primal scream の come togetherであけましておめでとうございます。


遂に明けちゃいました。
右を向いても左を向いても真っ暗闇だった昨年、落ちる所まで落ち、今年は今後を見て行く上で非常に重要な年になるのではないかと思う次第です。
100年に一度の危機と言われていますが、そんな歴史的瞬間を経験出来たという事は裏を返せば非常に賢くなる学びのチャンスでもあったはずです。
何の学習も無いまま同じ事を繰り返すのか?新たなオルタナティブを創造する一歩となるのか?それが問われているのだと思います。
とまあ固い話は抜きにして、正月なので幸福感のある古い名曲で!!



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Primal Scream/Primal Scream

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Give Out But Don’t Give Up/Primal Scream

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Coldplay の Viva La Vidaでひと休み!!


前回の続きですと言いたい所ですが、今年最後なので固い話は来年に持ち越すとして、終わらなくてすんません。
このクソ長いブログにお付き合い下さった皆様、誠にありがとうございました。
今年印象に残った一曲、Coldplay の Viva La Vidaでよいお年を!!


Viva la Vida/Coldplay

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前回の続きです。

年末の押し迫っているこの時期に、面倒くさい話をひっくり返しちまった感がある三日坊主でございます。

あまり話を広げすぎると年内に終わらなくなりますので、程々にして進めて行こうと思います。

派遣切りの問題というのは、いずれこうなる事はみんなわかっていた事でもある。だから政府が何らかの対処を打つという事は重要なのだろうと思います。

しかしその対策の打ち方というのも相当気をつけて見ておかないと、本末転倒の単なる利権で終わってしまうというパターンになりがちです。

実際、流動化しろ!という力学が流動化はマズいという方向性に段々シフトしているのは間違いないわけで、この流動性の無さ故にこの国がここまでどうにもならなくなってしまった原因もあったわけですから、流動化か非流動化か?という二元論ではなくて是々非々で考えなければマズい。

インチキ流動化を経由する事によって、結果的に政府の権益は増大し、国民も積極的に国家の関与を望むという方向性にシフトしている。結局何も変わらない状態が続いて行く事になりかねない。

トラディショナルな枠組みで言えば、リベラリズムで言う所の平等の概念というのは結果平等と機会平等というのがあります。この国はずっと結果平等を求めて来た所があったわけで、それがどうにもならなくなってきて機会の平等に切りかえろ、即ち流動化しろという方向性に行った結果、小泉竹中改革の痛みみたいな事が言われて、結果平等にしろ!!という風に変わっている。

結果平等が悪だというのも、機会の平等が悪だというのも短絡的な発想で、結果平等というのは機会の平等を担保する為にあるわけで、余裕がなければチャレンジしろと言っても無理がある。機会の平等というのを担保して自由競争に行くと、今度は勝ち負けがどんどん決まって行くので、初期手持ち量に差が出て来て、格差が固定化してしまう。そうなると再配分して結果平等を担保し、次なる機会の平等の為にスタートラインを揃えるという方向性に行く必要がある。

だからどちらが正しいかではなくて、ある局面では結果の平等が重要な局面もあり得るし、いつまでもそれではそれに胡座をかいて足を引っ張る人が出てくるわけで、ある程度スタートラインを揃えたら、機会の平等が必要になる局面もある。だから今はどこに軸足をおいた方が効果的であるのか?という問題を考える必要があって、どちらが正しいかを問うのは下らないし意味も無い。これをまず踏まえて考えないと実りがありません。

この国は機会の平等と言ったってインチキであって本当の意味でそういう風に社会はなっていなかったし、所詮既得権が儲かりそうな所や困らなそうな所を流動化しただけでした。流動化のせいで格差が広がったというよりも、流動化すべき所をせず、流動化してもたいした影響が無い所を流動化しただけなので、流動化対応が出来ていなくておいてけぼりを食ったという感じではないかと思います。

結果の平等社会と言っても、既得権を通して再配分する仕組みに利用されてしまうので、分捕り合戦に陥りがちでした。バラマキをやるなら、出来るだけ中抜きを排除して直接バラまかなきゃ必ず腐敗を招く。

いずれにせよ権力の恣意性によって都合良く利用されてしまっている。なので今日は政府を呼び出してどうのこうのという問題をちょっとわきにおいて、書きます。

政府はあの体たらくですし、しばらく期待出来そうも無い。ベーシックインカムをまいて流動化するとか、いくらでも対処法はあると思いますが、実際こういった問題に政府がちゃんと取り組めるような国であるのなら、こんなどうにもならない状況にはなっていません。なのでしばらくは政府主導で社会がよくなるという期待は限りなく乏しい。

そして来年の遅くとも9月までには、選挙があるわけで、よっぽどの事が無い限り政権交代はほぼ間違いないでしょう。だけど政権交代したからといったってすぐにどうにかなるような感じもしない。ヘタすると自民党が牛耳って来た頃よりも短期的には隠して来た事が可視化されるので、社会は更にどん底状況になるかもしれません。

野党だって隠されている以上対策も打てないし考える事も出来ない。だから政権を取って情報を洗いざらい見てからではないと対策も考えられない。この際も、政府に何とかしてくれというメンタリティであれば、下らないスキャンダルなんかで大騒ぎして、バカメディアが大騒ぎするのが目に浮かぶ。話が一歩も前に進まないという事になりかねない。

なのでしばらくは政治に期待するのは止めた方がいい。政権交代が起こるという政官の癒着を断ち切るという事に意味があるだけで、今の政治家のスキルではこの閉塞状況はどうにもならない。また下らないポピュリズム媚び媚びのゴミ議員が跋扈しない為にも、過度な期待は危険でもある。バックフラッシュして何も変わらず空白の10年ってパターンになりかねない。最低3年くらいはいったん野党に任せないと、官僚もひよって情報をださないという方向性に向かう。

ちなみに消費税なんかをなんとしても明記しておきたい与党の思惑の裏事情は、実はもうすでに官僚のコントロールが出来なくなっているという所があって、その為に官僚に媚びざるを得ないという事態に陥っている。もうすでに官僚は次は民主党政権になるという事に対してヘッジをかけている。だから情報がすでに与党もコントロール出来なくなっている。

なのでしばらく混乱するのは間違いありません。ある程度野党に任せて、それで変わらなければ次の選挙で政権交代をするぞというプレッシャーをかける必要があるだろうと思います。

と政治の話はとりあえず動く気が無いのでどうにもなりませんから、我々の生活レベルから少しこの問題を考えてみます。


この問題のキモになる部分というのは、ものには限度があるだろうという風に我々が共感可能な状況で無くなっているという所にある。そこに行く前に、殆どこのブログは自分の個人的な見解というより、一歩引いて書くようにいつもしているのですが、年末なのでたまには自分の話を交えながら書こうかと思います。なのでちょっと気分が悪くなる方もいると思いますが少し我慢して下さい。いざ!!

まず派遣切りに対して再三再四書いておりますが自分は非常に問題があると思います。何とかするべき事であるし、他人事的な空気はけしからんと思っております。これをまず書いておきます。それは大前提です。しかしメディアの報じ方や政治家の利用の仕方、役人の暗躍と、救うためというより救うフリして利用するという方向にどうしても向かって行ってしまう。

そういう状況に対して他人事感が蔓延していたり、怠け者に税金使うのかよ的な、そんなの自己責任であるべきだとか、それより後期高齢者だぜとか、年金だぜとか、何となく分断統治に利用されている所もある。なので、派遣救うべしという大前提を少しわきにおいて、いったんそこをまず解体してから、問題の本質に迫ろうと思いますので、派遣切りは問題だと思っていますので勘違いなされぬように。

自分の感覚的な話になりますが、本音を言えば、たかが仕事が切られたぐらいでガタガタしなさんなっていう風に感じる所もある。自分は今までに職場を10回以上(20回近いと思います)は変えていますし、最初から料理人をやっていたというわけでもない。だからたかが仕事の一つや二つ辞めたくらいで騒ぎ過ぎなんだよという気がする。

派遣切りで騒がれている人達というのも、もちろんもの凄く理不尽に切られている人もいるだろうし、頑張っているのに切られている人もいるだろうとは思う。そして住む所の当てもなければお先真っ暗という人もいるでしょう。生きる事もままならない状況に本当に叩き込まれる人もいるのかもしれません。けれどそれは全体ではない。だから派遣切りにあっている人達全て無垢であるわけありません。

同じように内定取り消し問題も騒いでおりますが、これも取り消された人間が無垢であるかのような言い方が多過ぎる。見る目が無いのは自分が悪いわけです。失敗したと言ったって世の中簡単には助けてもらえない、内定取り消されるような会社に就職しないで済んだんだから、むしろ助かったと思うべき事で、一生が決まっちゃうわけでもあるまいし、騒ぎ過ぎなんだよという気もする。そんな事ぐらいじゃ人間死にゃあしない。

仕事が無くなっちゃうなんてのは昔からあるし、クビになるという事だって今急に起こっているわけではない。自分のような業界に勤めていると、ちょっとオシャレで新しい店が近所にできれば、いきなり売り上げは激減するし、わけのわからんバイパス的な公共事業が起これば、街の中心部が移動して、その煽りを食う。

マスメディアで食品の危険が煽られると、ビックリするくらい売り上げが減る。ある日突然何の前ぶれもなくいそういう事が起こる。例えば狂牛病の時に大騒ぎしましたが、あのとき焼き肉屋なんかが一斉に潰れた。それで路頭に迷った人だっていっぱいいたはずです。あの時焼き肉屋の従業員の雇用を守れ!!なんて誰も言わなかった。

当時勤めていた所のオーナーが、焼き肉屋も経営していたのですが、前年比30%とかになっていた。今狂牛病問題なんか騒いでいる大手メディアなんて殆どいません。米国産牛は今は普通に売っていて、普通に買っている人もいっぱいいる。あれだけ多くの人を地獄に叩き落としながら、しかも問題が解決したわけでもないにもかかわらずです。痛い目に合うのは末端だけといつも相場は決まっている。

給料の支払いが滞る店だってあったし(自分はそうなったらとっとと損切りします。確率から行ってそういう会社はもうダメなパターンが多い)、律儀にいつかは払って貰えると勤めている奴は、ある日仕事場に行くと、もぬけのからというパターンだって、自分は経験したことありませんが、結構よくある話です。だけどその事で世の中が騒いでいるなんて話は聞いた事無い。ヘタすりゃ笑い話になっている。

別に自分が所属していた業界が特別なんじゃなくて、そんなのどんな職種でも、競争原理にさらされていれば当たり前の話なんじゃないかと思う。そういう業界の既得権の為に流動化反対なんて声は聞いた事も無い。散々流動化して競争原理に叩き込んでいる。借金まみれになって消える人だっていっぱいいるし、女性であれば手っ取り早く稼ぐ為にそっち系の仕事に行く人だっていっぱいいる。いきなり今、理不尽が始まってしまったってわけではない。

そういう危機意識を持っていれば、一つの会社に勤めていれば安泰だ、みたいな感覚のほうがどうかしていると思う。ましてスキルが無いにも関わらず派遣である人とか、何の経験も無い新卒のガキなんかが、本当に派遣を切られたらお終いとか、内定取り消しで絶望、みたいな状況になるのに、何のヘッジもかけないでいるのだとすれば気が狂っている。だからそんな奴は稀であって、そんなに十把一絡げで大騒ぎするような話じゃないんじゃないかという気もする。放っときゃ何とかしなきゃ生きられないんだから何とかするでしょう。

本当にどうにもならなくて困っている人もいるのは間違いないでしょうから、そういう人が復活出来るようケアする事は重要だとは思う。だけど全部を救えみたいな話は甘やかし過ぎだと思う。路頭に迷う奴が今急に出て来たわけじゃない。ずっと無視し続けて来たわけで、それらを全部どうにか出来るのならやってもらっていっこうに構いませんが、急に酷い目にあっている人達が出て来たみたいな話は勘弁してほしい。昔からいるぜって話です。

昔は公共事業というのが、ある程度の失業対策になっていたのですが、その事によって危機に対して無自覚な輩でも飯が食えるという状況があった。仕事が無いのを国のせいにして騒いでいる輩は今でもいますが、自分のような業種に勤めている人間からすると、なんでそういう所で食っている奴らの雇用は騒ぐのに、休みもなく労働時間も長く、あげくいつ路頭に迷うかわからない所に勤めている人間の雇用に対して誰もなんにも言わないのか?公正ではないような気がしていたわけで、派遣に放り出されて、いつでも失業の可能性と裏腹になったという事は、それなりにヘッジをかけないと危険であると自覚出来るチャンスでもあるわけだから、むしろ健全であるのではないかとさえ思う。

余計な保護なんてやったり、変な失業対策なんてうったり、スキルアップの為の公的な支援なんてやったって、自分で学ぶ気にならなけりゃ人は絶対に学ばない。役人の権益になるだけです。自分で学ぼうとした時、公的な支援が受けられるような仕組みは必要だとは思いますが、公的な支援さえあれば学べるというのは話が逆だと思う。学ぶ気になれば公的支援なんてなくたって学べる。現に職人なんて公的支援なんかないけどみんな学ぶわけです。公的支援どころか給料すら雀の涙でも。

好きで派遣をやっているわけではない!!的な言い方もありますが、本当に選択肢が他になくて追い詰められてそうなっている人というのもいるでしょう、中には。だけど人生の様々な場面でずっと一本道でその道に追い込まれて、病むに病まれぬ事情でそうなっている人達というのは少数であるはずです。みんな都度都度選択している。自分が選んだ帰結でもあるはずです。自分のように流れ流れて来た人間から見ると、甘えてんじゃねえよって感じもする。

一生懸命私なりに頑張って来たのに、突然理不尽に!!みたいな話が多くて、どこまで本当なのかは知りませんが、自分が一番嫌いなのが仕事上の事で「頑張っている」と自分で言う事です。頑張っているかどうかは自分で言う事ではない、人が評価する事です。結果が伴っていれば別に頑張る必要なんて無い。頑張ったかどうかではなくて、結果が問われるのがプロです。正当に評価してもらえなければ辞めりゃいい。

金を貰うという事はアマチュアじゃないんだから、頑張っているかどうかではなく結果を見せるのがプロであると言えるでしょう。それはバイトでもパートでも派遣でもそうであるべきだと思います。自分の能力が劣っていれば当然頑張らなければ結果なんてでないので、結果をだす為に頑張って最善を尽くさなければ結果が出ない。だから頑張るべきであるという話でしかない。だから頑張れば報われる社会とか言うスローガンはヘドが出ます。そんな社会は歴史上一度も無いし、未来永劫ありえない。

雇われものの立場であるという事は、最終的には雇い主の方がどうしても立場が強くなる。だからそこで出来るだけ報酬を確保し、出来るだけ有利な条件で働く為には雇い主に認めさせなければならない。その為に必要なスキルを身につける為に、例えば料理人であれば若い頃に修行をする。

そういうプロセスを踏んでいないのであれば、不利な状況になってしまうのは(もちろん本当はそういうのはよくないというのは百も承知ですが)、仕方がない部分もある。社会は理想通りには行かないし、理想を叫んで生活出来ないのでは話にならない。生活する為に、戦えるスキルを身につけておく事は重要だろうと思う。そうじゃないと選択肢もなくなってしまう。

そういう事をやっていない人間が、同じように扱ってくれというのも、ハッキリ言えば厚かましい話で、ふざけんなと思う事もある。派遣の人達が過酷な環境で働いていると騒いでいますが、いくら聞いてもどこが過酷なのかがわからない。休みもあるし、もっと長い時間を拘束される仕事なんて腐る程あるし、にもかかわらず安月給というのだってある。

どんな仕事でもあるだけマシだという感じでも騒いでいる人がいますが、これも嘘でしょう。本当にどんな仕事でも構わないと思っているのか?と言えば、そんな事は無いはずです。月一回も休みがなくて、一日18時間労働でもやるか?と聞けばNOに決まっている。

そういう職場環境というのは、理不尽だし是正された方がいいとは思いますが、一般的な労働時間と休日出勤ぐらいでガタガタ騒いでいるのを聞くと、随分甘っちょろい事を言ってやがるぜと思う。残業が大変だと言っているのでどれくらい働いているのかと思えば、たいした時間働いているわけでもないし、休みだって週に一度か二度はあったりする。そういう環境で甘えている奴が切り捨てだとか騒いでんじゃねえよって感じる事もある。

掛け持ちで働いている人だっていっぱいいる。学生だって掛け持ちしている奴もいる。別にそんなのは珍しくもクソも無い。

ホームレスになっちゃうとか騒ぎますが、なりゃあいいんだよって感じもする。だってそれしか選択肢が無けりゃしょうがない。実際ホームレスは沢山いるわけだし、そういう人達全てを救済する事なんて今までやったためしも無いわけで、じゃあそういう人達はそのままで、今のその問題だけを救済するという方がおかしい。

サブプライムの影響で外資系の投資銀行に勤めていた人達だって、路頭に迷っている人もいるはずなのに、そういう所はあまり騒がない。もちろん相対的に言えば再就職の当てはあるに決まっていますが、困っている人達だっているはずです。しかしそういう所が悪者で、派遣や内定取り消しの若者だけが無垢であるわけが無い。どちらも同じ人間であるわけです。

と、お前も自己責任論者か!!と思う方もいらっしゃるでしょうけれど、これは自分の感情的な部分であってここからが本題です。こういう事を自分は思っています。思っていますが、ものには限度というものがある。どう考えても年末の何かと物入りの状況で地獄に叩き落とすのは、経営者としては外道であると言える。いくら何でもそりゃないだろうと思うわけです。

派遣で働いている人達のせいで不景気になったわけでもないし、どちらかと言えば不況になってあっという間に転落するような経営をして来た人間達が無能であるからそうなるわけです。運用した金をサブプライムで大損ぶっこいたりしているわけです。それを派遣を切ってそれで解決というのは虫がよい話じゃないか?と思う。

切るなら切ってもいいけれど、切るにしたってその前に責任を取るべき人間がキッチリ責任を取れよって感じがする。もちろん大多数は突然昨日今日で辞めさせるという話では本当は無いのだろうし、いきなり寮から出て行けという話でもないのでしょう。それなりに事前に通告しているのだろうとは思います。

が、このクソ寒い最中、責任者が能能と居座っているのに、末端の責任の無い人間をとっとと切って責任逃れをしている状況はちょっと違うんじゃねえかと思う。

マスメディアなんかが騒いでいるからというのは関係ない。可哀想だからとかそういう話でもなくて、フェアじゃないだろって話です。一律にクビにするという事は、労働者一人一人が真面目に働いているかどうかは関係ないという事でもある。経営的に明らかに失敗しているからそうなわけで、労働者がサボっていてクビになるというのなら労働者の責任の部分なわけだから話はわかるけれど、一律にというのはどう考えても経営の失敗であって、末端には責任は無い。

派遣なんだからそういう扱いは了解済みのはずだという事なんでしょう。しかし責任のある部分で責任を取らされるのはしょうがないと思うけれど、サブプライムの影響で不況になったのは別に派遣労働者には何の責任もないし、サブプライムバブルでいい思いだってしていない人の方が多いでしょう。それを痛みだけ押し付けるというのは、いくら何でも酷過ぎやしないかと思う。

ヤバい、今年中に終わらない可能性が!!

続く!!