前回の記事【コロナ?私が病院に行くまで】6.やっぱり断られるの続きです。
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あの病院で診てもらおう。
とは言え、もしコロナの場合の後々の影響について考えると決心がつきません。
まず、感染しているかもしれないのに病院へ行くことのリスク。
同居家族も巻き込んで、自宅待機、会社も営業停止、消毒云々。。。
ネットや新聞にも「京都で50代女性感染!」とか掲載されて、「どこどこの誰々さんらしい」とか噂される。
姉にLINEで連絡していたら、死ぬよりマシやん!と病院に行くことを勧められました。
なるほど、普段は優柔不断でなんも決めない人に限ってこういうときは即決するんだな、などと変なところに感心しながら、
そしたら行くか!という気になりました。
そのことを母に連絡すると、もう少し様子を見た方がいいんじゃない?とのこと。
そう言われると私も気持ちがぐらつきます。
もうどうしたらいいのか。。。
確かに、コロナに感染していても軽症の人は誰にも知られずに完治して、普通に生活しているのかもしれない。
軽症なら、このまま自然に治ってしまうくらいなら、わざわざ大事にしなくてもよいのでは・・・という考えと、いやしかしこのまま放置して命を落としかねないようなことになったら・・・という二つの思いがぐるぐる頭を回ります。
ならば一旦病院に行くのは明日にして、
とりあえず、
とりあえずは横になろう。。。
でも人間切羽詰まっている時はなかなか眠れるものでもありません。
目をつぶってもいろんな考えが堂々巡りです。
そうこうしているうちに何となくお腹がすいて何か食べようと思い、その前に検温しておこうと体温計をはさみました。
すると、熱が6度8分しかない。
さっきは確かに7度5分だったのに、いつの間にか下がってる。
数時間でこんなに差が出るもの?
私が持っている体温計は昔ながらの水銀体温計で、脇に確実にしっかり挟み込まないと正しく測れないらしいので、しばらくたってからもう一度注意して測ってみたら今度はなんと6度3分です。
普段熱を測っていないのではっきり分からないのですが、たぶんそれぐらいが私の平熱です。
その数字を見たからか、急に「わたし、大丈夫かも!」という希望が湧いてきたのでした。
そこからはもう余裕のよっちゃんです。
しっかり晩御飯もいただいて眠りにつきました。
(【コロナ?私が病院に行くまで】8.病院へに続きます。)