久しぶりに読み返してみましたので
続編を…



「んー、、疲れた」

(彩さんお疲れ様です)
(やっと終わりましたねー)

「んー、お疲れ様
この後ご飯でも行く?」

(いいんですかー?旦那さん)
(早く帰りたいんじゃ?)

「もぉいじらんといてや
実は彼も今日飲み会みたいでね
家帰っても暇だしー」

(あー、そういうことですか)
(じゃあ行きましょー)


大きな案件が終わり
後輩たちと食事に来た
美味しいご飯を食べて話をして
満足して家に帰ったが
電気は消えてて彼はまだみたい
洗濯物を片付けたり掃除をしたり
してみたけど連絡はないし
今日はかなり遅いみたいやなー
結婚して4年も経つのに
寂しさを感じるのはいい関係だって
ことだなーなんて
昔よりは大人になった考えをできるようになった

「優紀くん遅いなー」

前言撤回
まだ余裕ってものはなさそう

ピリリリリリリー!!!
「あ、優紀くんや

もしもしー?」








「あのっ、渡辺です」

(…)
(…)

「え?」

電話の相手は上司の方からで
優紀くんが潰れたから来て欲しいってことやった
急いで着替えて
さすがにすっぴんはまずいから
軽く化粧して
お店に向かった
声をかけたけど皆さん私を見て
ポカン顔…あれ?部屋間違えた?

「あ、、ごめんなさい
部屋を…」

(渡辺くんの奥さん?)

「はい…」

(ほんとに奥さん?)

「そう、です
主人がいつもお世話に…」


((めちゃめちゃ綺麗やん!!))
(こいつマジかマジか!)
(いや、そりゃこんだけモテるからな)
(選び放題か!!)

「あ、あの主人は…」

(あ、そこに)

「優紀くんっ」

お店の端で真っ赤な顔になって
座ってる優紀くん

「優紀くん大丈夫?立てる?」

「彩ちゃん…ごめんね、ちょっと
上手く歩けなくて
タクシーで帰ろうと思ったんだけど
色々あって」

「?」

「ちょっと水だけ飲んどく」

「あ、うん」

(奥さん奥さん)

「え?はい」

(どーも渡辺の同期のもので
実はこーいう所であんまり飲まないんですけど
ほら、あそこにいる女の子たち
渡辺のこと狙ってて
酔わせて何とかみたいな感じだったんで
でもなんにもなかったですよ
それは俺が保証します)

「あ、そうですか
大丈夫です」

(ハハッやっぱり渡辺の言う通り
しっかりした人ですね
こいつ真面目すぎてビックリですよ
こんな場所で堂々と奥さんしか
好きになれない体だからさって
さわやかに言うんですもん
聞いてるこっちがはずいわって)

「そうなんですか
昔からそんな感じなんですよ」

周りを見ると女性たちがこっちを見てた
(正確には私を睨んでた…だけど)

(早く連れて帰らないと
奥さん怪我しちゃいますよ)

「大丈夫です
そーなったら出るとこ出て
戦うまでです」

(あ、そーやった弁護士さんでしたね
そりゃ敵に回したらダメだわ)

「彩ちゃん…お待たせ帰ろ」

「うんっ」

優紀くんを支えながらタクシーに乗り込んだ

「ごめんね疲れてんのに
迎えになんかこさせて」

「いいよいいよ
何かあった方が嫌やもん」

「タクシーで帰りたかったけど
女の子たちしつこくてさ
送るって言うてタクシー乗り込んできて
違うとこ連れていかれても嫌だし
うちの場所は教えたくなかったからさ
彩ちゃんに来てもらうしかなくて」

「そんなことまで考えてたん」

「そりゃそーだよ
いくら酔ってても彩ちゃん傷つけることは
避けるっていうのは
どんな時でも変わんないからさ」

「もぉ…」

あぁー好きだな
こんなに愛してくれる人いる?


「優紀くんお風呂入ってきたらー
上がったらなにか温かい…」

ギューーーッ

「どしたんよ?」

「やっと安心できた…
あーー飲み会なんか行くもんちゃうで
お酒のせいにして距離詰めてくるし」

酔ってるからか
喋り方が幼くなってる彼が可愛くて
ちょっと意地悪してみた

「そう?可愛い人多かったけどなー」

「そうかもしれんけどさー
なんも思わへんよ
無理に腕とか引っ付いてきてさ
胸押し付けてくるねんで
それで男が落ちるって思い込んでるんやろな
僕にとってはただの満員電車と同じストレス」

「プッ…ストレスって」

「それに香水もキツすぎるし
耳元で抜け出しませんか?って言うてくるねん
僕の左手見えてないんかな
彼女目が悪いんかなホンマに」

なんかもぉ逆にここまで何とも思われない
女の子たちが可哀想になってきた

「そんなに私の事好きなん」

「当たり前やんか!
え、伝わってへんの?」

不安そうな目で私の方を見つめる
何その顔めっちゃ可愛い
私は彼の両頬を掴んで優しくキスした

「伝わってるよ
もぉ伝わりすぎて怖いくらい」

「ヘヘヘッならよかったー
本当は職場の人に彩ちゃん
見せたくなかってんけどな」

「えーなんでよ」

「…惚れられたら困るやん
現に彩ちゃん来たとき
男たちはテンション上がってた」

「でもちゃんと
奥さんやって言うたよ?」

「それでも嫌
まぁ女の子たちもこれで
勝ち目がないってことに気づいてくれたなら
ストレスが減るからいいんだけどね」

「ホンマに…優紀くんは
って、ちょっとなんでボタン外すの?」

「え、したくなった」

「す、ストレートすぎる
お風呂入っておいでよ」

「一緒に入ろ?」

「えぇ襲われるやん」

「いいやんかぁ!アカン?」

「その顔弱いの知ってるやろ」

「知ってるー」

「もぉ」

嬉しそうに微笑む彼に
愛しさを感じて抱きつくと
そのまま持ち上げられ
風呂場へ直行
そのあとのことは…想像におまかせします