皆様こんにちは。
今日は、さすがに寒い。
更年期で、いくら身体が火照っているとは言え、
やっぱ、寒い時は寒い。
それでも、今年は、
未だに家の中で靴下をはいていないという、
愚痴聞き部屋管理人、
愚痴聞きカウンセラー作家の、心笑亭 杉のです。
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(作家名は『仁科二哀』です)
少し前のニュースだけど、
あの、オウム真理教で、
何年間も逃亡していた「菊池直子氏」の裁判での判決が、
無罪だったとかいうニュースが流れて。
あ~なるほどな~
と、
あの、逃亡生活を、「社会的制裁」としたのかな、
なんて、杉のは思ったのだけど。
この方が、逮捕されたのは、いつだったかな?
まだ、うちの息子が高校生・・・たぶん、二年生、17歳だったと思うのだ。
あの、オウムのいろいろな事件が繰り返された頃は、
まだ息子は生まれていなかったと思うので、
息子が生まれてから、ここまで、
この人は、ずっと、逃亡生活をしていたんだな~
と、その時、そんなことを考えていたと思う。
その、逮捕の速報が流れたのは、
ちょうど、サッカーだかなんだかの試合が中継されていて、
そこに、テロップで速報が流れたとき、
おそらく、自分が生まれる前で、
何も知らないはずの息子が、
「わおおおっ、この人捕まったんや!」
と、叫んだほど、もう、誰にでも、この人の手配写真は目に焼き付いていて。
それでも、
その逮捕された時のこの人は、
その手配写真とは、全く別人かと思うほど、
やせ細って、年がいってた。
当たり前だけど。
そんなこと、当たり前だけど。
その速報が流れる、テレビの中では、
サッカーの応援で、
大きな歓声をあげる、
女性たちが、写っていて。
その幸せそうな女性たちをみると、
杉の、なぜだか、とても心が重たくなった。
この菊池直子さん。
陸上が得意で、スポーツ万能なお嬢さんだったらしい。
オウムの中でも、スポーツ関連の役職についていて、
なんやかんやと、頑張っていたという。
オウムなんかと出会わなければ、
この人、
今頃、サッカーの試合をみて、
大歓声を上げてるような人だったんだろうな、
なんて思う、自分がいて。
おそらく、
この宗教を信仰していた、ただの信者さんたちは、
この杉のなんかよりも、
もっともっと素直な、心の綺麗な人だったんだろうな、
なんて思うと、
その、逮捕された菊池直子さんを、
冷たい目で見たりすることができなかったことを思い出した。
かといって、そのオウムがしたことは許されるべきではない。
だけど、
知っていてやった人たちと、
何も知らなかった人たちとの差は、絶対になにかしらあってほしくて。
それでも、
その何も知らなかった人たちも、
その、オウムのしたことで、
大勢の人たちを、苦しみに追い込んだことを、
きちんとわかってもらいたくて。
それでも、
この十七年以上、
自分の過去を見るしかなく、
悔いることしかできなかったであろう菊池さんには、
これからは、
未来を見て、生きていってほしいな、なんて、思う自分もいて。
「無罪」
この言葉の重みを、
誰よりも感じているのが、
菊池直子氏であってほしいと思う。
なんて、今日は、ちと真面目にお送りしました。
それではまた
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