本日、朝イチで初校ゲラ原稿が届きました。
再校ゲラ、三校ゲラまでありますので
まだまだ校了までの道のりは長いです。
ただ毎度のことですが、この段階まで来ると
確実に完成に近づいていることが実感できます。
担当していただいているK氏は
本来プリマー新書の担当ではありませんが
私のわがままで特別にお願いしております。
私はK氏が大好きで相性が良いというか
行き届いた配慮の数々に感服せざるを得ません。
神経質で気難しい私の担当は
他の著者様の何倍も大変だと思います。
感謝の言葉が見つかりません。
出版あるある話で恐縮ですが
普通ゲラ原稿というものは
ダブルクリップ(バインダークリップ)で
まとめられた状態で無造作に送られてきます。
私はなぜかこのダブルクリップが
生理的に受けつけず見るのも嫌なので
即座に取り外して捨ててしまいます。
そして、章ごとにステイプラーで止めて
それを持ち歩きながら仕事の合間に
少しずつチェックを進めていきます。
K氏はそういうことまで詳細に記憶されていて
すでに章ごとにステイプラー止めがされた状態で
しかも綺麗に丁寧に梱包されて原稿が届きました。
通例として「あとがき」には
編集者様への感謝の言葉が綴られますが
私には変なポリシーがあり、それをしません。
あくまでも私自身の偏った考えかもしれませんが
私自身が読者の側になったとき
これほどまでに興ざめなで野暮なことはないからです。
編集者様への感謝の気持ちは
言葉なんかで表せる簡単なものではありません。
何か、すごく安っぽくなってしまうような気がして
どうしても「あとがき」に感謝の言葉を書くことができません。
私の著者仲間である小田順子さん
木村聡子さんも同じお考えなのでしょうか
もちろん読者様への感謝の言葉は述べられていますが
「あとがき」で編集者様への謝辞は述べられていません。
K氏の数々のご厚意に報いるためにも
多くの読者に長く愛される作品にしたいです。
ものすごくハードルは高いので
実現できるかどうかは未知数ですが
帯の推薦文を誰もが驚くほどの超有名人に
是非お願いできればと考えております。
ちなみに発売日は9月10日です。
総頁数は192ページになります。
削る必要があると思っていたのですが
6ページ分の加筆余裕があるようです。
リフレッシュもかねて
昇仙峡の隠れたパワースポット
板敷渓谷の「大滝」に行ってきました。
ラジウム鉱石(閃ウラン鉱石)でも
有名なこの場所は真のパワースポットです。