さて、後編です。

ロシア式お風呂、バーニャに到着。

「ロシア式お風呂」
営業時間
金曜:10時~21時(男性)
土曜:10時~12時(男性)
16時~21時(男性)
12時~16時(女性)
日曜:10時~21時(男性)
と書いてあります。エッヘン!

コカイン10gとマリファナが20g、、、
ではなくてお風呂の受付。
一人650ルーブル。2000円くらいかな。

熱から頭を守るための帽子とお尻に引く布。必須。

中はこんな感じ。

この奥が蒸し風呂。

左のかまどの中にアツアツの大きな石が入ってて、コップで水をぶち込むのです!
熱がくる時は顔が痛いくらい。鼻から呼吸するといっても鼻が痛いくらい。
日本のサウナでは経験がないくらいの高温。
「モスクワ中心部にもバーニャはあるけど、ここはトラディショナルで良いからここまで来るんだ」とのこと。
中にいる時は瞑想をしてはダメで、ただ体の中を観察するだけ、とか。
あと、決して無理はしないこと、と注意を受けました。

ヴェー ニク(Веник)と呼ばれる白樺やオークを束ねたもの。これで体をバシバシ叩きます。
ノってきたら、床に寝っころがってヴェーニクの洗礼を受けます。これはアンドレ師匠のお友達が得意で、シャーマン的な雰囲気でアンドレ師匠を叩いたり体を払ったりしてました。なんだか禊っぽいです。
後で聞いたら、体から出た毒をこれで払うのだとか。
私はオレグにしてもらいましたが結構気持ちいいです。
みんな激しくバサバサ!やるので、結構床に葉っぱが飛び散りますw

体がガッツリあったまったら水風呂につかります。(結構深いくて冷たい!)
周りではロシア正教の祈祷の言葉を唱えたり、「アーーーーーウウウウウゥゥゥゥゥム」と
マントラ?を唱えたり、教会的な雰囲気。
10分以上浸かってでしょうか、水風呂から出た時は手足が白くなってました。
私も日本でサウナ⇔水風呂が大好きで経験があったから良かったのですが、
その経験なしにいきなりこれはかなりキツそう。
これを3,4ターン。1時間~1時間半くらいかなぁ。

イメージ映像(笑)

バーニャから出たところ。
よく見ると体の表面に赤白のまだら模様が。これはいいサインだそうです。
確かにこんなになるまで、サウナに入ったことはないなー。
日本でもやりたいなぁ、でも葉っぱバサバサしたら怒られるしなぁ。

脱衣所でお茶と軽食。
バーニャに入ると体力を使うからとのこと。

体重計があったので測ろうとしたら、なんと錘式。
匁(もんめ)とかで測れそう。

外で記念撮影www
帰りの列車の中では熟睡。
夜のシステマの練習に行こうとしたら「バーニャは十分トレーニングと同じだから休んだ方がいい」とのこと。
初バーニャの感想としては、分かりやすい変化ではないですが、知らず知らずのうちに体や精神の深い部分のテンションが取れたような気がします。確かに体の中にどこにテンションが入っていてどこがフリーかが分かる気がします。経過はまた追って報告しますね。
彼らは2週間に1回は来るそうで、また学校サボってw来ようと思います。
では!