まもなくロンドン五輪が開幕します。


先日のNHKその特集ということで3日連続で五輪注目のアスリート達を取り上げていました。


2日目に男子体操で金メダルが期待される内村航平選手が取り上げられていました。


私は残念ながらその回だけみられなかったのですが、女房によると内村選手はすごいんだそうです。




自分がやっていない技を他の選手がやっている時の映像を見せます。


その際の内村選手と違う選手の脳を調べるとその活動のレベルがまったく違うそうです。


内村選手はイメージ画像の働きがものすごく活発化している。




本人によると自分がやってもいない技なのに、実際にやっている選手と同じように天井が見え、床


が見え、周囲の景色の変化が次々とイメージとして湧きあがって来るのだそうです。


したがってやったことのない技でも内村選手はすぐに自分のものとしてできてしまう。


このようにすべての技が彼の頭の中で完璧にイメージされており、だから彼は「まったくプレッシ


ャーは感じない」と言いきっています。




もし我々が彼と同じようにすべてフルカラーでイメージできれば常に目標は達成されるでしょう。


どうして彼がそのような能力を身に付けたのかはわかりませんが、3歳から体操をしていた彼の想


像を超えた練習量がそうした力を生んだのではないでしょうか。


まさに彼はイメージを潜在意識に簡単に刷り込むことができる類まれなアスリートと言えます。





今やスポーツ選手にとって、イメージトレーニングは欠くことのできない練習です。


こんな実験結果があります。


バスケットボールの選手を二つのグループに分けます。


片方は練習終了後、30分間、ひたすらプリースローの練習します。


もう一方は、イメージだけでフリースローの練習を頭の中で繰り返します。


一ヶ月後、双方をフリースローで競わせたところ、イメージトレーニングの方が勝ったそうです。





筋肉で身体は動きますが、その筋肉を動かしているのは脳なのです。


だから脳がその気にならないとなにごとも成就しない。


人の思いの念は強く、松下幸之助は「自分の周囲に起る事象のすべてが自分の心の反映である」


とまで言っています。





その思いがどれだけ強いかで、実現できるか、実現できないかも決まると言われています。


稲盛さんは、自分の思いがカラーで鮮やかに見えるまで自分の心に強い願望を抱けと言っています。


内村選手はまさにこのカラーで見える状態にまで自分をもっていっているわけです。


嫌々いくら練習しても身に着かないのは、肝心の脳がその気になっていないからです。




それは仕事も一緒でしょう。


内村選手までもいかなくとも、私達も心に常に強い願望を抱き、毎年の目標や会社の理念の実現を


図っていかなければならないと改めて思った次第です。