俺は、好きなもんに理由なんてないと思う。

例えばCHEMISTRY。

歌が大好きだし、彼等を尊敬している。

多分、「何で好きなの?」って聞かれれば、曲がいい。とか、「うまい」だけじゃなくて「いい」歌を歌う人だから。とか答えると思う。

たしかにそう。嘘じゃない。

でもそんなのは正直、後付けだ。

本音は「なんかいい」って思ったからだ。

いや、思ったんじゃなくて、感じたのだ。

お笑いもそう。

誰にも教われないとか、人を笑わすことが気持ちいいとかっていうのはあるけど、でもやっぱり理由なんてない。

「何かいい。」のだ。

「何かいい。」っていう感覚。すごく大事だと思う。