追記 :『結葉』はBOYSLABさんが2015年4月のエイプリルフールネタに出されました架空のモデルです。
暑いです(´・ω・`)
承志の好きな夏ですね。
まだ梅雨明けしてませんが…
暑くてふと思い出したのですが、前回のJTVで、ラボタイズのうちわを扇いでいて柄を折ってましたよね。承志(・ω・) あれ、ただ扇いでいて折ってましたよね。
折るか?
あれ(折れた柄)、欲しかったなぁ…
ラボタイズのうちわ。そーいや私も買ったんですよ。イベントで。あまりに会場が暑くてw 普通に休憩の時間に「うちわ下さい」って買いに行きました。袋から出さずに引き出しにしまってます。
予定外の買い物でしたが、持ってしまうと勿体なくて使う気にはならないですね(^_^;)
デリ2の予約は一応済ませました。
承凪はお休みですが面白そうなのは面白そうですから。AVとして正しい待ちわびかたかどうかはわかりませんが。
FCの更新とかJTV✨とか。今月を1/3消化しましたが楽しみがたくさん待っていてくれているんですよね。
あ、ナギハチもあるんだw
楽しみですね~♡
嬉しいですね~♡
で、SSです。脈絡ないですけど(^_^;)
承凪SSの結葉SSです。
お花畑全開のおめでたい承凪ワールドです。
つたないものですが、よろしかったらお付き合いください。
「ホーム・スイート・ホーム」後編
あれは今年の梅雨の頃やった。
珍しく休みで3人揃って家におれたっちゅーのに、朝からしとしとと雨が降っていた日やった。あいにくの天気に俺はちょっと腐り気味になっとった日やった。
どこか尖った気持ちは狭い部屋で空気感染する。察しのいい結葉はなんとなく大人しくなってしまっていて、そんな結葉の様子に自分が不甲斐なくて情けなくて。更に苛立ってしまう自分をもて余していた。そんな悪循環を起こしかけていた午前中の事やった。
凪沙がおもむろに「散歩に行こう」と言い出した。
「あれの出番や」と凪沙が結葉に言うと、途端に結葉の顔が明るくなった。
こんな雨の日に、こいつは何を言い出すんや。
てっきりふたりで出掛けるもんやと思って見とったら、俺まで無理やり立ち上がらされて付き合わされた。
玄関には、下ろし立ての黄色い長靴と同じく黄色いレインコートを着込んだ結葉がニコニコと立っとった。
傘を片手に近くの遊歩道まで結葉を抱っこして連れて行くと、凪沙はその道の先にあるコンビニにおやつを買いに行こうと言って結葉をおろして好きに歩かせた。
ご機嫌な結葉は真新しい長靴で駆け出すと、すぐに立ち止まり後ろを歩く俺らを振り返る。
雨の中を走る。2歳の結葉にはそれだけで特別な事のようや。
立ち止まり振り向く。
俺らの顔をそれぞれ見て結葉が笑う。
また走りだし、立ち止まる。俺らに振り向く。結葉が笑う。凪沙も笑う。クサクサしていたはずの俺も、そんな結葉を見ていたら自然と微笑んでいた。
はしゃぎ出した結葉が走りだし、レインコートのフードを払ってしまう。凪沙が慌てて駆け寄り被せると、結葉がまた少し走りだして払ってしまう。そんな事を繰り返していたから目当てのコンビニに着いた時にはふたりびしょ濡れになっとった。
店内に入るのも憚られるほどに濡れてまったから、俺がひとりでコンビニに入って幾つかの駄菓子とアイスを買うた。
帰り道は俺も遊んで帰った。
笑い声をたてながら雨の中をはしゃいで歩く男と幼児の3人連れは、端から見たらさぞかしおかしな連中に見えたやろう。
けれどそんな事はどうでもよかった。
俺たちは楽しくて幸せなんやからどうでもええ。
そのまま俺らは濡れねずみになってはしゃぎながら帰り浴室に直行した。
つまらない朝が一転して楽しい一日になった日やった。
そんな事があった。
凪沙とおるとそんな事が多い。
解除し忘れていたアラームでいつも通りの時間に目が覚めた承志は、ひとりで入ったはずのベットの傍らに、眠ってしまっている凪沙を見て小さく微笑んだ。
アラームの音に眠りから呼び起こされたのは凪沙も一緒なようで、小さく身動ぎながらその睫毛をふるわせはじめていた。
「凪沙」
囁くように声をかけると凪沙は瞼をこすりながら欠伸をした。盛大に。
「一緒に寝てもた」
色気のない仕草が凪沙らしい。
「一緒に寝てもたな」
まだ覚醒しきってはいない様子の凪沙に、目を細めながら承志も囁く。
「せっかくの休みやったのにもう2時や。ごめんな」
凪沙の前髪を指ですきながら言うと。
「お前は身体休ませな。それにこんなんしてふたりで寝るのは久しぶりやったしな」
「そやな。いつもなら間に結葉がおるもんな」
「寝起きに濡れてないんも久しぶりや」
そう言って凪沙が笑う。
子供部屋にと考えていた6畳の洋室は、気がついたらただの玩具部屋になっていた。寝室に置いていたベビーベッドを片付けたら、そのまま結葉はふたりのベッドで眠るようになってしまっていたのだ。
と言っても、3人並んで寝ることは滅多にないので、実質は凪沙が結葉と添い寝していた。ゆえに結葉のお漏らしの被害に遭うのも凪沙になる。
そんな朝は、ふたりシャワーを浴びている間に洗濯機をまわしてしまう。防水シーツとパジャマ代わりの短パンなんかも一緒に洗濯機に放り込む。おかげで承志はほぼ毎日のように、張り立ての洗い替えのシーツで眠れるわけでもある。
「どうする?どっか出るか?」
「うーん。やりたい事も行きたい場所も特にないしなぁ」
伸びをしながら答える凪沙は、出かける事に乗り気でないようだ。
「結葉が帰ってくるかもしれんし」
「そんなんは電話出られるようにしとったらええやん。それにいくらなんでも夜までは大丈夫やろ」
「もし泊まってきたら明日どうする?俺仕事やぞ」
「そしたら明日、保育所休ませて俺が店行く前に迎えに行くわ。んで、そのまま店に連れてっとけばええやろ」
「大丈夫か?」
「たまにはええやろ」
「そかぁ…」
凪沙はごろりと天井を見上げると、小さくため息をついた。そんな様子を承志はただ見つめる。
「このまま家におるか?」
「うん… お前とゆっくりするんもええな。夜はピザでも取ればええし。たまにはそんなんもええやろ?」
「ダラダラ過ごすか?」
「イチャイチャやろ?」
そう言って凪沙が承志に顔を向けたのを合図のように、ふたり自然に腕をまわして唇を重ねた。
音をたてて何度かついばむだけのキスを繰り返すと、おもむろに承志が舌を差し入れる。
しがみつくように凪沙が承志に跨がると、もうこの後の過ごし方は決まった。
ふたりは久しぶりに逢えた恋人達のように求めあった。
買い物に出るのもいいなと承志は思っていた。クリスマスもあるし。結葉のプレゼントを選びながらふたりでぶらぶらするのも悪くない。
放っておくと同じものばかり着てしまう凪沙に何か選んでやるのもいい。ジーンズなんか見立ててもやりたかった。
けれど、ふたりきりで過ごすのは本当に久しぶりで、確かにこれ以上の過ごし方はないかもしれない。
互いに服を剥がし合い、裸のままで抱き合う。
胸が高鳴る事はもうないけれど、互いをその腕の中におさめた時の言い知れぬ幸福感は薄れる事はない。それどころか増しているかのように承志には感じていた。
一緒に居られるしあわせを。
一緒に居てくれるしあわせを。
久しぶりに時間を気にせずに抱き合ったふたりは、思いのほか盛り上がった余韻をいつまでもベットから出ないて浸っていた。
息も整ってきて汗もひいてきた頃、承志の脇におさまるように抱きついていた凪沙が言い出しにくそうに口を開いた。
「あんな承志…」
「ん?」
まだ甘い気分でいる承志が、凪沙の髪にくちづけながら返事をする。
「あんな…、家とか、お前…考えてる?」
「家?」
「いや、別にマンションとかでもええんやけど…」
「家?お前、家欲しいんか?」
「いや… 欲しいっちゅーか…」
突然の話に承志はいささか戸惑った。
凪沙は承志の腕から身を起こすと、ベットの上で承志に向かって改まるかのように正座してみせて話を続けた。
「結葉も大きなって、いろいろ手狭になってくやんか。俺らもまあ、いい歳になってきたし。このまま家賃払い続けているんも勿体ないやろ…」
「まあなぁ、いずれはなぁ」
考えてなかったわけでもないが、腰を据えて考えていたわけでもなかった。
「結葉の部屋もちゃんと作ってやらなあかんし。なんか…結葉の育てる場所を、ちゃんと作ってやらなあかんかなって…」
このところの凪沙は少しおかしかった。
じっと一点を見つめて黙り込んでいるかと思えば、ふと溜め息をこぼしたり。そんな凪沙の様子を、承志は反抗期の結葉に疲れているのではと思っていた。
凪沙は結葉に手を焼いてはいたのではなく、考えていたのだ。ふたりの、いや、三人の未来を。
家族の未来を。
「お前が乗り気でないなら…ええねんけど…」
口ごもりながら不器用に言葉を紡いでいく凪沙を、承志は言葉もなく見つめていた。
「なんちゅーか、俺とお前と結葉の家を作りたいなって… 借り物じゃない… そんなんをお前と作りたいなって… 」
自分を見つめたまま口を開かない承志を不安に思ったのか、凪沙の声は次第に小さくなっていく。
「そんなん…今さらかもしれんけど……」
遂には消えそうになった。
いつでもそうだ。
どうするのが一番いいのか、それを教えてくれるのは凪沙だ。
一見不器用そうで、寂しがりやで甘えたで、頼りなさ気にみえるけど、その実自分を支え、より良い方向へと導いてくれるのは、いつでもこの男だと承志は思う。
そうやな。探そうか。見つけようか。
「…承志?」
沈黙に耐えきれなくなった凪沙が承志を呼ぶ。
作っていこうか。俺たちの家を。
承志は手を伸ばす。
不安そうに自分を見つめる凪沙を引き寄せる為に。
どう表現すればいいのか分からないこの気持ちを伝える為に。
-END-
お粗末さまでした。
前に書きました結葉SSの1本め「はじめまして」のちょい前あたりの話でした。
なんだかあの世界観が嫌いじゃなくて(^_^;)
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m