今、「ピアノの森」という漫画を読んでます。

ストーリーは、天才的なピアノの才能を持つ少年と、ピアニストを目指す、努力で才能を得た秀才少年が出会って…みたいなやつです。(ありがちっちゃあ、ありがち。笑)

その中で、こんなシーンがありました。

二人がコンクールに出るんです。
で、秀才努力少年は楽譜通りに完璧に弾いて、審査員も全員満点をつけた。
一方の天才少年は、楽譜を無視して、自分なりのピアノを弾いちゃうんです。

そこで、審査員の意見は割れるわけです。

完璧に弾いた秀才努力少年は全員、文句なしに満点。
しかし、天才少年の方は、満点をつけた人と、0点をつけた人がいるんです。

そこで議論がなされるんですが、そこでこんなセリフが。

「あれは神から受け取った、天才という才能ですよ。それに人間ごときが関わっちゃいけない。」

とても意味深な言葉です。

きっとこういうことだ。
世の中には、天才と呼ばれる人が数多くいますが、それのすごさなんて、一般人には理解しえないものなのだと。

俺も、松本人志や島田紳助、小林賢太郎など、数多くの天才の作品を見てきたけど、もしかしたら、その作品のすごさの一割も解ってないのかもしれない。

理解していたかどうかは、将来、俺が天才と呼ばれるかどうかだな。