杉のの花火大会。 | 心笑亭 杉のの笑いの空間

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皆様こんにちは。

昨日はうちの市の大花火大会。

豪雨、雷、大荒れ注意報。

それでも、それを決行すると決めた、

市の職員たちにある意味憤りを隠せない、

愚痴聞きカウンセラー作家の、心笑亭 杉のです。





昨日は大雨の中行われた花火大会。

そんな中、

杉の、バイト行ったわさ。

だって、

その日は一年のうちで、最も客が入ると言われる日のため、

欠勤を認めないという、悪魔のお達しが通達されているのだ。


しかも、去年もブログに書いたけど、

杉ののうちは、その大花火大会が行われる海の、すぐそば。

そのため、杉のの出勤時間と、大花火大会の終了時刻が重なり、

うちの前は、帰途を目指す人だかりや、ちっとも進まない車の渋滞で、

うちから車を出そうとも出せない状態なのだ。


このバイトを始める前は、そんな状態を鼻で笑い、

あ~近くで良かった、と言わんばかりに、玄関前でBBQなどを繰り広げ、

なんとも優越感に浸っていたのだけど、

二年前から、そんな状況とは打って変わり、

車が出せないために、その人だかりの列に混じって、

バイトに向かう羽目になっている杉のなのだ。


まあ、自転車なら、そう苦労はしない。

返って、その人ごみの中を走り抜ける爽快感とともにご出勤、てなことなのだけど、

去年は、その自転車に乗って息子もバイトに行っていたため、

なんと歩いて、バイトに向かうことに。

だけど、それはそれで、いろんな発見もでき、心地よい筋肉痛を残しながら無事、花火大会終了。

その時の記事がこれ。




忘れた頃にやってくる





が、しかーし。


今年は、豪雨、雷、大荒れ注意報。

そんな中、どうすればいいんだって話である。


もちろん、自転車はどう考えても無理である。

カッパ着て自転車こぐ勇気は微塵もない。

といって、この大雨の中、傘をさして徒歩30分、っていうのも、

すぐそこに行くのもマイカーで行っている田舎者にとっては、かなりの酷な話だ。


しかし、ちょっと待て。

いくら、花火大会決行といっても、

この大雨の中、のんきに花火を見に行くものがいるのだろうか、

という疑問が湧いてきた午後五時。


例年なら、杉ののうちの前は、場所取りに向かう人や、どうにかこの近くに駐車しようともがく車で一杯になっている時刻だ。

それなのに、歩いている人はほとんどいない。

車は、ちらちらと見えるけれど、駐車することも容易なご様子。


ということは、



なら、車出せるんじゃね?



と、少しの期待を抱きながら、

その頃はまだ、杉のは中止も視野にいれ、友達とメールをしながらのんきに仮眠に入った。

体力温存。

だって、ファミレス、大賑わいだから。

休む間もなく、料理作らなきゃいけないから。

帰り、何時になるかわかんないから。

毎年、結局朝の4時頃まで店にいるから。



しかし、目を覚ますと、花火大会決行という、なんとも無情な市の判断。

とんだ、肝っ玉精神である。


つっても、この雨。

誰が嬉しそうに花火を見に行くんだと、外を見てみると、

意外や意外、結構な人だかりである。


出勤時間にもなると、そこそこ帰りの車がうちの前を走っていた。

しかも、毎年、店の大通りも渋滞で、路肩に一杯車が停められてる状態だ。


こりゃ、大通りは車は無理かもしれない、という心配も出てきた。


いくら早めに車で出かけても、途中で立ち往生してしまう可能性もある。

それに、花火大会とは関係なく、店は混雑している確率はかなり高い。

つうことは、せっかくたどり着いても、車を止める場所を探すのが大変かも知れない。



仕方ねえ、歩くか…



と、家族会議の結果、

杉のは、

「帰りは何時になっても俺が迎えに行ってやる」と心強い息子の声に背中を押されながら、

バーバの傘を借りて、徒歩で出勤と相成った。


バーバの傘。

もちろん、杉のはいつも車に乗っているため、自分専用の傘なんて持っていない。

てゆーか、

バーバ、

マジックで、大きく、「すぎの」って書いてある。

恥ずかしいったらこの上ない。


だけど、この際背に腹は変えられない、と、いざ歩き出して見ると…











人っ子ひとりおらんがな。

車も、ほとんど走っとらんがな。

大通りは、やっぱ渋滞してたけど、

店の駐車場、ガラガラやがな。





てなことで、




店に着いた時の杉のは、

汗と雨にまみれ、

服はびしょびしょ、髪もびしょびしょ、

靴下は完全水没。


しかも、



化粧跡形なし。






「誰かと思った!!!」



と、完全に別人で登場した杉のに、キッチンから若者たちの爆笑に包まれた声。



「なんで歩いてきたん?」

「俺、車できたで?」

「あたし送ってもらったで?」



とさんざん笑われること数十分。




ったく、





うるさいわっヽ(`Д´)ノ






ほんま、お前ら覚えておけよ!!






そんなわけで、昨日は、靴下水没のため、

石田純一バージョンで職務を遂行した、杉のでした。

ちなみに、十数年勤務しているダンディー稲垣によると、

「こんなに暇な花火大会初めてや!」

ということでした。





花火の画像?

そんなもんないよ!