フリーシステムエンジニアは、優秀じゃないと務まらないと思っている人がいますが、全然そんなことはありません。
そのいい例が私なのですが、私のスキルは何でもやるということから、特化したスキルが身に着いていません。
だから、得意分野というものが無いんですよ。
現場も色々なところを転々としてきて、2年以上いた現場は少ないです。
そんな感じなので、30歳を過ぎたあたりから、殆どが詳細設計以降の作業となりました。
若い頃は、基本設計等にも首を突っ込んでいましたが、打ち合わせ打ち合わせの連続が私の性分に合わないので、そのような広く浅いスキルになったんです。
それでいて、過去の現場からもちゃんとお呼びがかかってきます。
私のモットーは、当たり前のことなのですが、バグを極力少なくすることを心がけており、その辺には一切、手を抜きません。
手を抜くと必ず、しっぺ返しが来るのがこの業界です。
恐らく大丈夫だろう!!では絶対に済まさずに、そのように疑問に思った箇所は必ず見直し、完全に大丈夫と言えるところまで調査を怠りません。
そうしないと、しっぺ返しが来た時の作業量は、じっくり完全に大丈夫と調べる作業に比べると、精神的にもきつくなるからです。
お金に換算すると、私の中では10万円位の違いがあるわけですよ。
絶対に遅刻はせずに、仕事は他人から突っ込まれても大丈夫な状態にまでしておき、定時で帰るというのが私の生き方です。
だから、過去の現場からも安心してお呼びがかかるわけなんですよ。
向こうからの依頼の時は、こちらからお願いをするよりも、単価がめちゃくちゃ良くなるんです。
だから、私は自分からは一切営業をしていないんです。
お呼びがかかるのを待っているんです。