先輩彩ちゃん♀後輩みるきー♀で
会社パロ


「できました」

(あーいいよ美優紀ちゃん
さすがやなぁ)

「あ、ありがとうございます…うっ、、」

(髪巻いてるのもええなぁー)

「どうも…失礼しますっ…」

上司に資料を渡して
その場から立ち去る
気持ち悪い触らないで欲しい

「あ、あの書類は貰わないと…
あの課長…」

(おいっ田中!
この資料直しとけっ!)

(は、はいっ…)

あれ、私の資料
やっぱ、、意味ないやん

(あー美優紀ちゃん)

「なんです、か」

(悪いんやけどさーコーヒー入れてきて)

「…」

あー私はこの人のご機嫌とりのために
働いてるんやろか
なんのために働いてるんやろ

「分かりま…えっ」

目の前に急に現れた缶コーヒー
伸びるての先に顔を向けると
始めてみる女の人
短い髪の毛
少し鋭い目付き
シトラス系の匂い
耳に空いてるたくさんのピアスの穴
初めての人だけどモテる人だ
直感的に思った

(お前何…や、まもとっ)

「お久しぶりです課長
これはご挨拶のコーヒーです」

(なんでここに
支社へ…)

「えぇ人事異動です
今日からここの 部長になりました
山本彩ですよろしく」

(はぁ!?)

「課長の指導のお陰様です
私が課長の後輩であることは変わりありません
なので何も変えなくていいです
でも、これから彼女は私の部下になる子です
セクハラやお茶汲みは一切やめていただきたい」

(…チッ)

課長は席を離れた

「ふぅ、あー
皆さんお久しぶりです
初めましてもいるかな
本日付でこちらの部長になりました
山本彩です
よろし…うぉっ!」

(山本ぉー!)
(先輩っ!)
(彩さんっ!)

「ハハッただいまー」

部長は先輩達に囲まれ抱きつかれていた

「山本彩さん…」

「さや姉やっと戻ってきた」

「朱里さん知ってるんですか?」

「うん、同期やねん」

「え!?同期ってことは3年目?」

「そーやな」

「3年目で部長っておかしくないですか?」

「おかしくないよ
さや姉は特別やねん」

「…」

「元々学生の時から
ここの子会社でバイトしてて
バイトやのに会社への貢献すごくて
ほかの会社にもたくさん声かかってて
なんとかウチが手に入れたって感じ
入っても変わらずすごくて
半年前に営業不振の会社の復活にかけて
自ら志願の転勤
見事1位にして帰ってきたと」

「…雲の上の人や」

「そんなことないで
フレンドリーやし
でも近づきすぎたらあかん」

「え?」

「惚れるよ」ボソッ

「っ///」

「みるきー意外とウブよな」

「っ、やめてください」


「朱里ー久しぶり」

「あーさや姉おかえり」

「疲れたわ
あ、渡辺さんお疲れ」

「お疲れ様です
なんで、名前」

「書類見たりしてたからね
チームやし」

「チームって私は何も出来ない…」

「そんなことないで
企画書見たよ
確かに文の構成はもひとつやった
でも、中身は悪くない
付箋貼っといた出来たら出して」

「はやっ…わっ」

「私が育てるよ大丈夫ついてきて」ポンポンッ

彩さんは頭を撫でて
微笑んで部屋を出た

「改めて仕事出来ることを
実感させられたな…
みるきーがん…

あー、これはもう手遅れか
顔真っ赤」


朱里さんの心配は見事に的中
彩さんと出会った日から
日を重ねるにつれ想いは募るばかりだ

「これ、あっちに出してて
これはー、OKまとめてええよ」

「…カッコイイなぁ」

「完璧に恋する乙女」

「朱里さん」

「叶わない恋ですかねハハッ」

「んー?それはどうやろ
みるきーしだいちゃう?
さや姉結構みるきーのこと気に入ってるし
あるかもね
可能性」

「…」




「んー、終わった」

時刻は夜の8時
残業ばかりだなー
彩さんからの修正の入った書類を眺める

「また、褒めてくれるかな…

キャッ!!え!!彩さんっ」

「お疲れ、よっと見せて」

「はい、
でもなんでいるんですか?
帰ったはずじゃ」

「んー?まぁなんか残りたかったんや
よし、書類OK
よーやった」

「っ…ありがとうございます」

「渡辺さんこの後予定ある?」

「ない、です」

「じゃあ私に付き合って」


連れてきてもらったのは
近くの定食屋
近くなのにきたこと無かったなー

「ここ美味しいからさ」

「ホンマに美味しい…」

「…ほら飲み?」

「え、いや…」

「大丈夫潰れても連れて帰ったるよ」



「っていうたの
彩さんですよー」

「んー…」

「意外と弱いんやな
飲み会の時話すことばっかやから
飲んでなかったからか
彩さん真っ直ぐ歩いて」

なんとか抱えて
彩さんの部屋まで来た
部屋に着くなり
フローリングで横になる彩さん

「もぉベッドに寝ないと…」

「間違えたな…」

「ん?」

「緊張しすぎた」

「?…あー明日プレゼンですもんね」

「…」

プルルルルル
【着信】朱里

「彩さん朱里さんから」

「んー、ほいあげる」

「え、もし…」

「もぉーさや姉連絡は!?
告れたん!?」

「え…告るって?」

「え…?みるきー?あ、えっと」

「一体…」

バシッ!
「もしもし今から…また連絡する」


「彩さん?」

「あのさ、、えっと、その
あー、、」

「…」

「ハハッカッコ悪くてごめんな
ほんまはもっとかっこよくするつもりやった
初めてあった時から好きやねん」

「私…を?」

「初めは見た目やった
でも必死に頑張るところ
真っ直ぐなところ
全部が好きや」

「ほんま、ですか?」

「なんか、ごめんな
プレッシャーよな
でも振ってくれていい
別にそれで対応を変えるほど
子供じゃない、だから」

「待ってください
振られる前提で話さないで」

「…へ?」

「してみたかったことあるんです」

「?…うぉっ///」

座る彩さんの膝の上で向かいあわせで
抱きつく

「私も…同じです」

「へっ、、ま、、じ?」

「私分かりやすかったと
思うんだけどな…
話すとき顔赤かったし」

「話すの苦手なのかなって」

「…鈍感ですね」

「むっ…そんなことないわ」

少し拗ねた顔で私を見る
こんな顔初めて
これから初めてが増えるのかな
そしていつかいつも通りになるのかな

「彩さん」

「?」

「好きです」