「おかえりー」
「ただいまー!!」
「楽しかったー?」
「うん綺麗やったで」
美優紀は何事もなかったかのように
あっちゃんと話す
「彩」
「ん?」
「ケーキ苦手やろ?
代わりにクッキー焼いてるから
ほら、入り?」
「うん」
「あれー?菜々ちゃんはー?」
「んー、愛菜とデートから帰ってへんよー
まぁ今日は南も仕事終わらないって
言ってたし
怒られないんじゃない?
それに色々言っても南もたぶん
愛菜以外の男認めないと思うよー?」
「やんなー
愛菜くん完璧やもんなー」
「っ…なんで俺の方見るねん」
「べっつにー!フフッ
私お風呂入ってくる」
「はーい
…彩」
「なに?」
「美優紀になんかした?」
「え…」
「無理してるからあの子
あんな作り笑いで」
「…分からへんねん
俺、喜んでくれると思ったんやけど」
「ん?」
俺はあっちゃんに
あったことを伝えた
「俺、分からへん…なんで」
「彩」
ガシガシッ!!
「あっちゃん痛い痛いっ」
「彩はきっとずるいんやろうな」
「え?」
「大丈夫
傷つけたわけちゃうから」
「…」
「彩は彩でええねん
さーてと洗い物でもしよかな」
美優紀と何か顔を合わせるのが
気まずくて
自分の部屋に帰った
今日はなんだか疲れたな
ガチャッ
「えっ…」
「なんで帰ってんの」
「美優紀なんで」
「上がったらおらんかった」
「疲れてん、寝るから」
今、美優紀といればまた泣かせる
そうすればもっと
心がぐちゃぐちゃになりそうで
強引に布団を頭から被った
「さぁちゃん」
美優紀はベットに座り
布団の上から俺に触れる
「ネックレス…ありがとう」
「…」
「嬉しくて…ずっとな
さぁちゃんから欲しかってん
だから、ごめんね」
「なんで謝るねん」
「困らせてるよな私」
「別になんも思ってへんわ
お前のことなんか」
「…うん、知ってる」
「あっ…そうやあの…」
「決めた」
「え?」
「私…もう諦めるね」
「は?」
「さぁちゃんのこと好きなの
諦める」
「は、なんやねん急にっ!」
「告白されてんクラスの子に
断っててんけどな
その時思ってん
私小さい頃からさぁちゃんだけで
周り見れてなかった
さぁちゃんも困ってたもんな
これも、、私がいつも言ってたからやろ」
「それは」
「菜々ちゃん帰ってきてな
すごい幸せそうやった
あっくんもな笑顔でキラキラしてて
気づいた…私さぁちゃんにはいつも
そんな顔させれてない
私ばっかで…いつも
だから、諦める」
「諦めるってそんなもんなんや」
「っ…」
やめろ俺…
「へぇーあっそ
あんなに付きまとわれてさ
それでこれなんや」
言うな、傷つけるなよ
「…ごめん、なさい」
「ま、別にどーでもええけど
興味無いし」
「…うん、それだけ
帰るね」
美優紀が立ち上がる
ダメだ止めないと
このままじゃ…
布団をどけ
顔を上げると美優紀の背中で
その背中は小刻みに震えていた
手が届くっ…
「ネックレス!ありがとう
これは幼なじみからの
プレゼントとしてホントに大切にする
これからは
ちゃんとそうなるから…
おやすみ」
伸ばした手を空を切った
本当はもっと伸ばせば届いたくせに
ひねくれた俺は何も出来なかった
そうなるから
それは
ただの幼なじみになる
そういう意味
「なんて言ったら…」
あの時
ちゃんと伝えればよかった
分かってる
濁さなくても気づいている
俺は美優紀が好き
意地を張ってるだけ
でもその意地は昔から美優紀を傷つける
守れない俺なんか
いらんやろ?
「ただいまー!!」
「楽しかったー?」
「うん綺麗やったで」
美優紀は何事もなかったかのように
あっちゃんと話す
「彩」
「ん?」
「ケーキ苦手やろ?
代わりにクッキー焼いてるから
ほら、入り?」
「うん」
「あれー?菜々ちゃんはー?」
「んー、愛菜とデートから帰ってへんよー
まぁ今日は南も仕事終わらないって
言ってたし
怒られないんじゃない?
それに色々言っても南もたぶん
愛菜以外の男認めないと思うよー?」
「やんなー
愛菜くん完璧やもんなー」
「っ…なんで俺の方見るねん」
「べっつにー!フフッ
私お風呂入ってくる」
「はーい
…彩」
「なに?」
「美優紀になんかした?」
「え…」
「無理してるからあの子
あんな作り笑いで」
「…分からへんねん
俺、喜んでくれると思ったんやけど」
「ん?」
俺はあっちゃんに
あったことを伝えた
「俺、分からへん…なんで」
「彩」
ガシガシッ!!
「あっちゃん痛い痛いっ」
「彩はきっとずるいんやろうな」
「え?」
「大丈夫
傷つけたわけちゃうから」
「…」
「彩は彩でええねん
さーてと洗い物でもしよかな」
美優紀と何か顔を合わせるのが
気まずくて
自分の部屋に帰った
今日はなんだか疲れたな
ガチャッ
「えっ…」
「なんで帰ってんの」
「美優紀なんで」
「上がったらおらんかった」
「疲れてん、寝るから」
今、美優紀といればまた泣かせる
そうすればもっと
心がぐちゃぐちゃになりそうで
強引に布団を頭から被った
「さぁちゃん」
美優紀はベットに座り
布団の上から俺に触れる
「ネックレス…ありがとう」
「…」
「嬉しくて…ずっとな
さぁちゃんから欲しかってん
だから、ごめんね」
「なんで謝るねん」
「困らせてるよな私」
「別になんも思ってへんわ
お前のことなんか」
「…うん、知ってる」
「あっ…そうやあの…」
「決めた」
「え?」
「私…もう諦めるね」
「は?」
「さぁちゃんのこと好きなの
諦める」
「は、なんやねん急にっ!」
「告白されてんクラスの子に
断っててんけどな
その時思ってん
私小さい頃からさぁちゃんだけで
周り見れてなかった
さぁちゃんも困ってたもんな
これも、、私がいつも言ってたからやろ」
「それは」
「菜々ちゃん帰ってきてな
すごい幸せそうやった
あっくんもな笑顔でキラキラしてて
気づいた…私さぁちゃんにはいつも
そんな顔させれてない
私ばっかで…いつも
だから、諦める」
「諦めるってそんなもんなんや」
「っ…」
やめろ俺…
「へぇーあっそ
あんなに付きまとわれてさ
それでこれなんや」
言うな、傷つけるなよ
「…ごめん、なさい」
「ま、別にどーでもええけど
興味無いし」
「…うん、それだけ
帰るね」
美優紀が立ち上がる
ダメだ止めないと
このままじゃ…
布団をどけ
顔を上げると美優紀の背中で
その背中は小刻みに震えていた
手が届くっ…
「ネックレス!ありがとう
これは幼なじみからの
プレゼントとしてホントに大切にする
これからは
ちゃんとそうなるから…
おやすみ」
伸ばした手を空を切った
本当はもっと伸ばせば届いたくせに
ひねくれた俺は何も出来なかった
そうなるから
それは
ただの幼なじみになる
そういう意味
「なんて言ったら…」
あの時
ちゃんと伝えればよかった
分かってる
濁さなくても気づいている
俺は美優紀が好き
意地を張ってるだけ
でもその意地は昔から美優紀を傷つける
守れない俺なんか
いらんやろ?