システム監査技術者試験⑤ | 税理士有資格者のひとり言

税理士有資格者のひとり言

令和2年官報合格(簿財所法消住)。
自分自身の振り返りと文書作成の練習ためにブログを書いています。
試験勉強中は、ずっとスムーズジャズ(ボーカルなし)を聴いていたので、好きなものを記録に残します。

午後Ⅱについて。


6回受験している間に、解答用紙の形式が変わったり、ずいぶん解答用紙は記入しやすくなった。


まずは、落合さんの教科書などを参考にして、システム監査技術者の論文の書き方の基本を勉強する必要がある。他の科目とシステム監査の論文は、構成が(特に3)異なること、また、題意に沿うよう書くなどの基本を身につける必要がある。


今まで一度も論文試験のある科目に合格していない人は、実際に紙に書く練習をするほうがよいと思うが、合格した経験のある人は、ワープロの一行の文字列を設定して、所定の文字数で書く練習をすればよいと思う。


いつも問題となる「論文ネタ」だが、私の場合は一応、システムに関する全工程を経験しているので、ネタには困らなかった。なので、模範論文を参考にする際にも、書き方を参考にするだけで、内容を参考にすることはほとんどなかった。


ITECの模範論文も読んでみたりしたが、わかりやすく書く、という基本が出来ていない論文が多いような気がした。書籍になっているからといって、実際にその論文で合格できるかといえば100%は合格しないのではないかと思う内容もあった。


私自身の経験からは、合格者の論文は難しいことは書いておらず、意外と平易な内容が多いのではないかと考えている。私も、合格した時の論文は、出来るだけわかりやすく、自分の経験に基づき書けていたと思う。不合格の論文は用語の使い方に揺れがあったり、字数を稼ぐために同じ内容を反復して書いたりと、実際は読めたものではないようなものではなかったりするのではないだろうか。そのためにも、論文を書く際は、書く前に構成と内容を別紙にまずまとめから、用語の使い方、特に一般的な用語でない場合は特に気を付ける必要があると思う。


勉強法として、落合さんの教科書のとおり、私も論文をワープロで準備論文を3本ほど用意していた。10本も用意する必要はないと思うが、比較的アレンジしやすいお題の過去問を見つけ、自分の経験に基づく内容で準備論文を作成するのが一番良い勉強法ではないかと思う。