先週、当社のビジョンで株式上場がピンとこないという話がUさんからありました。

よく、Aさんなんかもそんなことを言います。


リーダーお二人がそう言っているのですから、社員方々はもっとピンと来てないの

だろうと思います。


企業が株を上場した場合、その資金調達能力は格段にアップします。


もちろんある程度好調な業績を維持していくことが前提ではありますが、堅調な株


価を維持していれば自社株を渡すことで自己資金を一切使わずにM&Aする、つま


他社を吸収合併するなんていうことも可能となります。


それを会社拡大の手段のひとつしたのが京セラです。



一方、株を上場する時、その審査は、コンプラアンスがやかましく言われている今


日、年々厳しくなっており、その際問われるのが企業の透明性と健全性です。


経営者の恣意的な資産形成や取引先との関係が厳しくチェックされます。


特に、オーナー経営者であればあるほど経費の使い方やその同族が経営する会社と


の関係などが厳しく問われます。


株式上場はその会社が公明正大に正しく運営されているとの証明でもあります。


社会に認知されるとはそのことを指しています。



さらに上場企業は上場後も業績が厳しく問われます。


半期ごとに決算と決算予想を発表し、新聞にも載ります。


業績不振や赤字決算は即座に白日のもとにさらされます。


非上場企業であれば、決算公開も拒否できますが、上場企業はそうはいきません。


でも、こうした社会との厳しい緊張関係がむしろ企業を育ててくれると私は思い


ます。



一方で、株式公開の可能性が出てきたら私は社員の皆さんに株を持ってもらって


いいと思っています。


稲盛さんは同族経営の場合、簡単にそのようなことをしてはいけないと言ってい


ます。


それは株というのは大事なものでそれがとんでもない人達に渡ると、それこそと


んでもないことになりかねません。


とういいながら京セラでは社員に株を持たせ、中には上場によるキャピタルゲイ


ンで社内に何人も億万長者が出たといいます。


何故、京セラでは社員に株を持ってもらうことが出来たのか稲盛さんは社員との


信頼関係が出来ていたからだと言っています。


私も社員の方々との信頼関係を前提にいずれは多くの社員の皆さんに株を持って


もらい、株上場の喜びを分かち合いたいと思っています。


それが私の夢のひとつでもあるわけです。