例の吉本興業の件をきっかけに、女性達が次々に過去に受けたさまざまなセクハラやパワハラについて、怒りの声をあげ始めた。


その中に

「東京で電車通学、通勤する女性で、痴漢に遭った事のない人なんて一人もいませんよね」

と言った人がいて、私も(うんうん、そうだろうな)と思ったものの‥。


ちょっと待て


これ、ダメだよね?

うんうんと頷いてる場合じゃないわ。


考えたら、東京の満員電車だけが危いんじゃない。女性はほぼ全員、小さい頃から気持ち悪い男に変な事をされた経験があるはずだ。痴漢とまではいかなくても、背中を撫でられたり、手を握られたり(教師率高し)、すれ違いざまに卑猥な事を言われたり。


そして、世の中にはそういう変態がいるものだと、だから女の子が自分で気をつけなければならないのだと、何となく諦めている。


男性のほうはというとどうも、ちょっと触られるぐらいどうって事ないだろう、減るもんじゃないし、くらいに軽く考えてるんじゃないだろうか。


大体日本は性犯罪に対して甘い。


性犯罪者は再犯率が高いのだから、リストを作り、金融機関の信用情報のように必要に応じて照会出来るようにするべきだし、例えば小児性愛犯罪者や再犯者は病気なのだから去勢するのが本人の為にもなると思う。


もっと厳しくしないと!


私の希望だが、性教育の一環として、セクハラや性犯罪が下劣極まりなく、許されないものであるという事、それを犯すと一生を棒に振るのだと、子供達に教えてほしいと思う。



綺麗な薔薇でお清め