球というスポーツ全体にとって大きな損失だと思います。イチロー(ヤンキース)やミゲル・カブレラ(タイガース)やマイク・トラウト(エンゼルス)のような選手たちが、こうした未知なる国から全く出てこないとは限らないからです。


 もちろん、やがては(ちょうど、俺自身がベースボールブリッジという場を通して、成し遂げようとしているように)こうした国々も、自分の手で自立した形で、選手を育てるような形ができることが理想です。しかし、現状それができていない以上は、そうした環境をつくるための活動を長期的視野で続けると同時に、今まさにプレーしているメリッサのような選手たちに対しては、日本のような先進国の人々が手を差し伸べることが、非常に重要であると俺自身は考えます。


 寄付にご興味をお持ちの方は、池永さんの公式ブログ「HOME WHERE THE BALL IS .」か、彼のFacebookページから直接コンタクトをとってみてください。寄付金の送付先などについて、詳しく教えてもらえると思います。彼女の日本でのプレーを生で目撃した1人として、俺自身も彼女の今後の成功(もし仮に、万が一野球の道を離れることを選んだとしても)を祈っていますし、それを支援する今回のプロジェクトは、何としても成功してもらいたいと思っています。是非、皆様の温かい支援をよろしくお願いします。メリッサのプレーを動画でご覧になりたい方は、以下のリンクから飛べる池永さんのYoutubeのチャンネルもどうぞ。


http://www.youtube.com/feed/UCpqD3ILemJhbgHxyTT2XOyw