「結局どーなったん」

「…何もしませんでした」

「ハハッへたれー」

「なぁちゃんうるさい
ゆーりさんすごいっ
きっと伝わると思いますよ」

「ありがとう彩希さん」

「またゆぅちゃんはゆーりの方?」

「ごめんごめん
でも女の子は大切にされたいものだよ」

「俺だってゆぅちゃんのこと大切に」

「分かってる!ありがとね
なぁちゃん」

「へへへっ」

「何だろ…なぁちゃんのデレも
慣れたら何も感じないな」

「なんだそれ
でもさなんにも無かったのは
良かったかもしれないけど
進展とかないわけ」

「全然、むしろ…」

「ん?」

「彩さんとさらに話すようになってる」

「え、何それ!
彩さんって渡辺さんと」

「付き合い始めたみたいやけど
みるきーさんも別にーって感じで
ほら、あそこはなんかもう安定だから
僕的には…複雑」

「そりゃそーよな…」

「よく分かんないなほんと」

「ま、女心は難しいからね」




「潜入ですか?」

「そうや
本来は違法ではあるけど
それでも証拠がなかなか無くてな」

「だから君たちの班で」

朝、課長が招集をかけて説明する
潜入するのは怪しげなクラブ
そこでは取引とかが行われてるらしいけど
あくまで噂で中々証拠が出ない
女の子も被害にあってるとかで

「えーっと誰を」

「課長…すみません
うちでは、その捜査はしません」

「彩さん?」

「なぜだ?」

「…明らかに危険すぎます
地道な捜査で行うべきです」

「…ほぉ、その間市民が危険にあってもいいと」

「っ…」

「反論はないな?
そーだなできるだけ若手がいい」

課長は見渡すと朱里さんを見つめた
…これはダメだっ!

「あのっ!僕行きます」

「…君は太田やっけ?」

「そうです
ここでは1番若手ですし
それに学生の時にクラブとか行ってたんで」

「へぇーいいやんか
じゃあ君で決まりや」

「ちょっ、ゆーり!!
まだ経験も浅い、危険だっ!」

「彩さん、大丈夫です
少しでも早く被害をなくしたいんです」

「ハハッ!いい新人や
これは山本くんの指導のおかげかー?
頼んだで太田」

課長は上機嫌で去っていった

「…あの野郎、出世が目当てや
ゆーり気持ちは分かるけど
市民の安全と同じくらいお前らも大事や」

「でも、このままじゃ何も進まないです
もう暴走はしません
僕に任せてください」

「…ゆーり」



「…出会いでも求めに行くわけ?」

「あ、朱里さん
酷い言い様ですね」

「なんで手上げたんよ」

「犯人を捕まえたいからですよ」

「私が指名されるの阻止したかったんやろ」

「…そうなんですか?
僕は初めから」

「君はホンマに嘘が下手やね」

「…」

「また前みたいに女の子に好かれて
本気になって暴走するんやろ」

「…しないですよ」

「…危ないねんで、ほんまに分かってる?」

「分かってます…でも、誰かがやらないと」

「ヒーロー気取り」

「僕の長所じゃないですか」

「…短所の間違いやろ」

「朱里さん
この事件解決したらデートしませんか?」

「は?なんで私が」

「ご褒美ないと頑張れないでしょ」

「自分が勝手にやるって言うたんやろ」

「んー、、」

「あほ」

「…心配してるんですね」

「は?調子乗るな」

「…大丈夫ですから」

「生意気やねんほんま
どーせまた女にはめられるねん」

「大丈夫ですよ」








大丈夫な、、はずやったんです



(ね?このまま…シよ?)

「あ、あ、…えーっとハハッ」


助けてくださぁぁぁぁい!!!!