モスクワで沢山指摘(ダメ出し)されたが、一番直さねばと思ったのが、ストライクだ。
打つのは勿論だが、特に「受け」
わかっているつもりでも全然できていない。
よく腹圧をかけて受けたり、先に体を動かしていなす、
などをして受けてる人がいる。
自分の場合も相手の拳の軌道を予測して、受ける部分のテンションを抜いて受け流していた。
だが、それでは飛んでくるパンチに無意識のうちに構えてしまい、体と気持ちに力みが生じてしまう。
その部分をモスクワでは結構注意された。
特にメンタルの部分が大事。
ではどのような受けが正解なのか…。
それは目を閉じた状態でも受けれること。
目を閉じていると当たってからしか対処できない。
当たってからパンチの衝撃を膝と腰で柔らかく下へ流していく。
たったそれだけのことだが目が見えない恐怖は目を開けているときのそれとは数倍ちがう!
目を開けていても同じことが出来なければ駄目。
目を開けるといつか打たれるパンチに体が構えてしまい力む。
ワークではインストラクターに向かって歩いていく 、そして彼が歩いてくる自分を殴る。システマではおなじみのワークだが、殴らない場合もあるので、いつ殴られるかわからない恐怖で体が構えてしまう。
そこでもらったアドバイスが
「たかがパンチだろ死なないよ」
「もし入っちゃたったら呼吸で抜くだけだよ」
難しいがやるしかない。
最後にもらったアドバイスは「smile!」だった。
いかにメンタル面が大事かを体で解らされた。
画像は俺の尊敬する「マスターセルゲイ」。彼の受けはまさに神業。
その話はまた今度。
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