ビジネス書作家としてデビューをして10年。
約3年という初の長期ブランクを経て、
9月10日、久しぶりに新刊
が発売されます。
前作(「最強チームのつくり方」
)を書き終えた後、
なぜか自分の中で、いったん区切りがついてしまい
書きたいというモチベーションの火が消えてしまいました。
今回、長らく執筆から離れて
ひとつ気づいたことがあります。
やっぱり書きたいんだ。
すごく書きたい。
今回は原点に戻ることにしました。
幼い頃から抱いていた
私の中にある漠然としたビジョンは
大学浪人したとき、一気に明確になりました。
いつか理想の塾を経営する。
それは大学受験専門の英語塾でした。
これが私の原点です。
今回は、ちくまプリマー新書
です。
読者対象は中学生から大人までですが、
メインターゲットは高校3年生と大学1年生です。
一昨日、清里に行き、突然、思い出しました。
2001年の年末
清里にあるモロアの森「ランボォ」で
最初で最後の「ソース(Source)」という
個人向けのセミナーを1泊2日で開催しました。
ソース(Source)の理念は
人には4つの車輪があり
そのすべてを同時に回すことによって
人生がより一層うまくいくというものです。
コーチング的な表現をすると
人生のバランスを重視しながら
心のニーズを全て満たすことが大事。
ちなみに私の4つの車輪は
①人前に立って話をする今の研修や講演の仕事
②執筆活動
(自費出版でなく書店に平積みされる本を書くこと)
③太鼓(祭り)
④運動すること
昨年の11月からジム通いを再開し
今年の1月から太鼓を再開したら
なぜか新規の仕事が激増し
新刊
の出版も決まりました。
やっぱり車輪は4つとも動かさないとダメなんですね。
昨年の夏に亡くなった私の大親友でもあり
山梨の父親的存在でもあった作家の秋元朔さんは
生前、執筆を「麻薬のようなもの」とよく言っていました。
自分が苦労して書いた本が
書店で平積みにされているのを見るのは
何にも代えがたい快感です。
「麻薬」とは、言い得て妙ですね。
(もちろん実際に打ったことはないけど)
久しぶりに個人向けのソースセミナーを
清里の清泉寮でやってみたくなりました。