登場人物
かわきたももこ
田中はじめ
本編
かわきた「
ああ、ここがかの有名な霊能力者 田中はじめさんのお宅ね
」
ナレーター「
かわきたももこは、新進の女優であった。
彼女は、自分の将来やらなにやらを相談したいということで
高名な霊能力者たなかはじめのもとを訪れた。
」
かわきた「
あのどなたかいらっしゃらないですか
」
たなか「
あぁ、昨日連絡をもらった方ですね。どうぞ
」
かわきた、中に入る、テーブル越しに話を聞く
たなか「
はじめまして、霊能力者のたなかです。
今回のご依頼について、もう一度お話し願えますか
」
かわきた「
じ・じつは、
私の体に数カ月前から異変が起こり初めまして、
実は、かたがこう、なんか痛いんです
」
たなか「
整骨院にはいかれましたか
」
かわきた「
そんなんじゃないんです。
なんかこう、整骨院とかというか
整骨院じゃないんです。
こう、のろわれている感があるんです。
」
たなか「
かたが痛いだけなら、整骨院にいくか
病院に行って、なおしてもらったほうが
いいですよ。
我々は、医療ではないですから
」
かわきた「
実は、家の周りにおふだがはってあるんです
私の名前で、死ねって
」
たなか「
かたがいたくなったのは、そのあとですか
」
かわきた「
わたしもたぶん、ただのかたこりだろうと
知り合いのマッサージ店で施術してもらってたんです。
でも、普段からよくいってましたし、
治らないんです。
」
たなか「
う~ん
そうですか
わかりました。
ではみてみましょう
」
たなか、祈祷をはじめる。
たなか「
はいりました
」
たなか、じしんまんまんのおももちで見つめる
かわきた「
あ・あの、はいったんですか
」
たなか「
なんでもきいてください
」
かわきた「
ああの、どうしてかたが
」
たなか「
…、
たぶん
」
かわきた「
たぶん
」
たなか「
いや、あなたの親御さんに問題があります
」
かわきた「
おやですか
」
たなか「
あなたのご両親は、
父兄参観のとき
非常にとある人に失礼なことをしたんです
」
かわきた「
父兄参観、ずいぶん昔ですけど
」
たなか「
たぶん、おせじで、おじょうさんはおかわいいといわれたんです
そのあと、ご両親は、
かわいいから女優にするつもりだと豪語したんです
まあ、女優ですか、それは、大変ですね
たわいもない会話です。
あんな人気の仕事につかせようとしたら
さぞコネがいるだろう
そんなことは思っても大人は、いわずに
まあ、楽しみとか適当なことを言ってお茶を濁すのが
常です。
それなのに、その人は、大変だと本音を言ってしまったんです。
それで、親御さんは、いらっとして
こういったんです
あんたのところのでは、無理でしょうけれどもね。
しばらくの沈黙ののち、
その相手方は、ぶちぎれて、いってしまわれました。
その後ptaで、千度悪口を言いふらされたり
したんですが、
そんなことでそこまでするのはおかしいとなってですね
その相手方は結局引っ越されたんです
」
かわきた「
あいざわさん
」
たなか「
ということです。
その方が、そういうことをしてるんです。
おそらく、私学に通ってらっしゃったはずですが
」
かわきた「
ははぃ
」
たなか「
その後、別の私学に通われたようですが、
やはりですね、
はいりこめずにですね、
最終的にひきこまりになられました。
人生を大きく狂わされた
ということで、あなたたち一家を大きく憎んでらっしゃる
むむ
これは、邪気です
非常な邪気です
なんとかせねば、
さらに不幸が起こるでしょう
」
かわきた「
いぃったいどうすれば
」
たなか「
そのかたと仲直りすることです
それが一番の良策です。
」
かわきた「
仲直りですか
」
たなか「
非常に難しいですが、
彼らの苦しみを解いてあげるには
あなたからの誠意がいります
」
かわきた「
どのようにすればいいんでしょうか
」
たなか「
…
そこから先はあなたが見つけなければいけません。
あなたの誠意を示す。
それがhintになります。
」
かわきた「
せいいって、一体
それに、具体的に何をしたらいいかわからないって
適当じゃないですか
もういいです
」
かわきたそういってでていく、
たなか「
まあ、戻ってくるだろう
」
アナウンス1か月後
かわきた、ふたたび、やってくる
かわきた「
あぁの
」
たなか「
待ってました、さぁ、どぅぞお入り下さい
」
かわきた「
今度は、両方の肩がいたくて
」
たなか「
整骨院にはいかれたんですか
」
かわきた「
前のマッサージだけでなく、病院にもいったんですが、
治らなくて
」
たなか「
でえ、再びやってきたと
」
かわきた「
前回は、お金も払わず申し訳ありませんでした。
」
たなか「
きになさらないでください。
ちゃんと、見ましたから
」
かわきた「
見たってなにを
」
たなか「
あなたの人生です。
」
かわきた「
わ・私の人生を
」
たなか「
あなたは、高校卒業後、上京
プロダクションのコネで、コンクールに入賞
その後、やつぎばやに、青年雑誌のグラビアを飾り
知名度を獲得
そのあとは、
とんとん拍子で、出世街道をばく進
今は、女優に転身されました。
演劇にも挑戦され、
非常に注目されている女優になります。
」
かわきた「
あぁ、みたって、要するに、どっかのプロフィールとかを
チェックしてくれたってことですね。
ただ、コネで、入賞したっておっしゃいましたけど、
コネじゃありませんからね。
ちゃんと厳正な審査を経て
ちゃんとしたルートで入賞しましたから
」
たなか「
私にはわかる。
あなたの事務所の社長が
業界の力を使い、入賞させたんです
」
かわきた「
証拠は、どこ
」
たなか「
…、みたんです
」
かわきた「
うさんくさい、
」
たなか「
とにかく、
今日いらっしゃったのは、このあいだの呪いが原因です。
」
かわきた「
コネだったかも
」
たなか「
なんで、また戻ってこられたんですか。
」
かわきた「
あ、あたしィ、
見たんです
」
たなか「
何を
」
かわきた「
確かに、あなたの言ってたあの娘が、
私のほうをじっと見つめて、
ものすごく陰湿な笑い方をしてたんです。
」
たなか「
ほう、どんな顔でしたか
」
かわきた「
な・なんかこんな
」
かわきた、陰湿な笑いをする
たなか「
それは、何か企んでますね。
きっと、恨んでますね
」
かわきた「
や・ゃっぱり、と思って伺ったんです。
いったいどうすれば
」
たなか「
簡単な話ですよ
憎しみを解いてやればいいんです。
」
かわきた「
どうやって
」
たなか「
だから、自分で考えてください。
じゃあ、今から、誘導しますからそれにこたえてください
」
かわきた「
は、はい
」
たなか「
あなたが、恨んでいる人、許せない人を思い浮かべてください
」
かわきた「
はい
」
たなか「
誰ですか
」
かわきた「
お弟です
」
たなか「
さしつかえなければ、
なぜか教えて願えないですか
」
かわきた「
…、昔、私たちは、近親相姦のかんけいでした
」
たなか「
うっ、
」
かわきた「
いつも一緒で、
きづいたら、一番信頼できる関係で
弟が、大人になってきて
それで、奪ったんです
」
たなか「
うぐ
」
かわきた「
ちゅうしちゃったんです
」
たなか「
ちゅ~
」
かわきた「
そしたら、それ以来一切
口をきかなくなったんです
」
たなか「
ちゅーですか
」
かわきた「
ちゅーだけで、口を利かなくなって
すごいショックだったんです
」
たなか「
そうですかそれは、あなたが悪いですが
では、弟はどのようにしたら
あなたと仲直りできるでしょうか
」
かわきた「
そうですね
とりあえず、土下座
それから、ちゅーをしてくれたらですかね
」
たなか「
なるほど、それだけですか
」
かわきた「
それから、自分の仕事の手伝いをさせたいですね
なんか、大学で、IT関連の勉強をしてるみたいなんですが、
やめさせて、私のマネージャーにでもさせたいですね
」
たなか「
子分にしたいんですか
」
かわきた「
はい
」
たなか「
なるほど、あなたは、弟をずっと自分のもとにおいておきたい
ずっと一緒にいたいと考えてらっしゃるようです
さて、今回の件ですが、
要するに、向こう側は、
あなたのことを相当恨んでらっしゃる
確かに、些細なことで
嫌がらせをしてしまった落ち度はあるのですが、
しかし、暴走させるほどではなかったですね
今回、弟さんをお許しになるには、
チューをしてほしい
そして、土下座してほしい
仕事の手伝いもしてほしいとおっしゃいましたね。
では、何故そうお考えなのか考えてください
」
かわきた「
は はい
う~ん
たぶん、
自分のことを許しているけじめをつけさせたいんじゃないかしら
う~ん
たぶん、ちゅ~しちゃったこと
をゆるしていることを示すには
ていうかまた、ちゅーするかもしれないですからね
次また、裏切られるのがいやというか
」
たなか「
そうですか
たしかに、
私もそういう風に思います。
では、あいざわさんでしたね
は、どうしたら許すと思いますか。
」
かわきた「
う~ん
同じくけじめをつけてもらったら
いいのかしら
」
たなか「
どんな風に
」
かわきた「
うーん
たぶん、お母さんの問題ですから
お母さんにきいたらいいのかしら
」
たなか「
おかあさんですか。
どちらのですか
」
かわきた「
あいざわさんのです
」
たなか「
もしも、あいざわさんが、
はなしもしたくないという感じならどうでしょうか
」
かわきた「
いや、それはなぃんじゃないのかしら
だって、向こうから、謝りに来たわけですから
こっちも、別に、ずっと維持張ってても
精神衛生に悪い影響があるだけじゃないですか
だったら、まあ、今回は大目にあげるわと
いう風になるんじゃないでしょうか
」
たなか「
こういうことは、細心の注意が必要なんです
あなたも、
riskというものをご存知ですよね
risk
例えば、
今日こちらに来られるとき
もしも、私が
一回見たので、
もう来ないでほしいと突っぱねていたら
どうだったですか
」
かわきた「
ああ~、何べんも来ますね
だって、肩がおかしいから
絶対変ですから、
こんなの、絶対、幽霊だから
」
たなか「
何べんも来るんですか
そうですか、
もしも、ですね、
もしもですよ、
たとえば、もっと、効果的に相手の心を開く
そういう準備をしていたとしたら、
1回で、私は、偏屈にはならなかったかもしれないのです。
なんべんも来るとおっしゃいましたが、
それは、大昔、諸葛孔明を劉備玄徳が
口説いたときにもちいた戦法で、悪くない
しかし、今回は、
そう悠長なことを言ってる場合ではないのです。
肩が悪化すれば、演技にも差し支え、
さらには、たとえば、あなたの
マネージャーに揉ませたりなどしていたら
もしかすると
仕事も減らされるかもしれない
そう、一こくの猶予もない話かもしれないんです。
したがいまして、あなたの、今回の対応は、
最善ではないといえます。
もっと、簡単に心をひらかせる方法があるのであれば、
ねっ、それが、最善なのです。
さあ、どうすればいいと思います。
私の心を開かせてください
」
かわきた「
…、
正直、そう冷静には、
なれないと思います。
たぶん、罵倒して、
死ねこの糞霊媒師とか
いんちきおやじとか、
偽善者とか
罵倒して
それでもまあ、戻ってきて
すみませんでしたと謝って、
まあ、そういうのを何度も繰り返して、
結局、まあ、お茶菓子でもおいてかえるっていうのを
続ける形になってたのではと思います。
まあ、別の霊媒師さんにお願いしてもよかったわけですし
」
たなか「
そうですか、
でもね、かわきたさん
それってね、
ちょっと、あれじゃないですか、
なんか、
応用が利かないというか
変じゃないですか、
変な対応じゃないですか
変ですよ
変
」
かわきた「
変、霊媒師のほうが変ですよ
みんな、一生懸命働いているのに
自分は、のんきに椅子に座って、
適当に、ああだこうだいって、
そんな楽な仕事だったら誰だってやりたいですよ
そんな、いろいろ詮索する霊媒師って聞いたことないですよ
さっさと、教えてくださいよ
」
たなか「
まあ、
私ならこうします。
つまり、合わなくいけなくします。
要するに、
霊媒師なわけですから、
仲間がいるはずです
そちらを責めます。
あるいは、私が、普段お世話になっている方を攻めます。
どうですか。
そうすれば必然的に合わないといけない状況にもっていけると思わないですか
」
かわきた「
まぁっ、それはそうですが、
どうやってしらべれば、
探偵でもやとえばぃぃんですか
」
たなか「
そうです。
探偵いずベストアンサーでした。
ここで、まあ、違う方法
自分で張り込みをするとか、
まあ、そういうことをすることもできますが、
やはり、professionalを雇いたいところ
ただし、お金はべらぼうにかかります。
一説によると
とある浮気調査で、財産が吹き飛んだとか。
それだけ、こういうのは、お金がかかります。
やるからには、それなりの覚悟が要ります。
」
かわきた「
覚悟そうですか、なんとか、します。
」
たなか「
そう、
しかし、払わないほうがいいに越したことはない。
しかし、行って、アウトならこれは、
非常に印象が悪くなる。
いくら、周りからお願いしてもらっても、
なかなか難しくなる。
そう、最初断るという意思を伝えられると
次は、非常に難しくなります。
したがって、ここも探りを入れます。
そうっ、うまいこと、相手の気持ちを汲むわけです。
あってもいいかどうかを探る方法としましては、
とにかく、ちょっと、顔を合わせる
あるいは、おみあげを渡すなどです。
長年、合ってないのに、おみあげを私にいくのは
非常に、おかしな話です。
しかし、たとえば、偶然を装うなどできると思います。
偶然を装い、ばったり遭遇したように装い
せっかくなので、これあげますという具合です。
まあ、難しいですが、どんなあんばいか見てみて、
いけそうなら、話を聞き出そうとしてみましょう。
」
かわきた「
はっはい
なんか難しいですね。
」
たなか「
舞台も同じ。
真剣勝負
同じです。
しっかり、練習して臨んでください。
」
かわきた「
な・なんで、そこまで・・・
ははぃ
」
セット変わる
かわきた、あいざわの家の前で待ち伏せる
かわきた「
しっかし、探偵ってどうやって住所調べてくるのかな、すぐ見つかったな
」
あいざわ出てくる
かわきた「
あ・あの~怒ってないですか
」
あいざわ「
ぜ全然、た確か同級生でしたね
かわきたさんですよね
」
かわきた「
そう~、じ実は、あいざわさんが転校していったの
私の親のせいじゃないかと思ってまして
それで、お詫びに来たんです
」
あいざわ「
えあ~あれは、
親が、転勤で
あれだから、ひとりだけ残るのも
それほど、居続けないといけない理由もなかったから
えっ、それで来たんですか
」
かわきた「
うん、霊媒師が、あいざわさんが呪ってるから
謝りに行けと
」
あいざわ「
え~、のろってなんかないよ
むしろ、応援してたぐらいなのに
これも何かの縁なんで、また、一緒にご飯でも
」
かわきた「
あはい~
」
あいざわ「
もっと、お話ししたかったんだけど、
ちょっと、忙しいんで
じゃあ、番号の交換だけ
」
かわきた、あいざわと交換する
かわきた「
ご・ごめんね
」
かわきた、あいざわわかれる
セット変わる
再び、田中の家
かわきた、ピンポンなしで上がりこむ
たなか、腹筋をしている
かわきた「
あら~、腹筋ですか
精が出ますね
」
たなか「
あのね~
いきなり、ピンポンぐらい押してくださいよ
なんですか、一体
」
かわきた「
ぜ~んぜん邪気なんてなかったけど
」
たなか「
なかったですか
いや、間違いないです
彼女ですよ
彼女の本心を見抜けなかったんです
どんなふうにしてあってきたんですか
」
かわきた「
呪ってないか、怒ってないか
ダイレクトに聞きました。
」
たなか「
ダイレクトに聞いた
えっ、で~怒ってないって言ってきたんですか
」
かわきた「
まあ、そうですね
電話番号も交換したし、
まあ、今後も連絡を取ろうと思えば取れる感じですね
」
たなか「
そっ、その番号気を付けてくださいね
」
かわきた「
えっ
」
たなか「
無言電話とかかかりまくる可能性大ありです
」
かわきた「
うっ
」
たなか「
とにかく、あれしてください。
おこってなかったんだったら
お詫びをしてください
」
かわきた「
おわびですか
」
たなか「
はい
おわびです。
要するに、相手は、芸能界は大変だといったんですよね
そしたら、お母さんがおこって、そっから、だめになったんですよね
ということは、
あいざわさんがいったことは正しかった。
芸能界は、本当に厳しかった。
だけど頑張ってます
ありがとうございました。
でいいんです
」
かわきた「
あんたねえ
おこってないっていってるでしょ
そんなよわごしで、この芸能界
わたっていけると思うの
あほちゃう
」
かわきたおこって、出ていく
たなか「
あほはおまえじゃ
」
暗転、再び、田中の家のセット
かわきた、今度はチャイムをならす
田中「
どうしたんですか、今日は浮かない顔ですね
中へどうぞ
」
かわきた中に入る
かわきた「
わかりました。
無言電話がはんぱない
もしかと思って、
たなかさんじゃないですよね
」
たなか「
なわけないじゃないですか
探偵でもやとって、逆探知してもらったら
あいざわさんの家か電話につながりますよ
やっぱり、そうでしたね
」
かわきた「
あ・謝ればいいんですよね
」
たなか「
だから、おっしゃったとおり、芸能界は厳しくて
まあ、大変だったでいいんです。
お茶菓子の一つでももって、
そうですね、玄関の前にでもおいてったらいいんです。
そんなに怒ってない風だったのなら
それでいいでしょ
」
かわきた「
はぃ~
今回、来たのは、それだけじゃないんです。
」
たなか「
なんですか
」
かわきた「
じ・実は、
私、webを使って
番組を配信してるんです
」
たなか「
そうですか
それは、大変ですね
まさか、そこにでろとかですかね
」
かわきた「
はい
たなかさんなら、面白いコーナーをしてもらえると思うんです
」
たなか「
・・・
正直
正直
いやですね。
でも、私の使命は、まあ、こうやって人助けすることなので、
まあ、やれといわれたらやる以外ないですね
」
かわきた「
まじで
やっばい
まじで
ありがとうございます。
あいざわさんのおかげで田中さんと出会えて超luckyです。
あのメス豚ぶっころすと思ってましたが、
もしかしたら、田中さんと出会えるように
用意してくれたんですかね
」
たなか「
そ・そんなに、喜んでもらえると光栄ですが
どどんな番組なんですか
」
かわきた「
web番組って
あれなんです。
fanとの交流がメインなんです。
ファンの皆さんが、お金を払って身に来てくれるっていう
なんていいますかファンあってのものなんです。
でも、正直
何したら喜んでもらえるのかで頭を悩ますんですね。
みんな、私のことを知りたいとか
まあ、交流したいとかで見に来るんですけど
正直、新しさがいるじゃないですか
前も、その話したじゃんみたいになるんですよね
結局。
ですんで、まあ、
知り合いに霊媒師さんがいて、
超当たるんだと話したところ
ぜひ、fanの皆さんもみてもらおうと
なったんですね
」
たなか「
そうすか、ファンのみなさんを見てあげるんですね
」
かわきた「
なんか、前、入りましたとかやってましたよねえ
」
たなか「
ええ
」
かわきた「
あれ、もうちょっと、面白くしないですか
もうちょっと、こう、振り付けを入れて、
卑弥呼みたいに、やってみてもらいたいんですよ
」
たなか「
霊能力者のなかで、そういうパフォーマンスが
面白い人はたくさんいます。
僕は、でも、やらないです。
なぜなら、そんなしても、しなくても一緒だから
」
かわきた「
いや、そこをちょっとですね、
こう、なんか、うわみたいな
みんなびっくりするようなのにしてほしいんです。
別に、当てなくていいんで、
なんなら、仕込んでもいいんで、
」
たなか「
仕込みってなんですか、
そんなインチキさせるつもりですか、
」
かわきた「
いや、まあ、最初は緊張とかすると思うんですね
ですんで、
まあ、スタッフさんをみてもらうみたいな感じで
徐々にファンのみんなも見てもらうてきな
感じでいこうかしらとおもってるんです。
」
たなか「
う~ん、
変な踊りとかはいやですけど
」
かわきた「
・・・恰好だけでも変えましょう
そうですね、
猫なんてどうですか
」
たなか「
は
」
かわきた「
猫ねえ、癒し系でいいんですよ
たなか「
ずいぶん、女優なのか、プロデューサーなのか
訳がわからない人ですね
」
かわきた「
猫なんですよ
犬はねえ、なんか人気でないんですよ
猫はなんか、人気出やすいんです。
猫で行きましょ、ね
」
たなか「
猫のかっこうするだけですか
」
かわきた「
こう、語尾とか、にゃんとかいってくれたら
いいんです。
」
たなか「
いや、無理ですね
そんな、霊視の妨げです。
」
かわきた「
語尾ににゃんってつけるだけですよ
じゃんみたいに、にゃんっていってくれたら
それだけで、女性ファンとか、つくんですよ
」
たなか「
・・・、やっぱりなかったことにしてもらえませんか
」
かわきた「
なにいってるんですか、
こんなチャンスめったにないですよ
私、毎日来ますよ
」
たなか「
いや、暇そうにしてるようにみえて、
そんな、毎日いないですからね
」
かわきた「
いっつも、ごろごろしてるじゃないですか
仕事しないと
」
たなか「
むりだって
」
かわきた「
大丈夫ですって
」
暗転