術後の説明を受けた時、何より気になったのが再発の可能性だ。


ドクターがこの病院に赴任後、6名の手術をして、その内男性1名が再手術(開頭)になったそうだ。


「おいくつぐらいの方ですか?」

とお聞きすると、

「えーと。松子さんよりだいぶん年上ですよ。確か定年退職されたばかりだからー‥」


(ん?)🙄


「うん、◯◯才だったかな?」


(ぜ、全然年下ですけど)


笑いながら

「先生、私◯◯才ですよ」

と言うと、先生


慌ててカルテを見直すやいなや

「わーっ! ごめんなさい、ごめんなさいっ! 僕ずっと◯◯才って勘違いしてたっ! ごめんなさいっ!  ほんとにごめんなさいっ!」


いや、そんなに動揺しなくても大丈夫です。

10才も若く勘違いされて、むしろ嬉しいくらいですw


私は俄然上機嫌になり

「私今のお話でもう病気全部治りましたっ!」

と先生に言ってしまった。アホですね。


そして、(気持ちだけ)スキップしながら病室に帰ったのだった。


体育教師みたいな主治医様