追記 :『結葉』はBOYSLABさんが2015年4月のエイプリルフールネタに出されました架空のモデルです。
※ SS内での結葉の年齢を『4才』から『3才』に変えました。



今夜は『海咲の時間』の2回目ですね。
ゲストに凪沙君ですよ。なっちゃあん♡

嬉しいですねー♡
嬉しいですねー♡

なっちゃんも海咲君も仕事帰り…だよね(´・ω・`)?
ありがたいですね。なっちゃんまたお泊まりになるのかな。可能ならそれがいいよね。出来るだけ負担の少ないようにしてもらえたらなと思います。そんならまずライブ自体を期待しなければいいじゃないかとなるんですけどね… 本当にいい年して身勝手だよなと自分でも思います。ごみんなさい(--;)



で、そんなライブがあるよんってな日にまたSSなんぞを…

オバチャン、たまーにこんなん書くんですよ。本当にたまーになんですが(^_^;)

でね、今回のSSは[SSY-1]です。
私、SSの上げ方が自分でも気まますぎるよなーとは思ってまして、一応(自分でも)分かりやすいように通し番号的なものをつけてるつもりなんですよ(^_^;)
で、今回の[SSY-1]…[SSY-1]って…続くのかよって自分でも思うのですが、数字はスルーするとして、[SSY-1]です。この[ Y ]です。…本当は[SSF-1]でいこうかなと思ったんですよ。[ F ]…ファンタジーの[ F ]です。もうファンタジー of ファンタジーみたいなもんだから。でもまた違う感じでのトンチンカンな話をいつか書きたくなるかもしれないし…(-_-;)
だから[ Y ]にしました。

結葉の[ Y ]です(・_・)

はい。結葉君で一本書かせて頂きました。


えっと、今さらですが、当方『承凪ファンのブログ』です。故にお花畑な承凪ワールドで成り立たせていたりします(^_^;)


というわけで、お付き合い頂けましたら読んでみて下さい。

承凪SS の 結葉SSです(^_^;)









「はじめまして」





同じマンションの501は結葉の部屋や。

ある日幼稚園から帰るとマンションの前に引っ越しのトラックが停まってた。そのせいでオレたちの幼稚園バスはいつものエントランス前に停められなかったんや。仕方なしに少し先の歩道にバスを停めた日やった。
いつもやったらバスから降りてもちょっとは先生達ともお話出来るのに、その日はすぐにバスが行ってしまったんや。長く停めておける場所やないからねとママが言ってた。あの引っ越しトラックのせいや。あの引っ越しトラックがオレらのいつもの場所を横取りしとったからや。
園バスから降りてもママ達はすぐに解散はしない。そこでお喋りしとるんや。やからオレらもちょっと遊んでいられる。エントランス脇にあるガゼボや植え込みなんかはこんな時のオレらの遊び場所になる。
いつもやったらオレも一緒になってそこで遊ぶんやけど、今日は園バスの停留場所を横取りしたヤツを見てやろうと思った。
覗いてみると引っ越しのトラックの中はもう空っぽやった。家具を包むカバーなんかが放り込んであるだけや。なんや、引っ越しはもう終わりか。オレもこのマンションに引っ越して来た時にあんなんでうちの家具を包んで運んでんの見たから知っとる。引っ越しで荷物運んどるとこちょっと見たかった。それも見してくれんならホンマに邪魔なだけのトラックやないか。
オレがトラックの荷台の中を覗いとったら、エントランスから引っ越しの兄ちゃんらと、多分引っ越してきた人らが出て来た。
引っ越してきたらしいのは、兄ちゃんらふたりやった。引っ越し屋の兄ちゃんらにお礼を言いながら、ヒゲを生やしとる方の兄ちゃんが缶コーヒーが何本か入ってるビニール袋を「良ければ飲んで下さい」と渡しとった。引っ越しは終わってしもたんやな。
トラックを見送ると「おっ!小屋がある」と、もうひとりの兄ちゃんがみんなが遊んどるガゼボを指差した。
「『あずまや』や」
ヒゲの兄ちゃんがその指差した手をやんわりと下ろさせながら言うから「それガゼボ言うんやで」と教えてやった。
オレの声にヒゲの兄ちゃんはくるりと振り向いた。格好ええ兄ちゃんやった。兄ちゃんはオレを見下ろすと
「ガゼボは日本語であずまやや」と言った。
格好ええけど、子供相手に大人気ない兄ちゃんやなと思った。
ムッとして睨んでやると、ヒゲはニッと笑って「結葉こっち来い!」ともうひとりの兄ちゃんの方に声をかけた。
見るともうひとりの兄ちゃんの足に抱きついてる男の子がおった。気がつかんかった。
それが結葉やった。
「今日から越して来たんや。結葉です。ほら、結葉、挨拶してみ」
もうひとりの兄ちゃんが、しゃがんで結葉をオレの前に引き出してくれた。ふたり並ぶとふたりとも目が大きい。けど兄ちゃんの方は笑うとすぐ目が細くなる。
「いくつなん?」
聞くと結葉は小さな声で「3才」と言った。
「オレは4っつや」
言うと結葉はにこりと笑った。



結葉の家はあの兄ちゃんらと結葉の3人だけやった。パパとママは?と聞いたら、ママはおらんけどパパがふたりおると言った。
「結葉のうちはママおらんの?」
「おらんよ」
土曜日の午後、結葉をうちに呼んで遊んでいた時やった。
ママのいない家はこのマンションにもいくつかある。パパのいない家もや。けど、パパがふたりおる家は結葉ん家だけやないかな。
「で、パパふたりおるんか?」
「うん」
結葉はプラレールを組み立てながら頷いた。
パパふたりって、そんな家もあるんか。
「結葉ん家のパパ、格好ええよな」
言うと結葉がパッと顔を上げて「うん」と嬉しそうに頷いた。笑顔の結葉は可愛えなと思った。
そんなんしてたらピンポーンと呼鈴が鳴った。結葉のパパが迎えに来たんや。
結葉のパパはふたりとも土曜日も仕事なんやて。やけどヒゲのパパは夕方からの仕事やから、もうひとりのパパが仕事終わるまではヒゲのパパの仕事場に一緒に行ってるんやと。
「結葉ー、迎えに来たぞー」
ヒゲのパパの声が玄関から聞こえた途端、結葉ははじかれたように玄関に走り出した。
「こら、出したもん片付けて来い」
言われて素直に片付けに戻って来る。
「結葉、もうちょっと遊べんの?」
「んー。だって、パパはもうお店行かなあかんから」
オレはもうちょっと結葉と一緒に居りたくて、オレのパパとママにお願いしてみる。
「ねえ、あかん?後で結葉をパパのお店に連れてってあげるのはあかん?」
言うてみるもんや。パパとママは「ええよ」とすぐ言うてくれた。
「今日は結葉くんのパパのお店で夕飯食べようか」と言うてくれた。
やった!オレと結葉は思わずハイタッチした。

結葉のパパの店は初めてやった。
たまに外食するけど、ここは初めてやった。
中に入るともうたくさん人が居って、オレ達の座る場所はないかなと思ったけど、結葉のパパがテーブルをひとつオレ達のためにとっておいてくれた。
見るとカウンターの奥の席にスーツ姿のもうひとりの方のパパが居って、オレ達が席に座るとこちらに水を持ってやって来た。
「今日はありがとうございました」
言いながらコップを3つ置いてくれたので
「結葉もここで一緒に食べてもええ?」
と聞いたら、「結葉もええの?」と優しい顔で言われた。ちょっと恥ずかしくなった。
オレのパパが、構わなければもう少しコイツに結葉君を貸してもろててもええですか?とオレの頭をグリグリしながら言ってくれた。
結葉のパパは「ありがとうございます」ともう一度言うと、結葉に「行儀よくせなあかんで」と言ってカウンター席に戻った。
戻るとすぐにカウンターの奥から「すんませーん。お世話になりますー」と、ヒゲのパパが叫んできた。スーツ姿のパパも格好ええけど、頭にタオルを巻いたヒゲのパパも格好よかった。
「結葉のパパ、格好ええなぁ」言うたら、「ほんまにね」と結葉じゃなくてママが答えた。

結葉のパパのお店は賑やかで楽しくて美味しかった。
お店の人たちはみんな優しくて、パパとママがビールを頼んだら、注文してもないメニューがいくつも運ばれてきた。結葉もたくさん食べてた。
「あれ?結葉、お箸逆やで」
「ほんまやね。結葉くん左利きなの?」
ママも聞くと、
「パパだけ逆でお箸持つよ」
とカウンター席でお喋りしながら飲んでいるパパの方を指差した。
スーツ姿のパパはお店の人と楽しそうにお喋りしながら、奥で料理をしているヒゲのパパの背中を見つめてた。

「そろそろ帰ろうか」
パパがうとうとしかけている結葉を膝に抱えながら言いだした。
オレもお腹がいっぱいになって、ちょっと眠たくなってきた。
「ご挨拶してから帰ろうか」と立ち上がりながらママがカウンターの方を見るけど、忙しいのか結葉のパパがふたりともおらん。
オレは帰る前にオシッコがしたいと言ってトイレに行く。
先に会計をしようとレジに向かったママがちょっと待ってと言うけど、オシッコ待たれへんし。もうひとりで出来るし。
カウンター脇のちょっと先にあるトイレに向かう途中に、たくさん物が置いてある暗い小さな部屋があって、入り口には長いのれんがかかっておったけど、のれんの裾がひらりとした瞬間に部屋の中が見えてしもた。
びっくりした。部屋の中で結葉のパパとパパがキスしてた。
ヒゲのパパがスーツのパパのほっぺを両手で挟んで、スーツのパパはヒゲのパパの腰に両手を置いてキスしとった。
オシッコも引っ込んだ。驚いて動けないでいると、ママが追いかけてきてオレを呼んだ。ママの声に気がついて結葉のパパ達が離れてしまった。
何にも知らないママはオレをトイレへ引っ張って行った。その時、ヒゲの方のパパと目が合ったような気がした。

トイレから戻るとスーツのパパは結葉を抱っこしながらオレのパパと話してた。
結葉はすっかり眠ってしまっていた。
「今日はありがとうね。また遊んでね」
スーツのパパに言われると、やっぱりちょっと恥ずかしい気持ちになる。照れ隠しに「オレも眠たい」とパパに抱っこをせがんだ。

パパ達の挨拶は長くて、オレはほんまに眠ってしまいそうになった。
今日は楽しかった。結葉とたくさん遊べたし、ご飯も一緒に食べられたし。
結葉はええなぁ、あのパパに抱っこしてもらえてええなぁ。オレもあのパパに抱っこしてもらいたいなぁ。うちのパパは今日はビールの匂いがしてるけど、あのパパはええ匂いしてそうやなぁ。
結葉のパパ達はなんで男同士でチュウしとったのかなぁ。男同士でもチュウすんのかなぁ。聞いたら教えてくれるかなぁ。
オレはそんな事を考えながら、うとうとと眠りに落ちていった。


パパに抱っこされながら店を出た時、ふと目を開けてみた。
カウンターの奥におるヒゲのパパと目が合うた。ヒゲのパパはオレに向かって人差し指を一本立てながら片目をつぶった。






-END-







失礼いたしましたー!m(__)m

楽しく書きました。一気に書きました。私にしては珍しい。
結葉くん、まだ入園前の4才で。お友達は年少さんと言うことで(^_^;)
いや、某さんから先日頂いたコメント読んでいたら、なんかそんな世界も面白そうだなぁと。もうね、ファンタジーですから。細かいとこのつじつまを合わせる気とか更々無いんです(・ω・) 結葉君の家はパパがふたりなんです。それだけw 結葉君はちゃーんとパパふたりの子なんです。

でね、園児の一人称形式で進ませながら、コイツなかなか言葉を知ってる園児ですよね(^_^;) 平仮名を多用した文章って読みにくいし書きにくかったんですよね。だからもうそれなりに喋らせました。結葉くんのお友達はなかなか出来る子なんです(・ω・)



今夜はスーツのパパに会えますね。
楽しみだ。お口直しは「海咲の時間」でお願いします(^_^;)

お付き合いありがとうございました。