秋田出張の第二段がタイミング悪く大雨時にバッティング。
行きは客先のクルマで移動でしたが、秋田県近郊の高速は全面通行止めのため国道7号で移動。
辛うじて水害地域は通過しなかったため災害の深刻さは分からずに行けました。
ところで私の様なソフトウェア設計・製作を生業にしていると、ホワイトカラーかと思われがちですが、制御系ソフトウェアの場合ブルーカラーになります。
後楽園球場数個分という広い工場敷地内をこんな具合に工具やPCを引きずりながら装置を巡って調整。
服装はヘッドランプ付きのヘルメットに長靴の安全靴、この時期には必須のファン付作業着の重装備です。
雨のため気温はさほどでもなかったのですが、とにかく湿気がすご過ぎてジッとしてても滝の様な汗。
熱中症に気を付けて水分補給しながらの作業です。
帰りは公共交通機関だったのですが、不幸にも新幹線は復興のメドが立たず。
盛岡にも行けない状況でしたが、幸い秋田⇒新潟⇒高崎⇒長野 のルートは何とか数本動いていたため無事帰って来れました。
水害の体験がある私にとっては他人ごとでは無く、何とか早期に復旧して皆さんが普段の生活に戻れればと願うばかりです。
しかし世の中の気候はどうなってしまっているのでしょう…。
今まで技術面ばかりに思いを巡らして生きて来れた技術屋ですが、技術の発達が人類の幸福と比例しないことに、改めて生きていく難しさを思う今日この頃です。

