緩和ケアの部屋での生活 | すばみちの生きる道

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脳腫瘍ETNTRと闘う4歳になったばかりの息子と
おませでたくましい2歳の娘
そして泣き虫なおかんの日記




2月26日

容態が急変後、
モルヒネを投与し、
私たち夫婦は今後の方針の説明を受け
すばるは緩和ケア科に移棟しました。


すばるの緩和ケアのお部屋は
家族全員が一緒に過ごせるように
患者のベッドの横に
普通のベッドが並べられており、
ソファベッドもあって
ユニットバス、冷蔵庫、棟内に洗濯機、
広いクローゼットが完備されています。

内装はUSJが寄付をして作られた部屋らしく
とても可愛いお部屋です。


この部屋は子供も入れるので
私は家族みんなの
とりあえずの荷物と
みちるを迎えに行きました。


すばるはこの時、
右目は腫瘍でやられてしまったのか開かず、
嘔吐はだんだん血が混ざってきて
痛みはマシにはなったけど
やはり痛むみたいで
痛い~。
ゲーでる
身体カカのほう向く。
なんかDVDみたい
と訴えていました。

痛みはすぐには消えてくれず
夜な夜な痛い~。


緩和ケアの部屋に移る時、
点滴は手の甲から
入れたてのポートへ移し

モルヒネは随時流れてるんですが
特別痛がってる時に
プラスで流せるように
ボタンがあり、
押すと15分に1回
プラスの量が入るようになっています。


夜な夜な15分毎に
ボタンを押す状態でした。


その週の土日、
嘔吐に胆汁が混ざってきて
黒い嘔吐が出始め、
オエっと吐き出すこともできなくなって
口から鼻から
黒い汁がツーと垂れてくる状況でした。


すると顔色が
真っ青になり、チアノーゼ
指の第1関節の血管も
黒く浮き出てきて
酸素値も急激に低下、

このまま…

と先生に言われました。