リッディ、ハルマン、ファンミル、グロナウアーがマイナーへ | 欧州野球狂の詩

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 シーズン開幕に向け、選手の絞り込みが行われている大リーグ。現地16日にマリナーズ、エンゼルス、メッツがマイナー行き選手を告示し、ヨーロッパ勢ではアレックス・リッディ、グレゴリー・ハルマン(以上マリナーズ)、ローク・ファンミル(エンゼルス)、カイ・グロナウアーの4人が、今季開幕をマイナーで迎えることになりました。


 スプリングトレーニングで2本の満塁打を放つなど、8試合で打率.385、出塁率.429、長打率.846、2本塁打、8打点と活躍したリッディでしたが、三塁守備にやや不安定なところがあることから、AAA級タコマ・レイニアーズに合流することになりました。一方のハルマンは、12試合で打率.235、出塁率.278、長打率.412、1本塁打、3打点と今一つの結果。それでもリッディと同じくタコマに送られ、ともにシーズン中の昇格を目指すことになります。


 またファンミルは、1試合に登板して1/3回を投げ、被安打1、2四球、2失点(自責点1)で1敗という成績。オープン戦での出番はこの1回きりだったものの、降格が決まる前には、紅白戦でメジャー選手相手にも登板した模様です。マイナーのキャンプに送られたグロナウアーに関しては、ビザの関係で渡米が遅れていたロニー・ポーリーノが合流したため、出場機会を増やす目的での降格のよう(グロナウアーの告示は現地12日付)。


 いずれも開幕メジャーは叶わなかった4人ですが、特にマリナーズの2人は打線の強化が急務のため、早い時期での昇格もあり得るはず。これに腐らず、メジャーデビュー(ハルマンは2度目の昇格)と定着目指して、頑張ってもらいたいですね。