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システムエンジニア フリーランス 年収・やりがい・魅力・将来性

システムエンジニアの業界の優秀な社員が、フリーランスに転職していくその魅力(年収・やりがい・将来性)についての解説。

私は殆どの期間、フリーシステムエンジニアとして働いてきました。

高校を卒業して、最初の2年間だけ会社に所属して技術を身につけました。

その後、フリーエンジニアに転属したのですが、最初はアルバイトニュースで見つけた会社の契約社員でした。

その後、現場で知り合った同じフリーの人から新たに営業の方を紹介されて、条件のいいところと取引を続けてきました。

間にいくつも会社が入ってしまうと、その分ピンハネをされて、自分の手元に来る頃にはとても安い金額になってしまうからです。

なるべく多い金額をもらうためには、間に会社が入らない会社と契約した方がいいに決まっています。

金額は安いところと比較して、数十万円違ってきます。

1つの仕事が終了する1~2ヶ月前には次の仕事を探しておかなければならないのです。

数社の営業の方に声をかけるのですが、決めるのは殆ど先に話を持ってきてくれた営業の方の仕事を優先していました。

それらの会社全てと付き合いがあったため、金額で仕事を選べるということはありませんでした。

最近、私は友人からあるフリーエンジニア専門案件情報サイトを教えてもらいました。

そのサイトというのは、専属のコーディネータが複数ある仕事から経歴書に則って、適正の仕事を選んでくれて、単価も自分の希望をかなえてくれるそうです。

大体1週間以内にには次の仕事を紹介してくれるそうです。

そのため、フリーエンジニアの間では非常に人気があって、六千人の会員の約半数以上がリピーターとなっているそうです。

初めてフリーエンジニアの方には個別説明会を実施していて、わからないことに応えてくれるようです。

このようなフリーエンジニアの案件情報 サイトが前から存在していれば、私も営業にはあまり苦労しなくて済んだのではないかと思うと、非常に残念でなりません。


私がフリーエンジニアとして仕事を始めたのは20歳の時と以前お話したことがあります。

高卒でコンピュータ会社に就職をして、2年間その会社に勤めました。

その後、退職をして何をやろうかアルバイトニュースを見て仕事を探していました。

すると、コンピュータ会社の求人が出ていました。

「コンピュータ経験者優遇!月25万~50万」という広告でした。

今までもらっていた金額は税込みで13万円位でした。

そこから計算をして、ダメ元で30万と言ってみました。

相場がわからなかったからこのような金額を言ってみたのですが、即決でした。

その後、同じ立場の人と現場であった時、だんだんと相場というものがわかってきました。

私の場合、交渉すれば35万円位にはなっていたかもしれませんでした。

契約期間が終わって、契約更新の時、一揆に値段を上げさせていただきました。

今からフリーになろうとしている方はフリーエンジニア専用の案件情報サイトがあるので、妥当な金額があるので安心ですね。

これからフリーシステムエンジニアに転属をお考えの若い方もいらっしゃると思います。


気になるのが、値段を交渉する時に幾らくらい言えばいいのかですよね。


折角、安い給料にうんざりしてフリーになって余分に給料をもらおうと思っているのですから、倍以上はもらわないと割があいませんよね。


経験してきた年数にもよりますが、仮に5年位経験してきた方だったら60万円位言っておけばいいのではないでしょうか?


高いと言われれば、相手のいう値段に満足できれば、それに合わせればいいと思います。


その後、現場で同じような立場の人の話などを訊いて、もう少し単価交渉の余地があるようでしたら単価交渉をして、無理なようならそれだけ出してくれるところを探せばいいわけです。


何にしても、経験を積んで行かなければ単価交渉も難しいと思います。


プロジェクトリーダー等をやって人の面倒を見なければならないような立場になれば、さらに交渉の余地もありますし、いずれにしても経験していけば交渉できるようになってきます。



若い方で「今の収入に満足が出来ない」とか、「もっと高収入で好きな事がしたい」と思っていて、フリーエンジニアになりたいと思われている方もいらっしゃると思います。


フリーエンジニアになる人の大半は同じような事を考えて、鞍替えしてきた人が殆どです。


新入社員から2年も働けば、フリーとして使ってくれるところもあるでしょう。


確かに収入面も数倍にはなると思います。


しかし、早まってはいけません。


業界で2年程度システム開発の仕事をしたからといって、まだまだ半人前です。


この業界は常に進化していく業界なので、常に勉強です。


少なくともプロパーという形で、会社で勉強をさせていただいて、上位工程やプロジェクトリーダーの経験を身につけてからフリーに転属するようにしなければ生き残って行くことはできません。


少なくとも5年は今の会社で学ぶべきでしょう。


その後、晴れてフリーエンジニアになった後はすべて自分で新しい教育にはお金をかけて技術を身につけていきます。



そして、いつまでもフリーエンジニアなんかやっていないで、30代半ば位には自分で会社を作るなり、日頃から何か目的意識を持ちながら仕事をして自分の夢の実現をしていかなければ路頭に迷うかもしれません。


やめられた会社の方は堪ったもんじゃありませんが!!


40歳を過ぎると非常に厳しくなってきますよ!!



この業界の仕事って、自分から探しに行くとあまり単価のいい仕事には中々巡り合えません。


次の仕事を探さないでいると、ひょんなところから単価のいい仕事が舞い降りてくるということってありませんか?


私の場合、そのようなことが何回もありました。


今の現場が辛かったので、1ケ月位ゆっくりしようかと思い、遊ぶ計画を建てていると、そういう時に限っていいお話が来るわけです。


良い案件が来た時に仕事に就いていなければ、その仕事に飛びつくこともできますが、安い目先の仕事を入れてしまえば、泣く泣く単価のいい仕事を諦めなければなりません。


余裕があれば、良い仕事が来るのを待てばいいのですが、仕事自体が少ないこのご時世に、いつ来るかわからない単価のいい仕事なんて待っていることなんてできるわけありませんよね!!


下手をすれば30万、40万変わってきてしまうので、これは大変な金額ですよ!!


全く、中々うまくいかない世界です。