1月12日付の日経の1面トップでクロネコヤマトが、通販の後払い業務を開始する
との記事が掲載されています。
後払いは今までもあったと思うかもしれませんが、今回のヤマトの事業は、通販業者
に料金はヤマトが立て替え払いし、荷物を受け取った顧客は商品を確認した後、2週
間以内にコンビニ等の決済でヤマトに代金を振り込むというものです。
もちろん商品が気にいらなければ一定の条件付きで無料で返品することも可能です。
実はこの種のビジネスモデルはすでに存在しています。
記事では触れていませんが、当社がお付き合いのある会社でもサービスを展開してい
ます。
では、何故、こんな大きな記事になったのか?
単に先行モデルがあることを記者が知らなかっただけなのか?
先行モデルは決して大きなビジネスではありません。
わずかな利ザヤを稼ぐビジネスです。
しかし、これをヤマトがやるとなると一気に市場の囲い込みにつながります。
対抗する佐川や郵パックも追随せざるを得ないでしょう。
そうなると一気にネット通販の世界が拡大する可能性が大です。
これまでの商品を受け取る際の後払い(着払い)では、当然ながら受け取る時に代金
を払わないと受け取れません。
お金を払ってから返品は面倒です。
一方で、クレジット決済でカードナンバーを打ち込むことに抵抗を感じる人は少な
くありません。
ネット通販のデメリットがこの新事業で大きく改善される可能性が大です。
まさに売り手、買い手の双方の信頼をヤマトが得ているからできるビジネスだとも
言えます。
話しがそれますが最近、社会信頼資本という考え方が出てきているのですがこれと
も通じるビジネスかとも思います。
この社会信頼資本については次週、お話ししたいと思いますが、いずれにしてもネ
ット通販事業にとっては間違いなく追い風で、当然、当社もこの風に乗らなければ
なりません。
ヤフーオークションの無料化共々、益々、ネット通販は拡大するでしょう。
当社の夢もそれに沿って実現させて行きましょう。