理系の割にはこそっと小説が好きで、昔から細く長く読んでました。
世の中には面白く無い本もいっぱいありますが、面白くて時間も忘れ夢中になって読んでしまう本もいっぱいあるんですよね。
社会人になってからたまたま読んだ、定番の 『竜馬がゆく』 ですっかり司馬遼太郎とチャンバラ小説好きに。
その後、司馬遼太郎はあまりに面白いし長編が多いので、海外出張用小説として普段は読まない事に決めていました。
何せ海外出張は行き帰りの飛行機の時間が十二分にあります。
加えて海外は現地担当者が丸っきり残業しないから、17時には追い出されて結構夜が長いんです。
そんな中、一人夕食後にホテルのバーとかで生バンド聞きながらビール飲みつつ小説読むのって至福の時間でした。
いつだったか、マレーシア出張の帰りにシンガポール寄れとの業務命令。3、4週間海外に行ってたことがありました。
心配していた通り、日本から持って行った小説全て読みつくしてしまい、あわててシンガポールの紀伊国屋に連れて行ってもらい、倍以上する文庫本を4冊買ってしのいだ事もありました。
私は恐ろしく遅読なのですが、それでも足りなくなりました。
しかし、もう海外出張も10年くらい行ってませんし、独立してからは本が読めない体質になってしまいました。
読もうとすると、『仕事しなきゃ』強迫観念が沸いてきて、いくら読んでも内容が全然頭に入ってこないのです。
ホントにさびしい症状なのですが、独立するってこういう事なんですね…。
まあおかげで定年は無くなりましたが、いつの日か引退してひがな一日ゴロゴロと本を読む日を夢見ている次第です。
(理想は竹富島とかタヒチとか、南国の海辺の日陰でゴロゴロしながら読書に明け暮れたい…)