「会いたい…」
こう思うのは仕方ない
彩こと私の旦那様は
少し前の人事で
特別強化チーム選抜に抜擢され
新しく出来る部隊のエースとして頑張ってる
ほとんど1日訓練で
帰ってきても夜遅くで
朝早く出ていく
私も頑張って起きたいけど
寝てしまって
彩が抱えてベッドに置いてくれてるみたい
疲れて帰ってきてるのに
何も出来ない自分
まともに会えてないし甘えたいし
甘えて欲しいけどそんなこと言えないし
「はぁ」
「みるきー元気ないやん」
「まーちゅん
彩がー彩がぁー」
「あー会えてへんのや
忙しそーやもんな
まぁ彩も大変やしな」
「んー、、どうしよ」
「え?もしかして
まだあれ言うてへんの?」
「…うん」
彩に言わなきゃいけない
大切なこと
それは
「おめでとう妊娠してますよ」
「っ、赤ちゃん」
月のものが来なくて
産婦人科へ行くとビンゴ
子供が出来ていた
もちろん彩が産むな!なんて言うとは
思わない、思わないけど
不安になる
喜んでくれるかな
迷惑じゃないかな?
仕事のことも話さなきゃいけないし
「訓練もう辞めるやろ?」
「うんそーやな
体制的に負担かけちゃうし」
「みるきー的に大丈夫なん?
ほら、みるきーにとって
仕事は生きがいやし
信念やんか?」
「…私もなそれ思った
この仕事は私の生きがいやし
守りたいものを守れるものや
でも、、、
私今はさ
この子のために生きたいって思う」
「みるきー」
「彩と結婚した時も
彩のためにって思った
でもないくら彩に言われても
どーしても自分は傷物で自信が無い
だから突入だって出来てた
自分が彩にされたら困るくせに
それでも誰かを守りたいし
自分と同じ思いをさせたくない
その気持ちがどんな時でも勝つ
でも、今はな?ちょっとのことでも
この子のことを考えるねん
この子のためになるかって考える
その生き方は悪くない気もするねんな」
「お母さんやな」
「え?」
「大丈夫、大丈夫やみるきー
自分を信じて
彩を信じてみ?」
「…ありがと」
家に帰って
家事をする
といっても一人暮らしが長い彩は
散らかすことなく
片付けもしてくれるし
要領もいいから
料理をしていてくれたりなど
やっぱり完璧だから
私がする家事ってのも少ない
ガチャッ
「ただいま」
「え!おかえり…早いね」
「ん、まぁたまにはな」
「彩、あのさ」
「さき風呂入ってくるわ」
「うん
久しぶりに会ったんだから
触れたいとか…思ってくれないんかな」
お風呂から上がった彩を見ても
ご飯を食べたら
本を読んだり
書類を書いたり
特に何も言うことなく過ごす
彩は寂しくないんかな…
ただ同じ場所におればそれでええんかな
触れたい…こんなそばに居るんやから
ギュッ
「うぉっ!どうした!!」
「彩…ギューして?」
「な、な、なんで?」
「なんでって…彩は寂しくないん?」
「いや、そんなことは」
「離れててもいいんや」
「離れててもってか
えっと、その…」
「…はぁ、もういい
好きにして」
ほんまは期待してた
少し前までは
無言で私を抱き寄せたと思えば
優しくキスをしてくれて
熱っぽい目で見つめれば
愛を沢山囁いてくれたのに
今はなんもない
最近募っていた不安が一気にあふれでた
「美優紀」
「ほってて、1人にして」
「美優紀ってば…あっ」
泣きたくなんかなかったのに
久しぶりに会えて話せたから
もっと笑いながら彩に抱きしめられながら
なんて考えてたのに…
「…美優紀」
彩は私の腕を引き抱きしめてくれる
「なによ…」
「ごめん」
「いいよもう…彩は」
「ちがう!」
「…」
「引っ付かれへんのや、まだ」
「え?」
「精神統一ができてない」
「は?」
「…美優紀とほとんど合わず
男まみれの訓練場で一日中
それが毎日
精神的にきついけど耐えれたのは
帰ったら必死で起きようと
頑張ってくれてた美優紀の寝顔で
俺、幸せで…」
「…」
「美優紀抱き上げて
美優紀の匂いとか温もりとか柔らかさとか
感じながら寝かせて…」
「…」
「でも、次の日仕事でさ
だからその…
シたくなるんや…」
「あっ…あのな彩」
「だから美優紀と引っ付くために
先に精神統一しようと思って
これを…」
彩が持ってきたのは
ブックカバーの着いた本と書類
ブックカバーをとると驚いた
「初めての…育児…?」
「こっちは
父親学級の申込書」
「な、なんでっ…」
「ごめんな美優紀
相談聞いてやれんかったな
ほんまは気づいてたんや
てか美優紀見てたら分かる
すごく嬉しかった
でもこの喜びを簡単に終わらせたくなくて
ちゃんと時間をとって伝えたかった
俺不器用やからさ
一個一個しないと出来ひんねん」
「彩っ…」
「ありがとう美優紀
すげぇーーー嬉しい
俺ちゃんと守るから
美優紀も子供も
そのために今の部署に行ったんや
自慢の父親になれるように
俺の、親父みたいに」
「…彩」
「美優紀…」
彩は涙でぐしゃぐしゃの私の頬を拭い
キスをしてくれる
涙を止めるように優しくでもそれは
逆効果で涙は溢れるばかり
「私、ママになれるかなっ
ちゃんとした、こんな傷だらけの…」
「この子誰の子やと思ってんねん
俺の子やぞ
わかってるに決まってる
ママの傷は一つ一つ勲章で
たくさんの勇気を持って動いた結果
世界一かっこいいママやって」
「褒めすぎっ…」
「こーいう時くらい言うたるわ」
「フフッいつも言うてや」
「それは無理」
「なんでよー」
「はずいねん…」
「もぉ変わらへんなーそーいうとこ」
「そりゃな
美優紀
俺もっと強くなるから
ちゃんと帰ってくるから
だから待っててくれへんか?
俺の帰りを」
「うん、ちゃんと毎日待ってる
この子と2人で」
「美優紀…あのさ」
「ん?」
「いや、なんもない」
「えーなによ言いかけたやん」
「また次の機会や」
「なにそれ
言うてや」
「…」
「彩?」
「…愛してんで///」
「へ、今っ…ンッ!!」
私の反応見るの恥ずかしいからって
無理やりキスしたり
抱きしめて顔を見えないようにしたり
すごいシャイなのは変わらない
そんなとこも好き
どんなあなたも好き
それは貴女が私の心を
いとも簡単に撃ち抜いたから
なんてね
こう思うのは仕方ない
彩こと私の旦那様は
少し前の人事で
特別強化チーム選抜に抜擢され
新しく出来る部隊のエースとして頑張ってる
ほとんど1日訓練で
帰ってきても夜遅くで
朝早く出ていく
私も頑張って起きたいけど
寝てしまって
彩が抱えてベッドに置いてくれてるみたい
疲れて帰ってきてるのに
何も出来ない自分
まともに会えてないし甘えたいし
甘えて欲しいけどそんなこと言えないし
「はぁ」
「みるきー元気ないやん」
「まーちゅん
彩がー彩がぁー」
「あー会えてへんのや
忙しそーやもんな
まぁ彩も大変やしな」
「んー、、どうしよ」
「え?もしかして
まだあれ言うてへんの?」
「…うん」
彩に言わなきゃいけない
大切なこと
それは
「おめでとう妊娠してますよ」
「っ、赤ちゃん」
月のものが来なくて
産婦人科へ行くとビンゴ
子供が出来ていた
もちろん彩が産むな!なんて言うとは
思わない、思わないけど
不安になる
喜んでくれるかな
迷惑じゃないかな?
仕事のことも話さなきゃいけないし
「訓練もう辞めるやろ?」
「うんそーやな
体制的に負担かけちゃうし」
「みるきー的に大丈夫なん?
ほら、みるきーにとって
仕事は生きがいやし
信念やんか?」
「…私もなそれ思った
この仕事は私の生きがいやし
守りたいものを守れるものや
でも、、、
私今はさ
この子のために生きたいって思う」
「みるきー」
「彩と結婚した時も
彩のためにって思った
でもないくら彩に言われても
どーしても自分は傷物で自信が無い
だから突入だって出来てた
自分が彩にされたら困るくせに
それでも誰かを守りたいし
自分と同じ思いをさせたくない
その気持ちがどんな時でも勝つ
でも、今はな?ちょっとのことでも
この子のことを考えるねん
この子のためになるかって考える
その生き方は悪くない気もするねんな」
「お母さんやな」
「え?」
「大丈夫、大丈夫やみるきー
自分を信じて
彩を信じてみ?」
「…ありがと」
家に帰って
家事をする
といっても一人暮らしが長い彩は
散らかすことなく
片付けもしてくれるし
要領もいいから
料理をしていてくれたりなど
やっぱり完璧だから
私がする家事ってのも少ない
ガチャッ
「ただいま」
「え!おかえり…早いね」
「ん、まぁたまにはな」
「彩、あのさ」
「さき風呂入ってくるわ」
「うん
久しぶりに会ったんだから
触れたいとか…思ってくれないんかな」
お風呂から上がった彩を見ても
ご飯を食べたら
本を読んだり
書類を書いたり
特に何も言うことなく過ごす
彩は寂しくないんかな…
ただ同じ場所におればそれでええんかな
触れたい…こんなそばに居るんやから
ギュッ
「うぉっ!どうした!!」
「彩…ギューして?」
「な、な、なんで?」
「なんでって…彩は寂しくないん?」
「いや、そんなことは」
「離れててもいいんや」
「離れててもってか
えっと、その…」
「…はぁ、もういい
好きにして」
ほんまは期待してた
少し前までは
無言で私を抱き寄せたと思えば
優しくキスをしてくれて
熱っぽい目で見つめれば
愛を沢山囁いてくれたのに
今はなんもない
最近募っていた不安が一気にあふれでた
「美優紀」
「ほってて、1人にして」
「美優紀ってば…あっ」
泣きたくなんかなかったのに
久しぶりに会えて話せたから
もっと笑いながら彩に抱きしめられながら
なんて考えてたのに…
「…美優紀」
彩は私の腕を引き抱きしめてくれる
「なによ…」
「ごめん」
「いいよもう…彩は」
「ちがう!」
「…」
「引っ付かれへんのや、まだ」
「え?」
「精神統一ができてない」
「は?」
「…美優紀とほとんど合わず
男まみれの訓練場で一日中
それが毎日
精神的にきついけど耐えれたのは
帰ったら必死で起きようと
頑張ってくれてた美優紀の寝顔で
俺、幸せで…」
「…」
「美優紀抱き上げて
美優紀の匂いとか温もりとか柔らかさとか
感じながら寝かせて…」
「…」
「でも、次の日仕事でさ
だからその…
シたくなるんや…」
「あっ…あのな彩」
「だから美優紀と引っ付くために
先に精神統一しようと思って
これを…」
彩が持ってきたのは
ブックカバーの着いた本と書類
ブックカバーをとると驚いた
「初めての…育児…?」
「こっちは
父親学級の申込書」
「な、なんでっ…」
「ごめんな美優紀
相談聞いてやれんかったな
ほんまは気づいてたんや
てか美優紀見てたら分かる
すごく嬉しかった
でもこの喜びを簡単に終わらせたくなくて
ちゃんと時間をとって伝えたかった
俺不器用やからさ
一個一個しないと出来ひんねん」
「彩っ…」
「ありがとう美優紀
すげぇーーー嬉しい
俺ちゃんと守るから
美優紀も子供も
そのために今の部署に行ったんや
自慢の父親になれるように
俺の、親父みたいに」
「…彩」
「美優紀…」
彩は涙でぐしゃぐしゃの私の頬を拭い
キスをしてくれる
涙を止めるように優しくでもそれは
逆効果で涙は溢れるばかり
「私、ママになれるかなっ
ちゃんとした、こんな傷だらけの…」
「この子誰の子やと思ってんねん
俺の子やぞ
わかってるに決まってる
ママの傷は一つ一つ勲章で
たくさんの勇気を持って動いた結果
世界一かっこいいママやって」
「褒めすぎっ…」
「こーいう時くらい言うたるわ」
「フフッいつも言うてや」
「それは無理」
「なんでよー」
「はずいねん…」
「もぉ変わらへんなーそーいうとこ」
「そりゃな
美優紀
俺もっと強くなるから
ちゃんと帰ってくるから
だから待っててくれへんか?
俺の帰りを」
「うん、ちゃんと毎日待ってる
この子と2人で」
「美優紀…あのさ」
「ん?」
「いや、なんもない」
「えーなによ言いかけたやん」
「また次の機会や」
「なにそれ
言うてや」
「…」
「彩?」
「…愛してんで///」
「へ、今っ…ンッ!!」
私の反応見るの恥ずかしいからって
無理やりキスしたり
抱きしめて顔を見えないようにしたり
すごいシャイなのは変わらない
そんなとこも好き
どんなあなたも好き
それは貴女が私の心を
いとも簡単に撃ち抜いたから
なんてね