先月、クライアント先での出来事。
運搬用のトラックが、ひっきりなしに出入りする車両出入り口で大渋滞。
トラックが構内に入れず長蛇の列ができていたのです。
いったい何事かと野次馬根性で様子を見に行くと
猫の死体を棒でつつく守衛さんの姿。
何ともかわいそうなことに、猫が轢かれて死んでいるようで
守衛さんが、その猫の死体を棒でつついて脇にどけようとしていました。
しかし、目をこらしてよく見ると、どうやら違う様子。
道のど真ん中で、くつろいでいる猫を
猫嫌いの守衛さんがで棒で追い払っていたようです。
その行為が猫のプライドを、ひどく傷つけたようで
猫は猫で「意地でも動かないぞ作戦」を決行し、
道路のど真ん中に寝転がっていたのです。
ここで大の猫好きの私の出番。
駆け寄ろうとした、その瞬間、
渋滞の列から一人の猫好きのトラックの運チャンが降りてきて、
居直っていた猫を大事に抱えながら道ばたに撤収。
これにて一件落着。
道路脇に撤収された猫は
「ふん!てやんでぃー!」と言った後、
大きく背伸びをしながら、あくびをして、
棒でつついた猫嫌いの守衛さんをにらみつけると
勝ち誇ったようにゆっくりと道路脇の茂みの中へと消えていきました。
※ 弊社のクライアント様は写真撮影はご法度の企業ばかりなので、
我が家の太郎君と黒ちゃんを使いイメージ映像を再現してみました。