今月2日の羽田空港での飛行機事故の際、乗員乗客は全員無事だったが、貨物室のペットは助けられなかった事について、「動物も客室に乗せてほしい」とコメントした女優さんが大バッシングを受けた。
体調を崩すほとの攻撃だったらしく、Instagramのコメントは数日間閉じられ、彼女は謝罪した。
人間が最優先されるのは仕方のない事だけど、人間の都合で動物がかわいそうな目に遭うのは、私もその女優さん同様すごく辛く感じる。
例えば犬猫の殺処分、動物実験、ファーコートを作る為に生きたまま動物の皮を剥がす事等、考えると胸が痛い。
でもある時、それを大声で言う資格が私にあるのか、と思ったのだ。
私は、牛、豚、鶏を食べ、皮革のバッグや革靴を持っている。家畜だって同じ生き物なのにそれはいいのかと。
中二の国語の教科書に
寒い雪の夜、牛たちが屠殺場に並んでいる。この光景を神は見ているのか
という内容の短歌が載っていて、強く印象に残っているが、結局私は保護猫を飼い、愛護活動をしている人たちに寄付をする事くらいしか出来ないでいる。
赤ちゃんの時に捨てられたうちの猫