その夜、
早めに眠りについたすばる。
私は主治医の先生と
次の日のアバスチン投与の時間や
退院する時間、
血圧高めなのは問題ないのかと
話をしてから
すばるの横でウトウト。
すると22時半頃、
かかー
頭だるい~。
はじめは
麻酔の関係で痛いのかな⁇と
思って冷やしたりしてるだけでした。
以前にも麻酔がきれるときに
多少痛がったりはしたことあったんです。
痛み止めを入れてもらい
しばらくしても痛みはマシになるどころか
痛い~‼︎
と泣き出して
嘔吐をしだすようになりました。
痛みにも波があるみたいで
痛い時は泣く、
痛くない時はぐったりしてる
そんな状況でした。
それでもあまりに痛がるので
大部屋から個室に移動。
その間も痛み止めの種類を変えて
どんどん流していましたが
一向に聞く気配がない。
次第に鳴き声は酷くなり
痛い時はおでこの部分を
殴るようになりました。
当直の先生と相談し
夜中の2時頃CTをとることに。
画像の結果は
あまり変わっていないような気はするけども
CTじゃわかりづらいからと
主治医の先生が朝来るまでは
痛み止めを順次入れていくと
いうことになりました。
部屋に戻って少しして
相変わらずな様子のすばるに
気を紛らわせてあげようと
DVDをつけたのですが
すばるの焦点が合わない事に気付きました。
頭痛はどんどん酷くなり、
呼びかけに応える余裕もないほど
痛がって泣きながら
ベッドの中をのたうちまわり
おでこを殴っては
ぐったりの繰り返しで
見てる私はどーしてあげる事もできず
ただただトントンしながら
大丈夫というしか出来ませんでした。
そんなこんなで
外も明るくなってきたころ
痛いー‼︎
の声から
ぎゃーの叫び声にかわって
おでこは殴りすぎて
パンパンに腫れ上がり、
応答はしない
目は合わない状況でした。
そして主治医の先生が来る
本当に15分前から
息を吐けなくなって
吸うばっかり、
チアノーゼはでてるしで
私はパニックに。
思考も完全におかしくなっていて
こんなに痛がってるなら
いっそ私が殺してあげたほうが
いいのでは⁇と考えてしまうほど
みてるのが本当に辛くて
なにもできない自分に
腹がたち、本当に悔しくて悔して
涙が止まりませんでした。
その一晩のうちでも
看護師さんは常に
処置してくれてたにも関わらず
大声でキレてしまいました。
先生が来てすばるの診察をしてくれ
すぐに看護師さん数名が
慌ただしく動き出しました。
お母さんよく聞いて。
すばるくん酸素がさがってます。
このまま命を落とすかもしれません。
今から頭の圧を下げる薬をいれて
処置しますので
すぐにご家族に電話して‼︎
と酸素マスクをつけて
点滴のルートを増やされしてる
すばるをみて
私は
思考が完全にストップしてたのか
覚えてないのですが
気づけば外で旦那に電話。
仕事出勤前だったので
そのまま休んで駆けつけました。
私もパニックになっていて
あまりちゃんと覚えていないので
これだけ見るとここの病院大丈夫⁇
と思われるかもしれませんが
要所要所の話です。
ので看護師さんや先生の対応は
しっかりしてくれてました。
誤解のないようにかいておきますね。