私は、フリーでシステムエンジニアの仕事を30年以上、続けてきました。
まだ、続けようと思えば、幾らでも続けられるのですが、もうこの業界が嫌になったんですよ。
もし、またお金に余裕が無くなった時は、フリーになって稼がしてもらうつもりですが、今はもう事業の方で忙しいので、当分すれも無いと思います。
私がなぜ、この業界を嫌になったかと言うと、進捗管理の資料ばかりの手間が増えて来たからなんですよ。
場所によっては、進捗管理のシステムがうまく起動しないところが多く、2度手間、3度手間で当たり前のように管理しているんです。
それが私にとって、最も耐えられないことなんです。
本来は、バグの無いような最善の努力に尽力すればいい業界が、進捗管理で2度手間、3度手間のことを強いられるのですから。
忙しくて、進捗管理システムどころの騒ぎじゃないという声もありますが、何でシステムに従事しているものが、そんなものに振り回されなければいけないのでしょう?
私には、その矛盾が考えられないんですよ。
本当に、日に日に嫌な業界になって行きますよ。
確かに進捗管理は、この業界にとって、とても大切なことだとは思います。
だったら、ちゃんと動くものを開発し、システムエンジニアの手間を1度で済ますべきだと、私は思います。
でも、現場では誰も文句を言わずに、2度手間、3度手間をやっているんですよね。
バカみたいに難しい、進捗管理のデータインプットを。