昨日、7月3日(木)発売
日刊ゲンダイの「サラリーマン特集」に
私のインタビュー記事が掲載されました。
リーダーが備えるべき適度の緊張感
W杯の本田圭佑はこれで失敗した
最強チームをつくる「6:4ルール」
「本田選手は大会前から『ワールドカップで優勝する』と公言したり、
『ビッグクラブでプレーしている人とやるのは憧れ』と発言した
DF今野泰幸選手を公衆の面前で『憧れ禁止』と説教するなど、
チームに過度の緊張を強いてきたように見えます。
本人はエースの自覚から、チームにハッパを
かけるつもりだったのでしょうが、結果的に失敗でした。
人間は常に緊張感を強いられると、
最高のパフォーマンスは発揮できないのです」
こう言うのは、「最強のチームのつくり方」の著者で
人材育成コンサルタントの内田和俊氏だ。
別表は内田氏が紹介する「6:4ルール」。
三菱総合研究所マーケティング戦略グループ主席研究員の
佐藤敦氏が、組織活性化の秘訣として提唱している。
組織のリーダーが部下に最高のパフォーマンスを発揮させるには、
<緊張6>対<リラックス4>のバランスが最適だという。
「本田選手の場合、自分(サバイバー)は
緊張感が強ければパフォーマンスが上がると考える、
表の右ゾーンに当てはまりますが、
実際のパフォーマンスは著しく下がってしまいます。
<6:4ルール>は<顆粒球>と<リンパ球>の
2種類の白血球がストレスのかかり方で増減する免疫学に
基づいていますから、きちんと根拠があるのです」(内田氏)
ストレスを感じると「交感神経」が活発になって「顆粒球」が増える。
リラックスすると、「副交感神経」が活発に働き「リンパ球」が増える。
そのベストバランスが6対4というわけだ。
長谷部も逆の意味でアウト
ちなみに<6:4ルール>では、
大会前「日本のサッカーをどれだけ表現できるかが楽しみです」と
発言していた主将の長谷部誠(30)もアウトだそうだ。
「長谷部選手は、表の左ゾーンに当てはまります。
オリンピックで『雰囲気を楽しんできます』と発言して
予選落ちする選手と似た精神状態です」(内田氏)
2人ともW杯は2度目だし、
大舞台でのメンタルコントロールには慣れている。
しかも勉強熱心だから<6:4ルール>は
知っていてもおかしくないはずだが…。
結果論と言われればそれまで。
でも、ちょっとしたボタンの掛け違いでもチームは崩壊する。
同記事は、「YAHOO!ヘッドライン」 や
「ゲンダイネット」 でも紹介されております。
6:4ルールに関しては、
ダイヤモンドオンライン
の連載にも
詳細が載っておりますので是非ご覧ください。