IBLのオールスターファン投票が開始他 | 欧州野球狂の詩

欧州野球狂の詩

日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪

(1)イタリア

 今年、イタリア野球発祥の地ネットゥーノで、史上初めて開催されるIBLのオールスター戦。そのファン投票期間が、今日から始まりました。投票は今月12日までとなっています。


 イタリア代表―IBL選抜チームというカードで戦われるこの試合。ファンはFIBSの投票ページにて、IBL選抜側のスタメン野手9人を選び、投票します。各ポジションの最多得票選手が、7月1日の試合でスタメンを務めることになります。またIBL選抜の監督には、昨年王者であるカリパルマ・パルマの、ジルベルト・ジェラーリ氏が就任することも決定。選抜チームの投手9人と控え野手は、投票の結果を踏まえてジェラーリ監督が選抜します。


 またこの試合の前には、メジャーの球宴よろしく、ホームランダービーも開催。地元イタリアのバットメーカー「マイン」が特別スポンサーを務めるとのことです。ヨーロッパ各国から、名だたるトップ選手が集うIBL。その中でも、トップに君臨する選手たちのみが出場できるこのイベントは、まさに歴史に残るものになりそう。読者の皆さんも(機械翻訳も駆使しつつ)、その1ページに加わってみてはいかがでしょうか?ホームページはhttp://www.fibs.it まで。


(2)オランダ

 8月19日から28日まで、メキシコで開催されるIBAFU-16(16歳以下)世界選手権。スイスのローザンヌで行われたIBAFのプレスリリースで、その出場国や大会フォーマットが発表され、オランダがヨーロッパ代表として出場することになりました。


 今年で14回目を迎えるこの大会には、全部で12のチームが参加。それぞれアジア野球連盟(BFA)、米大陸野球連盟(COPABE)、欧州野球連盟(CEB)、オセアニア野球連盟(BCO)の代表として参戦します。1次リーグでは、それぞれが6チームずつの2グループに分かれ、Aグループにはアメリカ、ドミニカ、ベネズエラ、日本、インドネシア、オランダ。Bグループにはメキシコ(開催国)、キューバ、ブラジル、台湾、フィリピン、オーストラリアがそれぞれ振り分けられています。


 大会会場となるラゴス・デ・モレノ・コンプレックスは、近日行われるグアダラジャラ・パンアメリカン・ゲームズの会場としても使われる予定で、この大会を通じて、設備面のテストなどが行われるとのことです。大会についての詳細は、IBAFのホームページhttp://www.ibaf.org にて掲載される他、ライブスコアの提供もされる模様です。