「で、、どうするんですか?」

「なにがぁ…」

「はぁ、、、」

この状況を説明しよう
部署での飲み会があって
案の定酔いつぶれかけてる朱里さん
野郎共の毒牙に触れられる前に
さらっと横を確保してみたけど
酔うとペラペラと元彼に告られたと
言い始める
僕の気持ちを知ってるくせになんなんだ

「戻すんですか」

「今付き合うってさぁ、結婚かなー」

「まぁ少なくとも将来は見た方が
いいんじゃないですか?」

「そーやんな」

僕との将来を見てくださいって言いたいとこ
でもそんなこと言えるタイプじゃない

「太田くんはさー
私と結婚したい?」

「ブッ…何を急に
てか話飛びすぎでしょ」

「ええやん」

「…そりゃ告白してるんですから
したいとは思ってますよ」

「んー、将来見えないなー」

「っ…そりゃあ悪かったですね」

「んー…」



「すみません…まで」

結局潰れた朱里さんを支えて
家まで送った
2回目に入るけどまた酔ってる時か

「帰りますね」

「えー泊まっていきなよー」

「はぁ…」

「ええやんええやん」

「あの、僕のことちゃんと
認識してますか?」

「大丈夫大丈夫
なんもせんやろー」

「寂しいなら元彼呼べばええでしょ」

「こんな姿恥ずかしいやーん」

そう言ってヘラヘラ笑いながら
水を飲む朱里さん
なんだよ、マジで
全く意識してないってことやろ
僕のことなんか…散々、、脈アリみたいな
感じ出してたのに…

「だからさぁ」

「ええ加減にして」

「えー」

「僕のことなんやと思ってるんですか
もう限界です」

「…太田くん?」

「朱里さんのこと
好きでいるのも疲れました」

「なにそれ…」

「元カレさんとより戻せばいいじゃないですか
僕もういいですから」

「…」

「おやすみなさい」

「待って」

バシッ…

「離せよ…じゃ」

「…」




次の日から
太田くんは変わってしまった
朝から謝りに行ったけど
気にしてないですからって微笑まれて
そこからは全然話してこない
私の方を見ることも無い

「太田くん、あの書類見るよ
アドバイスとか…」

「岸野先輩に見てもらいました
吉田さん他の書類大変そうだし」

「吉田さん…」

「お疲れ様でした」

吉田さん…
胸が苦しくなった
呼び方何でもいいやんとか
自分が言うてたくせに
いざそう呼ばれたら
突き放されたみたいで…




「ごめんなさい」

「…なんで?」

「こーちゃんのこと
もう、恋人って目で見られない」

「なんで分かるん?
しばらく会ってなかったし
もっと俺を見てくれたらええやん」

「そう、やけど」

「俺の何が不満なん?」

「そうじゃなくて…」

「じゃあええやん
とりあえず付き合ってみたら」

「とりあえずとかそんな軽くできひん」

「好きなやつでもおるん?」

「…」

「おるんや、へぇーどんなやつ?」

「おらんよ…」

「何?振られたん?ならええやん」

「こーちゃん…やめて」

「…わるい、でもさ」

「ごめん、やっぱり付き合えない
こーちゃんならいい人見つかるよ
じゃあね」









「…朱里だけやのに、ずっと


分からんやつやな…フフッ」