京都駅からまた電車に乗り、ライブ会場の平安神宮へ。

平安神宮前には、ライブ名物のダフ屋さんがおりました。

「ニイちゃんコンサートか?」

「えぇ、まぁ。」

「チケットはあるんか?」

「いや、ないんすよ。」

「チケット買うか?」

「いや、持ってるんで。」

ダッシュで逃げました。

中に入ると、会場準備が着々と進められていました。

せっかくなのでお守りを購入。

6時間待つと、

「平安神宮は閉館になります。コンサートをお待ちの方は、一旦、外へ出てください。」

とアナウンス。

「先に言えや。」

と、渋々外へ。

段々暗くなってきて、タンクトップ一枚じゃあ寒くなってきたので、持ってきてた上着を着ました。

待つこと一時間。

リハーサルの音や声が聴こえるなか、師匠のライブでお世話になっている方々と合流。

2、30分後、開場。

そして、開演。

ライブは、三日月が見えるなか、行われました。

そこで聴く「月の舟」「月夜」は極上。
「Why」を聴いて号泣。
「nothing-Remix Ver.-」を聴いて感動。
「約束の場所」を聴いて興奮。

他にも、「for...」のチェロver.や、「Bound for identity」など、滅多に聴けぬ曲があって、最高のライブでした。

アンコールラストを「BACK TOGETHER AGAIN」で締めて、ライブは終了。

う~ん、もっと聴いていたかった。


特に「遠影」を聴いた時は感動でした。当時はまだリリースされてなくて、そこで初めて聴いたんですよ。
曲を聴いてくれたら分かると思いますが、その時俺ん家には問題がいろいろあって、すごく「家族」っていうものを考えてた時期でもあったし、ひとりで東京から来たんで、あの時の俺には、すごく心に響く曲でした。
あ、「Why」も。(笑)


ライブ終了後、鼻をすすりながら、また電車に乗って、ホテルへ。

大浴場を独占して、からあげ弁当食いながらテレビで「デスノート」見て、友達に電話かけて、メールして、関西ローカルの番組を見ながら寝ました。

俺にとっては、いろんな事を考える一日でした。

そして、最高の一日でした。