昨日、1月14日(火)発売
日刊ゲンダイの「サラリーマン特集」に
私の最新刊「最強チームのつくり方」が紹介されました。
新年度
これが生き残れる管理職だ
サラリーマンはチームワーク……
わかっちゃいるが、それこそ管理職の大きな悩み。
ところが、段階を踏めば、
わずか3カ月ほどでチームは劇的に変わる。
「最強チームのつくり方」(日経ビジネス人文庫)の著者で
人材育成コンサルタントの内田和俊氏がヒントをくれた。
チームワークを醸成するプロセスは4つ。
「部下の特性を把握する」「信頼関係を築く」
「主体性を持たせる」「チームワークの形成」だ。
①部下の特性を把握する
見極めるべきは、職務遂行能力より精神的習熟度です。
当事者意識がない〈依存タイプ〉や自己チュー、
常に不満タラタラで自信が持てないタイプなど、
まずは部下一人一人の特性を判断することから始めます。
②信頼関係を築く
特性や資質がバラバラの部下に、やる気や信頼感が
植え付けられる簡単な方法は、同じ目線になることです。
部下が座っていれば上司も座り、
部下が立っていれば椅子を勧めてください。
もうひとつのポイントは
部下との感情のしこりを極力残さないこと。
上司は指示の出しっぱなしに注意して、
部下にきちんと伝わったのかに気を使ってください。
③主体性を持たせる
さまざまある方法で最重要なのが
ゴールを決めてしまうこと
〈目標と期限の設定〉です。
ゴールが見えているほど、
部下は自発的に仕事をします。
ただし、ちょっとしたコツがあります。
〈現状把握や分析をしてから目標設定〉が
定説ですが、それを逆にする。
つまり、先に目標を決めてしまうのです。
現状把握から入ると、目標はどうしても
ショボく、無難になってしまいます。
④チームワークの形成
もちろん、これが仕上げになります。
部下と信頼関係で結ばれ
目標達成に邁進すると
時に部下同士が衝突することもあります。
上司は、このゴタゴタを放置せず
しっかり話す・聞くのコミュニケーションを
とることが大切です。
これで4月には
部下の顔つき、仕事ぶりが見違える。
内田氏の著書には
ノウハウがさらに細かく載っている。