今日、以前の会社の後輩に合ってきました。
相談があるということだったので、最寄りの
駅まで来てもらいました。
彼は、今日は徹夜明けだったので、お昼過ぎ
に一緒に飯を食いながら、彼の話を聞きました。
すると、彼はやっぱりフリーSEになろうかどうか
迷っているというんです。
それで、私が以前フリーでやってきたことを
知っていた彼は、フリーの今後はどうなるのかを
私に聞いてきたんです。
そんな未来のことを訊かれたって、私には
分かるわけが無いと答えてやりました。
質問の内容がむかついたので、単刀直入に
「今の会社では、給与が安すぎて、働く意欲が
わかないんだろ?」と、彼の気持ちを代弁して
話してあげました。
すると、彼は「はい!」と、返事をしました。
私は、もう何十名、何百名と、フリーになりたいと
いうSEの相談に乗っています。
何百名はちょっと大袈裟ですが!!
だから、大体彼らが何を考えているのかは、
わかります。
フリーSEとなって、もう少し身入りを増やしたいと
いうことなんです。
それを、もっと金が欲しいと、素直に言えばいいのに!!
と、私が嗜むと、でも、将来が不安だと言い出すんです。
次に来るのが、何の保証もないからと、続きます。
ママが許してくれないから、と言わないだけ未だ
マシです。
それで、私は今の会社で一生骨を埋める気はあるのか?
と、聞きました。
無いから私に相談しに来ていることは、知っています。
でも、本人に聞いて、1つ1つ確認をして整理をしてあげている
んですよ。
すると、彼は「それはありません」と、答えるんです。
当然ですが。
「じゃあ何で、フリーSEになることを迷っているのか?」
と、私が確認をすると、また将来の保証について、
話をしてくるんです。
次は、もう少し給料の良い別の会社に転職を
するか、フリーになるかで迷っているということです。
「でも、別の会社に転職をしても、今とあまり給料は
変わらないだろう?」と私は彼に伝えました。
多少は、一時的に上がるかもしれませんが、小さな
ソフト会社なんか、いくらもベースアップしないんですよ。
毎年1万円上がるか上がらないかというレベルだと
伝えると、そういう意味でフリーSEになりたいと
言い出してくるんですよ。
大体誰も一緒なので、彼らが考えていることは、
手に取るようにわかります。
そこで、私は「今まで、命がけで仕事をしたことが
あるか」を訊いてみました。
大体100%の人が、無いと答えます。
それはそうですよね。
世の中、命がけで仕事をしたことがある人など、
殆どいるわけがないですよね?
それで、私はそのからくりをお話しするのですが、
仕事というものは、多くの人が自分のものに
していないから心底本気になれないのだと。
もしも、今の仕事で自分の命がかかっていると
すれば、必ず本気で何とか納期以内に間に合わせる
努力をするものだと言ってやります。
大体誰もが、ボケ~っとして、私が何を言っているのかを
理解することができません。
命を懸けるということは、勿論本気で命をかけるわけです。
目の前の困難にぶつかった時に、それを課題として、
これが乗り越えられないようでは自分はこの世の中に
生きている資格が無いと、うまく行かなかった時に死ぬ
覚悟をするんですよ。
この仕事を納期までにできるかできないかの違いです。
大体スケジュールというのは、納期までにできるように
組むはずです。
この業界は、大体遅れがちですが、それは個人個人の
意識が足らないからなるべくしてなっているんです。
みんな仕事を他人事だと思っているから、遅れるのが
当然だという意識が働いているんです。
それを最初は自分は一人は必ず納期までに終わらす
ということを意識すれば、納期までに終わるんですよ。
どこかでトラブルが発生したりして、自分の進捗に遅れが
生じるような時、自分の命がかかっていれば、一緒に
対応して、そのトラブルを応援することだって、自ら行動
するようになるんです。
命がけということは、そういうことなんです。
だから、出来ない時は本気で死ぬ覚悟をして、できなかった
時に本気で死ぬかどうかは別ですよ。
でも、それで死ななかった時は、本当にそこまでの人間だった
と自覚をするでしょう。
自分は、命をかけたにも関わらず、できなかったから本来は
この世に生きている価値が無いと。
その時は、否が応でもそのように自覚するでしょう。
だって、自分自身に誓ったことですから。
それは、以前よりも立ち直ることが難しくなるのだと
思います。
でも、もしもそのようにして課題を乗り越えたとしたら
どうでしょう。
それは、自信に繋がって来るんですよ。
このレベル事は、既に経験済みなので、今度は
もっと大きな課題を乗り越える気持ちが湧いて
くるんですよ。
人間とはそういうもので、何かをやり遂げた時、
物凄くポジティブな発想になり、今度は何を
したいという欲望が湧いてくるもんなんですよ。
だから、私は彼にその喜びを味わってもらいたい
んです。
私が言いたいことをまとめると、本気で命を
かけて物事に向き合い、それを越えるために
本気で行動することができるかできないか
なんですよ。
たったこれだけを、最初の1回だけでいいんです。
失敗した時は、それで諦めがつくでしょうし、成功
すれば、無理をしない限り、後は波に乗ることが
できるようになるでしょう。
と、私は彼に言いました。
でも、フリーSEというのは、あくまでお金を貯める
手段なんですよ。
とてもではありませんが、一生やるものではありません。
一生やろうとするから、彼のように将来が不安などと
考えてしまうんです。
私が彼に説明した内容は、一生何をやっていくにしても
生きていけるすべを身に付けるために言ったことなんです。
たまたま我々は、SEという業種を選択して、一緒に
仕事をやってきました。
それで、多くの人が私のところに相談してくれるんです。
それでフリーSEになった人たちは、みんながみんな
第一線でバリバリと仕事をしています。
殆どの人が有識者として、頑張っているような状況です。
中には、私と同じように、フリーで貯めた資金を元手に
自分で事業を始めた人もたくさんいます。
そういう意味で、私はいつでも現役に復帰できるんですよ。
明日から暇なんだけど、なんか仕事を世話してなんて
感じです。
1度私が言ったことが出来ただけで、後はもう何も怖いもの
はこの世の中から無くなってくるんです。
それで、私は今日も彼にフリーの仕事紹介サイトで最も
良質な仕事をたくさん抱えているギークスジョブを紹介
したところなんです。
同じ現場の知っている他の会社の営業に彼も声を
掛けられたと話していましたが、ギークスジョブの方が
ゆくゆくは何のしがらみが無くて、しかも良質なので、
いいと思ったからです。
知っている会社では、どうしてもピンハネの金額が
多かったり、契約金額自体が最高ではない場合が
多々あるので、ギークスジョブが最もお勧めしやすいんです。
後は彼が、見事に課題を乗り越えていくことで、
現場からは必要とされる人間にも成長するし、
自分で事業をやっていく時の術も身に付いていける
状態になるのですから。
これ以上の将来の保証は、無いと思うのですが。
彼のように、給与が安いからフリーSEになりたい
という人は、物凄くたくさんいます。
今は、正規社員が足らないとか何とか言っている
じゃないですか?
みんな利口になってきたので、会社の役員の
ために働くことが嫌になってきたんです。
仕事というのは、自分のためにすることです。
会社の役員を食べさせるためにしているものでは
無いんです。
小さなソフトハウスが給与が安い理由は、
養わなければならない役員ばっかりが
沢山増えて、社員の割合が少ないから
そのようなことになるんですよ。
だから、フリーSEを考えてる人は、1度
やるやらないは別にして、ギークスジョブ
に相談をしてみればいいと思います。
この手のブログやサイトは、結構難しい
ことを並べ立てるところが多くて、敷居が
高くないですか?
私のサイトは、私がこんな感じなので、
分かりやすいでしょう。