ここ数日でいろいろ情報が…
引き続きの情報投下を待ちわびています♪

昨日はMMUKがなかなか届かずにやさぐれていました。やっと届いた時には鑑賞できる状況ではなく、ええ、更に苛ついちゃってたりして。
まあ、そんな時もありますよね。無事に手元に届いたわけですし。
少しだけ見ることができました。私はライブが楽しみだったので、2本分のライブが楽しみです。航くん相手の時と他のモデルさん達相手の時と、KATSさんって雰囲気というかノリが違って見えるのは私だけでしょうか。航くんとお話している時のKATSさんって、なんだかとても楽しそうなんですよね。そんなとこもね、楽しみなんです(*゚ー゚*)

で、

待って、待って、待ってる間とか。もう鑑賞も出来ずに内心ぐじぐじしている間に、少しSSをまとめてみました。
今回は今までみたいに「前回の続き」というのではなく、単品というか、もうちょっと後の話というか、なんかそんな感じです。よろしかったらおつきあい下さい。

承凪SSです。




(* ̄ー ̄)



薬局へ行こう


ふわふわとした独特な足取りで店内へと入っていく後ろ姿を眺めながら、俺は内心ため息をついた。あいつらしいとも思ったけどな。


たまった有休を少し消化しろと会社に言われたとかで、いつなら一緒におれるかと聞いてきたんが先月の話。あいつは俺の店の定休日の次の日に休みをとった。
休みの日でもそれなりに動き回って過ごす俺やけど、今日はゆっくり寝かしてもろた。昼過ぎに起きて、ちょっとだけ店に寄って、そんであいつの会社帰りに駅で待ち合わせた。
改札で待っていた俺を見つけたあいつは、花が咲くように微笑んでみせた。
今日はこのまま凪沙の家に行って過ごす。俺も実は楽しみにしとった。なんか適当に買って帰って、あとはゆっくり出来たらええかなって。どんな流れになってもそれでええやって。ふたりでおれたらそれでええやって。

帰り道にあるスーパーで、ここに寄って何か買おうと言い出したんは凪沙やった。
すたすたと店内に入って行く様子を見て、俺はやっぱりなと黙ってカートとカゴを掴んでヤツの後を歩く。
気付いた凪沙が「さすがやな、気ぃ利くな」と本気で感心しとるらしいが、それこそ凪沙らしくて感心するわ。俺は黙ってまず6本パックのビールを2パックカゴに入れた。
腹減ってたからおいなりさん買って、出来合いの煮物買って、凪沙は案の定ウィンナなんかの売場からあれ見つけてきて二袋カゴに入れた。
「それそんなん要らんよ」
「一袋やとあっとゆー間やで」
「そればっか食うわけちゃうやろ」
「ほんでもほら、足らんくなったら嫌やし。余ったら置いとけばええし」
どうにも二袋は譲れんらしい。まあ好きにすればええやと俺が退く。
ちょっとサラダくらいは欲しくて野菜を幾つかカゴに入れながら凪沙に聞いてみた。
「お前んとこドレッシングなにある?」
「えー、何があったかなぁ、何かあったと思うけど買ってった方が無難やな」
「お前んとこ胡麻油なんて無いやろな」
「ないな」
「やろな」
「ほんでも俺んち、オリーブオイルあるで」
ちょっと自慢気に奴がのたまう。
「まじか?それすげえな」
俺は素直に驚いた。こいつが何にオリーブオイルを使うのかとか、いったいいつからあるものなのかとか、いろいろ思わなくもないがとりあえずここは素直に驚いた。あの鍋もなんもろくに揃って無い流しにオリーブオイルとか、ある意味すごいやろ。
そして俺はいざ流しに立ってみて、こいつん家にオリーブオイルがあることがどんだけ自慢になるのかを改めて理解した。ヤツの部屋にはコショウがなかった。

いつものパターンで先に凪沙が風呂入ってる間に俺が食い物用意する。用意するっつってもほとんど並べるだけ。サラダだけ作って、ふと思いついてあいつお気に入りのスパイシーな鶏肉を指でほぐしてきざんでサラダに散らした。味付けが濃いからな、調度ええやろ。
入れ代わりに風呂入ったらあとは呑むだけや。
互いの仕事の話や仲間の話、昔話で盛り上がる頃にはふたりとも出来上がっていて甘い空気も何もない。ただ楽しい。お前とおるのはほんまに楽しい。
片付けながら呑んでたからお開きの頃にはコップや取り皿を流しに下げるだけで済んだ。
ふたりでじゃれながら片付けて歯磨きして、ベッドに入った時に少しだけ見つめあってキスをした。
酒の入った凪沙は、とろんとした眼差しで幸せそうにうっすら微笑んでいる。この笑顔が俺の腕の中にあるのが嬉しくて、その額に瞼にと幾つもキスを落としたくなる。
けど、今日はさすがに眠い。俺は凪沙を抱きしめると、その髪にキスをしたまま顔をうずめた。
「もうあかん。落ちる」
「俺もさすがに眠いわ。また明日な」
ん、おやすみ。また明日な。俺たちは互いを抱きしめたまま眠りの淵に落ちた。




肩が寒くて目が覚めた。

「おはよーさん。起きた?」
歯ブラシをくわえながら朝から元気な凪沙がテンション高めに声をかけてきた。
「………おはよ…まだ起きてない…」
エアコンがガンガン効いてて寒いくらいや。
「お前エアコン効きすぎや。一旦切れや」
俺はタオルケットにくるまりながら唸った。
「あかん、あかん」
寝起きで不機嫌な俺をよそに、凪沙は愉しげに続けた。
「お前もはよ起きろや、シャワー浴びて来いや」
「…なんで?」
「やるで♪」
「…………」
何を?って聞くほど野暮やないけど、寝起きにまさかそんなギラギラした事を言われるとは思わんやんか。俺は凪沙の匂いがうつっているタオルケットから顔をあげて、思わず凪沙を見上げた。
「…なんて?」
「やるで♪」
唇の端に歯みがき粉を溢れさせたまま、艶やかに凪沙が微笑んだ。
「………は?」
「やるで♪」
三回目や。さすがに頭が冴えてきた。
俺は髪もくしゃくしゃなまま頭を掻いてワンテンポおいてみる。起きぬけの頭に凪沙は時に難解や。
「………なんで?」
やからなんで朝からそんなギラギラしとるん?
「ゆうべ出来んかったやろ。やから♪」
「………………」
やから♪ やないわ。
俺はあからさまに不満気になる声を抑えて言葉を絞り出す。
「やったらお前、もっと色っぽく起こせばええやんか」
「色っぽくってどうやって?」
「キスしながらとかあるやろ」
観念して上半身を起こして両手で顔を擦りながら俺が言うと、間髪入れずに奴が言う。
「嫌や。お前かて嫌やろ?起きぬけの口とチュウすんの」
「…嫌やな」
「やろ?やからはよ風呂入ってこいや」
言いながらまた歯ブラシをくわえて洗面所へ消える。
俺は寝起きの間抜け面で凪沙の後ろ姿を見送りながらでかい欠伸をした。はあ、面倒やな。エッチすんなら髭もあたらなあかんな。
仕方ないんで立ち上がる。
「お前勃っとるやんけ、はよせえや」
「こんなもんションベン出したら終いじゃ」
戻ってきた凪沙と狭い部屋の中ですれ違いながら戯れ言を交わし、まずションベンしてからシャワーを浴びた。
洗顔フォームで顔を泡立てて頬のあたりを剃る。キスするとき髭が痛いと煩いヤツの為にハサミも使って少し短めに整える。ほんま面倒くさい。手のかかる奴や。
「ガッツリやるからな、ちゃんと準備せえよ」
磨りガラスの扉の向こうで凪沙が言う。
「ちょい待てや」
俺は慌てて扉を開けて呼び止める。
「やるんなら掘らせろや」
「ええよ。んでも俺も掘りたい」
まさか…
「堀りっこしようや」
「………まじか」
「まじや」
凪沙が愉しげにニヤリとする。
「せやからガッツリいくでって」
「やる気満々やな…」
「おう。満々や♪」
…元気やなぁ。
とりあえず軽く身体を拭いてから、バスタオルを腰に巻いてキッチンへ行く。
凪沙はベッドに寝転がりながらスマホをいじっとった。
「早いな。もう済んだんか?」
「とりあえず水飲む」
「水?」
冷蔵庫から使いかけの2リットルのミネラルウォーターのボトルを取ってそのままくわえた。ヤツは少し不満げに眉を寄せたが無視した。全部飲んじまえばええんやろ。
「まだ身体が起きとらん」
飲み干すと、俺はまたバスルームへと入る。
扉を閉める瞬間に「あ、なるほど」とヤツの声が聞こえた。

まったく呆れた話や。飯も食わせずに朝からひと運動を要求されるやなんて。まあ、しっかり目が覚めれば別に嫌なわけでもないけどな。
準備を済ませて髪はドライヤーもそこそこに半乾きのまま、俺は腰タオルのままで部屋に行く。
てっきりベッドに転がっていると思っていたあいつは、財布を覗きながら背中をむけて立っていた。
「凪沙…」
背中から抱きしめると凪沙が俺に振り返る。唇を寄せながら。
チュッ チュッ と軽くあわせてから、そのやわらかい唇を吸う。
ああ、やっと凪沙に触れられた。
無粋な財布の存在が気にならんわけでもないが、キスで応える凪沙に満足しながら更に抱きすくめる。目の前の甘く誘ってくる凪沙のうなじに唇を滑らせれば、凪沙がうわずった声で俺を呼ぶ。
「ん……… 承志…… 」
「うん?」
凪沙の声に煽られるように、そのやわらな果実のような肌に軽く歯をあてれば、凪沙は更にせつなげな声で俺の名を呼ぶ。
「承志… 承志… あかん………」
「凪沙…」
「承志… あかん、ゴムが足らん」
「……………」
俺は凪沙のうなじに顔をうめたまま一時思考が停止した。
「…なんて?」
「ローションはある。ゴムが足らん」
いくつ使う気や。
俺はそのまま凪沙の肩に顎をのせ、ため息まじりに言ってみる。
「ほなら一個あればええやんか。今日は堀りっこせんでも」
「掘らせてくれるん?」
「あほ、言い出しっぺのクセに準備が足らんかったんわお前やろ。今日は俺が掘る」
「嫌や、俺も掘りたい。お前持ってへんの?」
「ガキやあるまいし持って歩くか」
「なあ、承志」
「なんや?」
「まずコンビニ行こか」
俺は全身の力が抜けるのを感じた。
ああ、もう。
のせた顎で凪沙に体重かけてやると、あいつはごめんごめんと繰り返しながら楽しげに笑った。
「お前な~」
「悪い悪い。ついでに朝飯も買ってさ、それからやろうや」
「野郎ふたりでコンビニ行ってゴム買うとか嫌やで」
「ほならお前は外で待っとればええやんか。飯は俺が適当に選んだるから」
「やったらここで待っとるわ」
「俺がなに買うてきても文句言うなや」
「嫌や、食いたいもんしか食いたない」
「なら一緒に行こうや。会計別なら大丈夫やろ」
奴の耳元で俺は嫌々呻いた。
「すぐそこやんか」
凪沙は俺の顎から肩を外すと、すたすたと着替えを取りに行く。
時計を見ると、起きてからまだ一時間ちょいしか経っとらん。どんだけこいつに振り回されてんのや。
俺はパンツを履きながら昨日から幾つ目かのため息をこぼす。
そんな俺の心中を知ってか知らずか、短パンだけ履いた凪沙が抱きついてきた。
「ま、ええやん。とりあえずおはようのチュウが出来たし」  
言って俺の唇に吸い付いた。
「ん~~~~」
ほんまに調子ええやっちゃ。
そやけど可愛ええチュウに俺もついにやけてまった。
「まあ、ええか」
「うん。ええやん」

───まあ、ええか。





(* ̄ー ̄)








♪承凪☆夏のリバ祭り♪
の開催を待ちわびているという話。
ええ、勿論そんなん御座いましたら私は点数シールでも何でもかき集めまして、白い皿ならぬ白いネコとか黒いネコとかを(最近はそんな黒くもないですが)いくつだって揃える気満々ですけどね( ̄ー☆
リバ… ラボさんになってからふたりのリバはないんですよね。承志は慎くんとありましたけど。あの臨機応変に対応したリバはいいなぁとか、内心羨ましく思ってたりして(^^;  

嗚呼、承凪でぜひ!!(←魂の叫び)

今回タイトルは言わずと知れた(かどうかは知りませんが…)イエモンの名曲(かどうかも知りませんが…)です。これ、歌詞がないんですよね。ただウキウキとしたリズムと楽しげなハミング。たまに含み笑いがもれたりして。なんかね、聴いてる方も笑っちゃうんですよね。いや、タイトルから笑っちゃうんですが。
笑っちゃうけど幸せそうで可愛らしい、誰にでもある特別でない日常の中のひとコマ。
そんなとこを承凪で遊ばせてもらいました。



ここまでありがとうございました。