自分のミスを隠ぺいし、地に落ちた有識者がいました | システムエンジニア フリーランス 年収・やりがい・魅力・将来性

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システムエンジニアの業界の優秀な社員が、フリーランスに転職していくその魅力(年収・やりがい・将来性)についての解説。

この仕事を長く続けていると、色々な現場を経験してきます。

後から参入した現場では自分より年下の有識者が偉そうな態度で接して来る時があります。

しかし、何事も有識者に訊かないとわからないことが多いので、嫌われるのも困りものです。

ご機嫌を伺いつつ、低姿勢で相手の機嫌を損ねないように対応しなければなりません。

しかし、私は体育会系の体質が身に着いており、ある程度その現場に長いこといると、その年下の有識者のアラが見え始めて来る時があります。

そのような場面は見逃しません。

例えばこんなことがありました。

毎週商用機で誤差が出る復旧作業をしていた時の話です。

その復旧作業では、皆ばらばらに自分が担当している部分をプログラムでパッチして、つじつまを合わせると言ったものでした。

週末の2日間でやるのですが、最終確認で計算があいません。

手順にミスがなかったかログを解析していると、その有識者が担当しているプログラムが早いタイミングで起動されていました。

本人はその手順ミスに気が付いているみたいでしたが、私がそれを指摘するまですっ呆けようとしていました。

ログを手に持ち、その有識者に確認をしにいくと、私が皆まで言う前に「はいはい、確かに起動するタイミングを間違えました!!」と高飛車な態度に出てきたので、私が一喝すると、まさか私がそのような態度に出るとは思わなかったらしく、改めて私に謝罪してきました。

2日がかりで休みを返上して行っていた作業だったので、私個人に謝られてもと思ったので、担当の部長の前に連れて行き、皆の前で原因を説明させ、すっ呆けていたことを謝罪させました。

彼はメーカーの人間だったので、ありがちに横柄な態度をとっていましたが、そのことが原因で現場での扱いも地に落ちていきました。