7月9日(月)
今日はいよいよ、うちの奥さんがモスクワ入りする日。
彼女は6月末に日本を出て、アメリカのシアトルに住む奥さんの友人宅でしばらく過ごしてからモスクワにやって来ます。
今回、4月に結婚して2か月後には旦那は西回りでモスクワへ修行の旅へ、奥さんは東回りのアメリカ経由でモスクワで合流!
今後の予定は、モスクワとイタリアで一緒に過ごして、彼女はそのまま東回りで日本へ帰国。私は西回りでカナダのトロントでシステマ修行した後に日本に帰国予定。
それぞれ逆回りの世界一周で、現地集合現地解散のハネムーン。
ネタ以外の何物でもないですねww
で、今回のポイントは、モスクワで無事合流できるか。
ご存じ、モスクワは英語がほとんど通用しません。空港の職員もやる気のかけらもありません。奥さんが空港についても自力で私のホームステイ先までくるのはほぼ不可能。それに加えて、私も到着した皆がよく訪れるシェレメチェボ空港ではなく、南の方のドモジェドボ空港に来る予定。シアトルからフランクフルト経由で入るからでしょううか。
行ったことないところなので、公共の交通機関ではなく、語学学校から送迎タクシーを手配。
奥さんとは連絡手段がないので、事前にメールで運転手の電話番号のみ伝えることにしました。
奥さんは16:20に空港に到着予定。
タクシーの運ちゃんは学校前で私を拾うのが15:40。
空港間で1時間弱とのこと。
ん?計算あわないんでない?
手配してくれた語学学校の人に言うと。
「大丈夫、大丈夫!到着しても入国審査とか荷物拾ったりとかで、結構時間かかるから!」と運ちゃんが言ってるとのこと。しかも、学校に掲示してある料金よりちょっと高め。どうも、運ちゃんの住んでる場所とか価値観で値段が上下するらしい、、、。
日本人的には、到着時刻に現場にいたい気持ちはあるのだが、まぁ、郷に入りては郷にしたがえで、というより、ロシア人相手に到着時刻に現場にいたい気持ちを伝えるのに数時間かかりそうなので、その時刻で了承。
意外に時間ちょうどに来たタクシー。タクシーっていうか普通車ですけど、もうそんなことじゃまったく驚かない。
学校前から、さぁ出発!
運転手は、セルゲイというおっさん。
子供が二人とか、日本食がどうたらとか、カラテの話とかロシア語で雑談。一か月前はまったくコミュニケーションがとれなかったなぁ、と今の超カタコトなロシア語をしゃべっている自分に少し感動。
途中、渋滞もあって、空港が見えて来た時にはすでに17時過ぎ。うん、明らかにもうモスクワの土を踏みまくってるよね、奥さん。でも、そんな状況でも、まーなるようになるかもねーと思っている自分はかなりロシアに毒されてる様子。
空港のパーキングに着くと、運ちゃんが「よし!俺はここで待ってるから!動かず待っとくから心配するな!」と言う。あ、いや、、、もしもの時は奥さんから電話来るんですけど、その行為、あまり意味ないですよね、、、。
一緒に空港内に入って待ってくれるのを期待するのは、ここでは間違い。ブーーー!って感じですね。忘れてました。というわけで、連絡の手段もないまま、空港の到着ゲートで待つことに。しかも到着してから1時間過ぎてる状態。
そんな状況でも、まーなんとかなるかもねーなんて考えてる自分は、かなりロシア通?(←違います)
さて、ドモジェドボ空港内。
飛行場入口。なんと全員金属探知機を通過しないと入れない。
いやー、広いね。新しくできた方なだけあって、シェレメチェボ空港よりキレイじゃん!
奥さんが乗ってきた飛行機を確認。うん、確かに1時間前に到着してるね、、、。
到着ゲートは一か所なので、ここで待つことに。でも、すでに出たのか分からない。まぁ、いっかと思ってた時、、、、
あ、いるじゃん!
ちょうど出てきて、きょろきょろしてたら私を見つけたとのこと。ベストタイミング!
ロシア時間って、ちょうどですなー。(^^;)
こうして最大の難関をあっさりクリアして、二人はお家に帰ることができました。
めでたし、めでたし!
《おまけ》
帰りがけ、タクシーの運ちゃんは、空港で待ったから、と運賃を釣り上げてきましたとさ。
うーん、ロシアン。