システマはリラックスを求めるものですが、身体だけではなく精神もリラックスさせたいです。
確かに音楽を聴いたり、瞑想したりなどをして精神を安定させたり落ち着かせたりする方法がありますが、リラックス出来ない環境、仕事中などストレスが随時入ってくる場でリラックスを持てるようになりたいです。
その対処方法として一番は、やはり呼吸でしょう。
これに関しては私の稚拙な文ではなく北川インストラクターの詳しく書かれている本におまかせして、私が思っている事を書かせていただきます。
呼吸はイレギュラーなものにも効果がありますし、慢性的な日常のストレスに対してもあります。
しかし精神的に振れ幅が大きい場合は、回復やリラックスを得るのに時間がかかると思います。
と、いう事は振れ幅が少ないと回復が早いという事です。
今回はその振れ幅をどう少なくしていくかのお話です。
システマではワークに闘うというシチュエーションや襲われるという事をよくします。
その時、精神的に圧迫があったり恐怖が沸き起こったりと心が揺れると思います。それが出てくるのが悪いという訳ではなく出ない方がおかしいです。
ただその沸き起こったものが、自分自身でコントロール出来ないものになってはいけないという事で、普段の練習の中で精神を押されることでその解消法や振れ幅を受け入れれる事を学びます。
現実の中で実際におこった事を冷静に対処出来るようになるには、なかなか振れないようにしようと思っても難しいので疑似の練習の中でクリアにする事をする訳です。
こういう練習をしていくとパニックっている自分もいるのですが、冷静な自分も持てるようになってくると思います。
という事はメーターを振り切るような振れ幅は無くなって来ます。
おこった事を精神的に増大させる訳でもなくありのままの大きさを解消する事が出来ます。
次に始めた頃はあんなに振れが大きかったのに練習に慣れてくるとあまり振れないというかその練習にリアリティを持たずに舐めてかかってしまう部分です。要するにおこった事を過小評価してしまう言っても良いです。
人間余裕が出てくると舐めてかかる横着になる謙虚さが無くなる傾向にあります。
これは結局エゴで自分の身の丈を大きくしてしまい本来の自分の状態、状況を見えなくしてしまいます。ですので気付いた時にはもう自分ではコントロール出来ない状態になっている事が多くなる思います。
こうなると受け取っている振れ幅が小さいと勘違いしているので、本当の振れが大きかった場合は余計に大きさを感じパニックに陥ることになります。
だから振れ幅を小さくするには、ありのままを感じて過小評価も過大評価もせずにそのものごとに対応出来る事が一番だと思います。
だから私は精神的にパニックに対し強くなりたいしシステマも上手くなりたかったので、マスターにシステマは軍隊格闘技だから戦場に行く方が良いのか?みたいな質問を昔にした事があります。
その回答は「戦場に行くと精神が蝕まれたり異常をきたしたりする場合が多々ある。日本は平和だし平和な時代なのだから安全にしっかり練習をしてください。」と言われました。
戦場という極端な所では、精神的な振れ幅大き過ぎてそれをクリアに出来なかった者達は、そのプレッシャーに潰されてしまうのでしょう。システマは元々、そういう状況下でパニックにならない精神的に潰れない為のシステムだと聞いた事があります。
我々はそんなリスキーな事をせずにシステマの練習をしろと言う事ですね。
だから起こった状況に対しありのままの状況に対応していく事が、一番の振れ幅を小さくする方法と思います。
無理矢理まとめた感がありますが、ご精読ありがとうございます。