春光堂書店の宮川大輔さんに「マチコレ!」5月号
「春光堂のぼちぼち行くじゃん これから街の本調子!!」で
『レジリエンス入門』 を紹介していただきました。
宮川さん、ありがとうございます。
新型コロナウィルスの状況下でも気持ちを保っていきましょう
『レジリエンス入門』 内田和俊(著) ちくまプリマー新書
新型コロナウィルスが猛威を振るう。
意気消沈した言葉ばかりを聞くようになった。
ウィルスの恐怖、先行きの不安とともに
自分の気持ちも塞ぎ込みがちになってしまう。
この本には「折れない心のつくり方」という副題がついている。
レジリエンスとは辛いことや悲しいことで
落ち込んだりする嫌な気分を、元の状態に戻す力のことである。
「出来事」→「解釈」→「気分」という心理的な流れから
嫌な気分に向かう原因について語り
その上でレジリエンスの高め方を述べる。
著者の実体験を随所に挟み込み、
優しく語りかけるような文体で、
読者もつまずくことなく読むことができる。
私が目を引いたのは「最善主義」という言葉だった。
最善主義とは「様々な制約のある不公平で
理不尽な現実を素直に受け入れ、
そんな状況の中で、ベストを尽くそう」というものだ。
このような状況の中、奪い合いや争いではなく、
心を落ち着かせ、笑顔を生み、
協力していく個々人の気持ちが大切だと思った。
宮川さん、いつも本当に、ありがとうございます。
この状況が落ち着つきましたら
また春光堂書店で
セミナーを開催したいと思っております。
引き続き、よろしくお願い致します。